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2020年8月27日木曜日

クロール ストローク数を減らせ

 コロナ禍で一時中断していたスポーツクラブ通い。最近また通えるようになり、週に3回はプールで泳いでいる。そして、お腹の出っ張りが見た目でもはっきりと減って来ている。家の体重計によると、内臓脂肪がスポーツクラブ入会前で7だったのが6になり、この一週間は5だと。

爺さんに負けるな

スポーツクラブにはマシンジムやスタジオプログラムもあってコロナ禍以前は色々と試していたのだが、妻が心配しているので今はプールの利用のみにしている。プールではクロールで1時間泳ぐのを目安にしている。

社会人になってから独身時代にスイミングスクールに通っていたし、子供をスイミングスクールに通わせるようになった時もまた何年か泳いだ事があって、自分でもそこそこ泳ぎはうまいと思っていたが、毎日のように通っている人には敵わないらしい。

今のスポーツクラブに入会して初めて泳いだ日、同じコースで泳いでいた人と知り合った。家では「爺さん」と呼んでいるその人は私より10歳以上年上だが「水泳命」の人だと噂を聞いた。3,000m泳ぐのを日課にしているその練習に(途中から)付き合う事になり、追いつかれないように必死で泳いだが、いい目標ができたものだと思っている。

その人はほぼ毎日午前中に泳いでいるから 一緒に泳ぎたくなったらその時間に行けばいい。一緒に泳ぐ気分になれなければ午後に行って泳ぐ。日々泳力を高めつつ、時々爺さんと一緒に泳ぐのが今はスタイルだ。爺さんはクロールしか泳がない。私も同じ。クロールが最も合理的な泳ぎ方なのだからその他の泳法は泳がない。

イージースイミングとの出会い

先日も久しぶりに爺さんと一緒に泳いだ。その日は朝一番の時間よりも30分程出遅れてスポーツクラブに行ったので、爺さんが引き上げた後も暫く泳いでからプールサイドのジャグジーに行った。そこからプールを眺めていたらその人が泳いでいた。その人は以前にも一度見かけた事がある。その時も正午頃に泳いでいたはずだ。

やけにゆっくりと腕を回しているが泳ぎは遅くはない、というか普通の人よりはずっと速い。目測で25mが27秒。私がやや急いで泳ぐタイムと同じ。ストロークは13回。私は21回。ゆっくりと泳いでも速いと物凄く泳ぎが上手く見える。

趣味の水泳を続ける上での数値目標は、今までは泳ぐ距離やタイムしかなかったけど、そこにストローク数という新たな指標が出来た。

家に帰ってからネットで如何にストローク数を減らせば良いのか調べて見ると、「イージースイミング」と名付けて指導しているサイトが見つかった。そこの標語が12ストロークで25m泳げるとの事。尤も、ストローク数のカウントは腕の入水する回数らしく、ビデオを見て私の流儀(手で水を掻いた回数)でストローク数をカウントしたら13回だった。スポーツクラブで見かけた上手い人と同じ!

改善点

ストローク数を減らすには水の抵抗を減らし、手の掻きの推進力を高めるという2点を追求する。キックの推進力は使わない方が良いらしい。キックは下半身が沈んで水の抵抗が増えないように下半身を浮かせる為だけにする。

昔はモータボートが水面を切って滑走するが如く上半身をやや浮かせるように泳ぐのが良いとされたが、最新の理論だと体全体を水面に対してフラットにするのが水の抵抗を最も少なくするとのこと。その為には頭は沈めて下半身は浮かせる。

また絶えず水を掻くのではなく、なるべくストリームラインを維持するのが水の抵抗を減らすポイントだと。その為にはリカバリーした腕が入水する直前になってから腕を掻くと良いらしい。

腕の掻き方も、昔はS字に掻けと言われていたが、最新の理論だと手のひらを垂直に保ちつつ真っ直ぐ後ろに掻くのが良いらしい。水を掻くというよりは腕に体重を掛けて、言わば匍匐前進(訓練を受けたことはないけど)するような感じで進むべきとの解説である。

これらの点を意識して練習してみるとストローク数は18回まで下がった。理想とするストローク数はもちろん腕の長さという体格にも関係するから、私の場合の目標は15回にしよう。新しい課題に向かって練習する楽しみが出来た。