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2018年5月31日木曜日

おからポテトサラダ

今日は「おからポテトサラダ」を作った。最近の得意料理?なのだが、レシピは妻が考えた。

近所の八百屋さんに無料の「おから」が置いてある。デザート用の果物などを買いに私はちょくちょく行っているのだが、その「おから」は残っていない事が多いので、有る時はつい貰ってしまう。(午前10時開店で11時迄ならほぼ確実に残っているがお昼を過ぎると大抵は無くなる。)

そうやって持って帰った「おから」に妻は迷惑そうにしていて、「おから」持ち帰り禁止令が出ることも度々である。だが、私が責任を持って「おから」を使うなら話は別だ。

おから料理にも色々あるが、割と手軽に出来て評判も良いのが「おからポテトサラダ」…略して「おからポテサラ」なのである。材料は「おから」の他にはジャガイモ大1個、米酢、オリーブオイル、マヨネーズ、塩と胡椒が少々。

マヨネーズだけで作ると大量に必要になるから、我が家のレシピでは米酢とオリーブオイルも入れる事になった。

おからを半乾燥状態にする

「おからポテサラ」を作るコツは「おから」を電子レンジで加熱し水分を減らして「おから臭さ」を無くす事だと思われる。


写真のように粉っぽくなればOKだ。ジャガイモは加熱する前に良く洗って土を落とすことで土っぽくならないように気を付ける。洗ったジャガイモもポリ袋に入れて「おから」の加熱のついでに加熱。簡単に潰せる位まで加熱する。触っても火傷しない程度に冷めたらジャガイモの皮を剥く。

その後はジャガイモをフォークで潰し、おから及びその他の材料を味見をしつつ適当に加えて良く混ぜれば完成。


おからを使っているから日持ちはしないが、娘の好物なのですぐに無くなってしまう。おからとオリーブオイルの効果だろうか、これを食べると通じも良い。

2018年5月18日金曜日

リアバックレストのキャッチャー加工

我が家のアルト君を車検に出した折に、前々からやろうと思っていたリアバックレストのキャッチャー加工もお願いしてみた。

それは、リアバックレストの寝かせ過ぎた角度を適正にする為で、座り心地が良くなるのと同時にラゲッジスペースも若干広くなるというものだ。今回のものは3代目のもの。

初代はアルトの純正のキャッチャーを部品でオーダーして自分で加工したのが初代の作品。これは部品を長い方向に使ってみたのだが起こしすぎて不評だった。

2代目の作品はU字型の金具を買ってきてこれも自分で加工した。これで起こす量が減って座り心地が良くなったが、じっくり座って確認すると、更に少しだけ寝かすのが最適だと分かった。

そうすると、初代の部品を今度は横方向に使えば上手くいくと思っていたが、溶接したい部分があって加工が面倒で先延ばしにしていた。

以前、車検を頼んだ時に、その車屋さんが工作好きだと分かっていたし、自動車整備工場なら溶接の設備くらいはあるだろうと思って頼んでみた。

上々の出来栄え

金具を切って溶接するだけで、残りの加工は自分でやるという条件で頼んだのだが、実際は溝の加工や塗装までやって頂いた。


これが本来のバックレストキャッチャーに加工した部品を取り付けた様子。車屋さんによれば電気溶接だと美しくないので鑞付け加工にしたとの事。本来のキャッチャーと接する部分は削って溝にし、両者をホースバンドで締めて固定する。


そして、これがバックレストをロックした時の様子。加工した部分はほぼ隠れる。

改造の初代は、もっぱらラゲッジスペースの拡大を目的にバックレストを起こしたのだが、今は座り心地の面で最適になるように起こす量を決めるようにしている。それでも軽自動車のラゲッジスペースは小さいので、改造をしないよりは僅かでも広がるから助かる。

後で、車屋さんの請求書を見ると、加工代金はたったの3,000円だった。工作好きとは言っても、頼んだ方が良い場合もあるのだと納得した。自分で手を動かしてなくても、どう加工するのか考えたのは私だ。紛れもなく私の作品だ。

2018年5月1日火曜日

WMF圧力鍋のハンドル修理

我が家はご飯を圧力鍋で炊いている。だから圧力鍋は毎日1〜2回は使っている勘定になる。

その圧力鍋はもう15年以上使っている。ハンドルは7ヶ月前に落として壊れたので買い替え、まだ新品同然のはずだったが、圧力を掛けるロックのレバーが動かなくなった。(その前のハンドルはずっと使えていたのだが)

あれこれレバーを動かしているとロック出来る事もあって何日かは使っていたが、これではやってられない。しかし修理に出すと戻ってくるまでの間は圧力鍋が使えないから困る。ハンドルを振ってみても変な音はしないから、部品が折れている訳では無さそうだ。自分で修理出来るかも知れない。

ネットで修理の情報を探す

そこでネットで検索してみたが、何の情報もない。しかし、海外のサイトならきっとあるに違いないと思って、検索の言語を英語に設定して再度調べる。
WMF Perfect Plus Handle fix DIY
すると、ifixit というサイトに “How to configure a WMF Perfect Pressure Cooker handle” と題して分解写真が詳しく載っていた。なるほど、そういう構造になっているのか。

しかし分解にはトルクスドライバーが必要なのだが、生憎と必要なサイズの持ち合わせがない。しかし、色々と眺めていると、ラッチの隙間から引っ掛かっている部分が見えたので、取り敢えず爪楊枝の先にグリスを付けて塗ってみた。すると、劇的に良くなってロックが掛かるようになった。

ところが、今度はロックを外す時の動きが硬い。元々硬かったのだろうが、ロックを掛ける方がスムーズになってようやく認識していなかった問題点がはっきりしたのだった。

重い腰を上げる

もう、どこをどうすれば改善出来るか分かっていたので、このまま我慢して使う気にはならない。トルクスドライバーのサイズが分からなかったので、現物を持ってホームセンターまで行って確認して買ってきた。
WMF Perfect Plus のハンドルのトルクスネジのサイズは T20 である。
グリスはプラスチックにダメージを与えないタイプ(シリコーングリス)が良いらしいが、無いので取り敢えず家にあるグリスで代用。


黒いプラスチックのアームをスライドして圧力バルブを上下に動かす機構なのでスライドの部分の滑りが悪いと動かなくなる。ここにたっぷりとグリスを塗る。その部分にはグリスは塗られていなかったが、製品のにはグリスが塗られている部分もあるので、あるいは製造段階でグリスを塗り忘れたのかとも思う。

何とか組み立て直してレバーの動きもスムーズになった。後はちゃんとご飯が炊けるか確認するだけだ。(今日の夕飯でちゃんと炊けたので修理は成功したと判定。)

不良率100%

実は、今使っているハンドルは3台目である。圧力鍋を買った時のハンドルは、最初から不良品でマトモに動作しなかったので交換してもらった。

そして、今のハンドルに買い換えるまで使っていた2台目のハンドルも、圧力を表示するピンが圧が掛かるとまっすぐには上昇せずに少し斜めになっていた。そういう設計だとばかり思っていたのだが、その原因は部品の組み立て不良だったと、分解して見たから分かる。

そして、3台目のハンドルも故障。原因は恐らくはグリスの塗り忘れ。

どれもこれも組み立て時の問題や検査漏れというお粗末さ。設計は悪くないのに。残念な事である。(→ 後日、設計が原因のトラブルで再修理)

ただ、自分で修理出来るのなら大した問題にはならない。製造上の問題はあるが(悪い所を直しさえすれば)優秀な圧力鍋を我が家で使えるのも工作好きのお陰だと思うと嬉しい。