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2016年5月28日土曜日

オバマ米国大統領の演説を味わう

本日の日経新聞朝刊にはオバマ米国大統領の広島での演説の全文が英語で載っていた(勿論、日本語訳も)。

就任当初に世界中に感銘を与え、そしてノーベル平和賞の受賞に繋がった、あの核廃絶の演説。しかし昨日の広島での演説は、2期の大統領の職務を務めて核兵器の削減が思い通りにならない中での彼の切実な思いが含まれ、より深みのある演説になったと感じた。

その演説は内容のみならず、格調の高い英文として味わい、英語学習の教材として利用できるものと思う。

そして、戦争のみならず、無限の経済成長という滑稽な目標を止めて地球環境を改善していく事にもこの危機感を持って欲しいと願う。

2016年5月26日木曜日

ワンタイムパスワードは申し込まない

我が家のメインバンクは三菱東京UFJ銀行だが、ワンタイムパスワードを早く申し込むように散々警告されている。Webページには6月12日以降は乱数表での振込が出来なくなるぞ と書かれているし、携帯のメールにも同じ警告の文面が度々送り付けられる。

しかし、これって本当にセキュリティが向上するのか? スマホのアプリでワンタイムパスワードを実現するならスマホを失くしたら、却って危ない。セキュリティは乱数表でも十分だろう。パスワードを何回か間違えるとロックされるのなら乱数表の情報が漏れない限り不正なアクセスは不可能なはずだ。それに、最近は登録したメールアドレスにワンタイムパスワードを送る方法も導入しているし。

スマホのアプリを使うのが怖いならワンタイムパスワードのカードを使う方法もあるが、それは乱数表に較べると持ち運びも大変だし、内部の時計の時間がズレると動かないらしいし、いずれ電池も切れる。

乱数表だったら、手帳にでも書き写して置けば余分な物を持たなくて済むのに。それも単に書き写すのではなく、更に自分で暗号化しておけばワンタイムパスワードのカードを持ち歩くよりもよっぽど安全なんだけど。

以前、長ったらしい銀行名に文句を付けた投稿をしたが、この銀行はつくづく顧客の利便性を考えないようだ。もう三菱東京UFJ銀行のネットの振込は使わない事にしてワンタイムパスワードは申し込まない。

2016年5月13日金曜日

amazon お急ぎ便の無料体験

今日、カゴメのスーパーベジ トマトミックスジュースをamazonで箱買いした。

amazonが送料を取るようになっても2千円以上買えば無料だもんね、と思っていたら注文確定の直前に配送料350円となっている事に気がついた。おかしいな、と思って調べると重い荷物は別途配送料が掛かる事になっているらしい。

しかし、お急ぎ便の無料体験なら、この配送料は掛からない、と分かったので無料体験を使ってみる事にした。少しぐらい遅くても構わないや、と思って今迄は お急ぎ便の無料体験をしなかったけど、支払金額が変わるとなれば話は別だ。

この無料体験は勿論、有料のPrime会員の獲得を狙ってやっているキャンペーンで最初に無料体験で購入した日から30日経てば自動的にPrime会員となって年会費3,900円がカードに請求される。しかし、amazonにログインしてアカウントサービスのタグからAmazonプライム会員情報を選択し、「自動移行しない」という文字をクリックすることで意図しない会費の請求を回避することが出来る。

うーん、amazonも使い難くなったものだ。

しかし、Prime会員となってヘビーユーザーになってしまうのも手だ。実は今回、娘にも同じものを送った。送り先を登録しておけば良いのだから楽なものだ。家族で一人Prime会員になっていれば、代理で買って送る事も出来る。

だが、私は放送大学の学生だから、Student会員になる方法もある。それは、Prime会員の特典に加えて、書籍を購入したら10%のポイントが付く特典まであるのに年会費は1,900円だし、最初の6ヶ月は無料。

送料の件だけでなく、会員になればKindle本が毎月一冊追加費用無しで読めるし、ビデオや音楽配信もやはり追加費用無し。これら特典にも興味があるから、遠くない将来、会員になりそうな予感がする。

2016年5月11日水曜日

MIDIキーボード復活

パソコンのOSをWindows10にアップグレードして以降、MIDIキーボードのドライバが動かなくなっていたけど、ネットの情報を参考にして使えるようした。

そのMIDIキーボードは、ローランドのA-500Sという製品だが、メーカーのサポートはWindows8.1迄。妻のパソコンはWindows7だから、そちらでは動く。

しかし、実は古いドライバでもWindows10で動作する。OSの基本はそんなに変わってないから。それが使えないのは単に新しいOSにインストール出来ないだけ。古いドライバはインストール時に拒否されるのだ。拒否されないようにするには、ドライバファイル中にある .INTファイルをメモ帳で開いてWindows10にも対応しているようにWindows7とかWindows8の部分の記述をコピペする。

しかし、それだけでは.INTファイルが改変された為に、セキュリティがチェックされてインストール出来ない。そこで、インストール時に一時的にOSをテストモードというものに変更してやる。そうすると、インストールする時にセキュリティ上の警告は出るものの続行を選択出来て無事にインストール出来る。その後、通常のモードに戻してもドライバはちゃんと動作する。

この、古いドライバをインストールする方法は以前から知っていたけど、ドライバを使う時はテストモードにする、という情報があって、それは嫌だなと思っていた。インストール時にテストモードにしないで出来る方法も知っていて、改変したドライバソフトに正規の方法でデジタル署名するという方法だけど、これはこれで大変。

しかし、先日見つけた「A-500SをWinidows10で無理やり動かす」というネットの情報で、テストモードで無くても動作するらしいと分かったので試してみたのだった。
追加情報: Windows10がメジャーアップデートする度にドライバが動かなくなるので、その度に設定し直している。忘備録としてやり方を記す。
  1.  再起動時にF12キー(他でも良いかも?)を押してOSのメニューを出す。
  2. Secure Boot を Disenable にする。
  3. 再起動して Windows PowerShell を管理者権限(右クリック)で立ち上げる。
  4. コマンド bcdedit -set TESTSIGNING on を実行する。
  5. 再起動して A-500S を繋ぐ。
  6. デバイスマネージャを立ち上げ、A-500S をクリックの後、ドライバの更新をクリックする。
  7. コンピュータを参照してドライバソフトを検索 で改造したドライバの置き場所を指定する。
  8. Windows PowerShell 管理者権限で立ち上げる。
  9. コマンド bcdedit -set TESTSIGNING off を実行する。
  10. 再起動時にOSメニューを出す。
  11. Secure Boot を Enable にする。
  12. 再起動する。

ネット上の情報の真偽

確かに、今迄ネット上で「古いドライバが通常のモードでは動作しない」とは書かれて無かったけど、テストモードで使う、とあればそう解釈してしまうだろう。それは、多くのネット上の情報が他人の受け売りだからだと思う。オリジナルの情報を出した人が通常のモードで動くかどうか確かめなかっただけのはずなのに、いつの間にかテストモードでなければ動作しないが如く表現が微妙に変わっている。

結局、ネット上の情報は、その真偽を自分で判断出来る人だけが使いこなせるのだと思う。複数の情報源から判断したり、自分の知識から判断したり、実際に確かめたり。

古いドライバが使えない原因がインストール時の問題だけだとしたら、ドライバを使う時にテストモードでなくとも動作するという事は自分の知識から予想できたはずで、今回ネットで知る前に自分で試してみる事も出来たはずだと反省する。

フリーソフトについて

所で、MIDIキーボードに付属していたSONARというDTMのソフトは、当初WindowsXPのパソコンでは動いていたけど、そのパソコンが壊れて今のThinkPad X250に買い換えて以降はライセンスの関係か使えなくなっていた。

SONARが動かなくても、フリーソフトがあるから大丈夫と思ってDominoというソフトを使うことにしたけど、キーを押してから音が出る迄に若干の遅れがあって使う気になれなかった。

しかし、この音の遅れは、実はDominoが原因でなく、Windows標準のソフトMIDI音源の方がダメダメなのが原因だった。ドライバが使えるようになったので、この問題も解決しようと思った。

またネットで調べてマトモなソフトMIDI音源を探して、VirtualMIDISynthというソフトを入れた。更に、その Sound font として SGM-V2.01 を入れる。Dominoを含め、どれもフリーソフト。

フリーソフトと言っても色々ある。例えば、製品のお試し版。使える日数が限定だったり、機能が限定だったり。気に入ったら買ってもらう積りでフリー。或いは、趣味で良いソフトを作ったエンジニアが多くの人に使って欲しいという理由だけでフリー。しかし、パソコンに悪さをする悪質なソフトもある。それで詐欺的にお金を得ようとしている。

このようにフリーソフトもネット上の情報と同じく玉石混交だから、評判を十分に確かめて。それにソフト自体は良い物であっても、それをダウンロードするサイトに悪質な広告が混ざっている事があるから注意。

そのサイト自体は悪質とは言えないけど、サイトに広告スペースを作ったら、そこに出される広告の内容は広告主の勝手にされる結果、そうなってしまう。その悪質な広告の一例は、広告が「Down Load」ボタンとなっていて間違ってそれをクリックすると目的のソフトとは別の物をダウンロードしてしまう、というもの。


さて、これでMIDIキーボードをピアノのように弾けるぞ。練習はこれからだけど。

目標は両手で弾くジャズピアノ。クラッシックピアノなら譜面を見るだけで頭がクラクラしてくるけど、ジャズピアノならコードさえ覚えれば大丈夫らしい。それさえ挫折しても(ちょっと弱気)コンピューターに演奏してもらう手もあるし、MIDIキーボードを取っ掛かりにして音楽で遊ぼうと思う。

2016年5月8日日曜日

資産ゼロからスタートする

相続対策というものがある。如何に相続税を減らすか、というものらしい。そんなの簡単である。相続税が掛からないように資産を減らせば良い。

世間一般には子孫に受け継がせる資産を減らさずに、尚且つ相続税を少なくするのが相続対策というものらしい。しかし、バブル期には、その相続対策の為に膨大な借金をして計算上資産がないようにしたら、子孫には膨大な借金だけが残ったという悲惨な話が沢山あった。

だが、代々の資産家の生まれで、お前の使命は資産を子孫に受け継がせる事だと言われて育った人がそんな行動を取るのは仕方が無いのかも、と思う。特に、その資産が家業の為に必要で、それで多くの人が仕事をしているのなら。

でも、それは子孫にとって必ずしも幸せな事ではないはず。資産に人生を縛られて自由に生きていけないではないか。だから、ゼロからスタートすれば良いのだ。そうすれば自分の資産は自分のもの。先祖に気遣う事無く自由に処分出来る。そして、子孫に資産を残さず、子孫の人生を縛らないようにする。だから、私には代々の資産家でもない人が相続対策とやらに悩んでいるのは不思議なのである。

格言で「魚を与えず、魚の釣り方を教えよ」というものがある。子孫に資産だけを残せば、その資産が尽きればそれまで。だけど、子孫に教育を施し自活出来るようにすれば資産が無くても困ることはない。だから、子供達に良い教育をして、資産はなるべく使って減らすのが親の勤めだと思っている。

教育といえば、多くの人にとっては学歴だけが関心事だと思うけど、本当に大事なのは生活の技術だろう。少ない収入でも豊かに生きる術を身につけさせればどんな仕事を選ぼうとも幸せに生きていける。高い収入を得る為に高い学歴、なんて思っていると人生の選択肢が狭くなる。

尤も、高い学歴で得られる選択肢もあるので、子供達が進学したいのなら学費は出すと言ってある。なるべくお金を使わない生活習慣でやって来たので資産を使って減らすのには慣れてない。だから、教育費で資産を使えれば一石二鳥だ。

2016年5月6日金曜日

引っ越し1周年

昨日が引っ越しから1周年だった。この1年、暮らしてみてどうだったかを振り返ってみる。

良かったこと(気に入っている順に)
  • 家が暖かい。夜寝る前に室温20度位にしていた暖房を止めて、翌朝の室温は17度が冬の最低だった。同じ条件で前の家よりも5度は高い。
  • 日当たりと風通しが良い。室内に湿気が溜まらない。新居ではベランダの手すりに布団を掛けて干せないけど、布団は室内の陰干しで大丈夫だった。
  • 収納が多い。引っ越しを機に断捨離したせいもあるけど、収納家具を減らせた。
  • 玄関、廊下、トイレ、キッチン、洗面所が広いので動作しやすい。
  • マンション内の騒音は気にならない程度になった。
  • 夏に蚊が殆どいない。(4階部分)
  • 駅が近い。最寄り駅は玄関から改札まで3分で行けるので、大きい荷物がある時や雨の日に便利。また、3つの駅が利用できるので目的地に応じて使い分けられる。
  • 3つの駅までの道程の大部分が美しい歩行者用道路で木陰が多い。
  • マンション周辺は平坦で歩道も広く、自転車も走りやすい。
  • お気に入りのレストランやパン屋が徒歩圏内に多数。
  • 最寄りのコンビニが近くなった。(徒歩5分)
  • 都心まで近くなり、料金も安く、更に電車で座れる率も高まった。

前の家の方が良かったこと。
  • 以前は閑静だったけど、新居は高速道路の騒音が絶えず聞こえるし、電車が通るとテレビのセリフが聞き取りにくい。窓を閉めれば気にならないけど。
  • 近所に大規模公園がない。
  • 大規模書店が徒歩圏内にない。
  • 活気のある市場がない。その代わりにお気に入りの八百屋さんはあるけど。

どっちも家でもイマイチな点。
  • 家の内装がビニールクロス、安フローリング。賃貸では当たり前だけど、漆喰や珪藻土の壁、無垢のフローリングに憧れる。
  • スーパーがやや遠い(徒歩10数分)。雨の日は車を使う事も今は出来るけど、(10年以上先の話だが)70歳迄には運転止める積り。

結論としては引っ越して良かったと思う。家賃は1.5倍になったけど、財産は使い切る積りだから それは問題ない。寧ろ、どうやって使い切ろうかと模索している位だから、労せずして消費が増えるのは歓迎だ。良い商品と良いサービスを提供している店が近所に多いから、それも消費を増やすのに役立つはず。それで、懐具合が寂しくなって来たなら、また引っ越せば済む話だし。

課題としては、駅近の環境なのに電車を利用していない。もっと、目的もなく電車に乗って見ようと思う。ターミナル駅までの途中駅にも面白そうな所を発見したい。それから断捨離も粛々と進めて、何時でも今より狭い家に引っ越せるようにしておきたい。