先日、絨毯が我が家にやって来た。リビングには い草ラグを敷いていたが、寒くなって来たので寝転がって気持ちの良い絨毯を探して買ったのだ。
絨毯は、ウール100%の製品がいいな と思って探していたけど、通常のものは毛が抜けないように裏側にラテックスを塗る事になっている。それは嫌だと思っていたが、手織りの製品にはラテックスを使わないものがある。
良いものを少なめに、という方針の「こぶり主義」の私が見つけたのは、ハグみじゅうたん というブランドで、売っている会社の名前は コブリン株式会社 という名前だった。読みだけでなく、そのアルファベットも私が使っている COBLI に N が加わっているだけの違い。私が言うのも可笑しいけど、普通なら KOBURIN と書くはず。
この偶然の一致には運命を感じた。会社の理念にも賛同出来るし、アジアの何処かの国の生産者の手間賃に繋がるのも嬉しい。きっと私はこの絨毯を買う。
ネットの情報からは良い物である事がヒシヒシと感じられたのだが、高価な物だし実際に確かめて見たい。幸いにも近くに取扱いの店があり、夫婦で早速行って見た。
買うからには最上の物を、と思って事前には「ておりシリーズ」という製品を買う気になっていた。しかし、現物を見てみると「てざわりシリーズ」の製品がいいなと思った。こちらの方は厚みがあり、寝転がった時のクッション性が優る。値段も約半分だし。それに「ておりシリーズ」の縁は縦糸を出して装飾的に処理されているからホコリが絡みつきそうだ、との妻の意見も。
そうすると、後は柄の選択になる。決めかねていると お店の人が来週 ハグみじゅうたん展 というものを開催して全種類展示します、その時買うと滑り止めマットがオマケで貰えます、と教えてくれた。
それで翌週 再び店にやって来た。ネットやカタログでは黄色っぽいのだが実際は抹茶ケーキそっくりの色が気に入った。やはり実際に見てみるのは大切である。妻が折れて私のお気に入りを買うことに決定。
そして、これが我が家にやって来た絨毯。サイズも丁度良かった。