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1月, 2018の投稿を表示しています

はれのひ事件で思うこと

先日、「はれのひ」という貸衣装屋の社長が記者会見を開いた。海外逃亡か自殺でもするかも、と思っていたが能天気なオジサンだった。

一番悪いのは社長、一番可哀想なのは成人式に出られなかった娘さん達、といった報道のされ方だろうが、記者会見の放映を見て一番悪いのは、こんないい加減な男に融資した連中ではないか、と思った。

そして、一番可哀想なのは給料を貰えなかったその会社の従業員達である。自分達の働きが結果的に被害者を拡大させてしまったという負い目も含めて。

晴れ着を着ないと成人式には出られないのか 成人式の朝、晴れ着を着るのは無理と知り、スーツやドレスを着て成人式に出席した娘さん達もいる。それこそ成人として相応しい行動だと感心する。その一方で、為す術もなく泣いて帰った娘さん達もいる。

それは、成人式に出られなかったのではなく、出なかったのだ。自分の意思で。晴れ着を着なければ成人式には出る価値がないから。成人式という集まりに出てキレイな私を見せられないなら行く意味が無いから。

しかし、貸衣装や着付けの需要が一年の特定の日に集中するなら値段も跳ね上がって当然だが、たったそれだけの事に何十万円も使うのが良い事なのか。
成人式の当日ではない日に晴れ着の写真を撮る(前撮り)だけなら、費用はかなり少なくて済む。ウチの娘もそうした。
前金の商売と投資詐欺の構図が重なる 経営の才覚のないあんな男にビジネスが始められたのは、やはり誰かがまとまったお金を融資したからだろう。人を見る目の無い事が、後で多くの人に迷惑をかけてしまった。
しかし、一旦動き出せば、前金ビジネスにはどんどんお金が入ってくる。事業を拡大し続ける限り、事業が順調に見える。それが被害を拡大させた原因だろう。それは多額の配当金を約束してお金を集める投資詐欺の構図と全く同じに見える。
被害に遭って得るもの そもそも成人式には出ない、晴れ着の余裕なんてないから、という娘さん達も数多くいるし、親にそんなお金を出して貰いたくない、と考える娘さん達も数多くいるのである。被害に遭った娘さん達は、そういう意味では恵まれていたのだ。
確かに、決して少なくないお金が無駄になったのだが、それでも老後資金を根こそぎ奪われた人達に比べればずっとマシだ。元々見栄の為のお金である。それが無くなっても生活になんらの支障もない。痛い経験もこれからの人生できっと…

NEXTユニコーン

今朝の日経記事で、新興・中小企業面にあるNEXTユニコーンというコラムにクラウド会計ソフトの会社 freee (フリー株式会社) が紹介されていた。

日経のヨイショ記事 自分が こぶり会計帳簿 というクラウド会計ソフトを開発して無料で公開しているので、クラウド会計ソフトについてはライバル製品について色々と情報を集めている。それに付随して、freee という会社の事もネットから色々と情報が入ってくる。

そういう目で記事を読むと、「これは freee から金を貰って日経が記事を書いたのでは?」 と思える程に悪い情報が一切書いて無い。広告なら仕方がないが、記事ともなれば公平な立場で書かないと、投資家を騙す事にもつながってしまう。

今回の記事は、たまたま私がある程度知っている会社の話だったから記事が極端に偏って書かれている事が分かったけど、恐らく他の記事も似たり寄ったりだろう。日経の記事は眉に唾を付けて読むようにしよう。
財務上の懸念 では、悪い情報とは何か。この会社は毎年大幅な赤字を出していて増資しないと生きてはいられないのである。
赤字に関しては投資先行のスタートアップ企業に於いては珍しい事ではないけれど、減資を毎年繰り返して資本金を1億円に抑えている点が異常だ。(ネットで調べた情報だけど、freee自身が出している情報なので間違いないだろう。)
確かに、資本金が1億円を超えると税務上は大企業の扱いを受けるので不利であるから、資本金を1億円に留めたいのは分かる。
しかし、増資をすると、会社法により払込額の1/2以上を資本金に計上(残りの額は資本準備金)しなければならないから1億円を超えてしまう。
だからと言って、減資をすれば先に投資した投資家がバカを見る。そうさせない為には増資額を現株主に割り当てるしかないのだが、果たしてどうなっているのか?
サービスの競争力 かのアマゾンもスタートアップから毎年巨額の赤字だった。しかし、売上の伸びや競争相手がいなかった事から投資家も未来を信じる事が出来たのだろう。
しかし、翻って freee の状況を見るとどうなのか? 資本金は5億円を超えず、また非公開会社なので損益計算書の公告義務が無いためか、売上は非公表。しかし、ネットで拾った情報によると売上額は赤字額にも満たないらしい。
提供しているサービスは唯一無比と言う訳でも無いし、特許…

今後は定年退職者として生きる

今までは早期退職者として生きて来たが、還暦になり定年退職する年齢となった。世間では、65歳迄働く事も珍しく無くなってきたが、私の父の時代には55歳が定年の年齢だった。60歳は退職する年齢として決して早くは無いと思う。

経済的な「ゆとり」について 持っている資産の大きさではなく、(計画的な資産の取り崩しも含めた)収入が支出を上回っている限り心の「ゆとり」が生まれる。それが経済的な「ゆとり」だと思う。

それは、どんなに多くの収入、資産があってもそれを上回る支出があれば先行きが不安だし、一方、どんな収入でも支出を管理出来れば「ゆとり」は誰でも持てるはずである。(生活保護費レベルの収入は日本在住の万人に最低限保証されている。)

このブログでも、「生活保護費以内でやりくりする自信があれば、自分の人生を心のゆとりを持って自由に暮らせる。」との主張をしてきた。 生活保護の受給者は医療費の負担も免除されている事や教育費・住宅費の優遇も含めれば、平均的収入の家庭と同等の暮らしが可能らしい。 そして定年退職者の多くは、働かなくともその経済的な「ゆとり」を手にする事が出来る。年賀状でも同期の人から いよいよ定年です、或いはもうすぐ定年です、などというコメントを貰うと私もやっと同じ立場になったのか、との思いがある。
今迄、早期退職者の為の道しるべ役の積りでブログを書いて来たが、これからは定年退職者も含めた道しるべ役になる。
お金や権力に興味が無くなったら、人の関心は 自由な時間を如何に過ごすか と 健康に生きる だと思っている。
(自由な時間) 自分が主体的に行動して、何かの達成感を得るのが大事。(健康) 食事・運動・心の健康・住環境が大事。(心の健康) 自分でコントロール出来る事と出来ない事を区別し、コントロール出来ない事でくよくよしない。他人と比較しない。 これからも、この2大テーマについて主に書いて行きたい。
変革の年 そして、子育ても同時に卒業する。この春、子供達は社会人となり、経済的にも独立するはずだ。近年の教育費の負担(月平均30万円以上!)が無くなる訳で、しかも同居する予定の娘は生活費を払うと言っている。 教育費は、2人とも国立(大学院生の息子と大学生の娘)なので私立よりも学費は抑えられたが、地方の学校なので仕送りがあり、また20歳を過ぎたら国民年金の保険料も加わった。 また…

お気に入りを修理に出す

履物のお気に入りは、ビルケンシュトックというブランドのサンダル。2年前に買ってから暑い時期は毎日愛用していたら、限界を越して皮とコルクの部分を少し削ってしまったが、ソール交換は可能だと知っていたので修理する事にした。


純正のソール交換は税抜き4,500円、新品の約半額で自分の足に馴染んだサンダルを再生出来る。しかし、ネットで修理の事を調べてみて別のソールにするのも面白いと思った。

それは、ビブラムソールに交換した人のブログ。踵の部分は純正ソールの3倍の厚みがある。少し重くなるけど、履き心地は寧ろ良いとの事。ビブラムと言えば、私が高校の山岳部に入部して初めて革製の登山靴を買った時から知っている信頼出来るソールのブランドである。

で、ビブラムソールに交換してみる事にした。そのブログの人がソール交換に使ったお店の支店が近くにあるので、そこに頼む事にした。費用は税抜きで10,000円だが、ヒール部分の厚みは元の3倍あるから修理頻度から言えばお得かも知れない。納期は約2週間。

そして、別のお気に入りも修理に出す。フロントのジッパーが壊れて捨てるしか無いと思っていたパタゴニアのジャケット。


サンダルが修理出来るのだから、このジャケットだって修理出来るのかもと思って検索すると、パタゴニアで修理を受け付けている。しかも直営店に持ち込めば送料は無料。修理代は税抜き3,000円。こちらの納期は約2ヶ月。

30年前に買ったジャケットだがジッパー以外は傷んだところもなく、お店の人に褒められた。修理すればまだまだ使えそうだ。パタゴニアの製品は高くてもそれだけの価値があるのだろう。当時、山登り仲間が絶賛していたから買ったので、私の目の付けどころが良かった訳ではないけれど。

因みにパタゴニアの製品は、ビンテージの製品だとロゴマークの微妙な変遷で分かるらしい。買った時はフリースの製品が世の中に出始めた頃で、フリース素材の製品としてはこの世で最も古いモデルだろう。そう思うとこれからも大事に使いたくなる。

エコにお金を掛ける どちらも修理代は決して安くはないが、新品を買う事を思えば損ではないし、物を大切に出来る事にお金を使うのは物を買うよりも気持ちが良い。

選りすぐりの優れたお気に入りの製品を少しだけ持つ、というのが私の理想で、優れた製品(メーカー)というのは修理という形でその理想を叶えてくれるのだ…