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2018年4月10日火曜日

喜べるのは生みの親・育ての親

大谷翔平は高校を卒業してすぐにメジャーリーグへ行く積りだった。しかし、日本での活躍が無ければメジャーリーグで大打者か大投手には成れたとしても二刀流は難しかっただろうと思うと、彼を日本に引き留めて日ハムで育てた栗山監督の存在無しには今の大谷翔平は無かったろう。

大谷翔平選手の活躍に米マスコミが大絶賛しても、褒められているのは同じ日本人ではあるが、あなたではない。同時に褒められるべきは大谷翔平の生みの親・育ての親であって、大谷翔平という存在に何の関わりもない人が褒められていないのは当たり前の事。

と、書いている私も彼が褒められて喜んでいるクチだが、翔タイムのテレビ番組や新聞・雑誌に時間を使い過ぎないように自戒したい。

人生の意味

娘に人生の意味を問われた時、「お前を育てた事」と答えた事がある。だから、立派な社会人になって欲しいと付け加えて。

そして、もし子供がいなくても自分が生み・育てた物事が社会に貢献するなら、やはりそれが人生の意味になるのでは無いかとも言った。

大谷翔平の生みの親・育ての親が称賛されるのと同様に、社会に貢献する物事がどんなにささやかなものであったとしても、その生みの親・育ての親もまた称賛されて良いと思う。

子育てが終わった今、幸いにもこの世に送り出したい物事が私の頭の中に詰まっている。それを引き出し、世に広める事が私の残りの人生の意味だと思っている。

2018年3月24日土曜日

子供達の卒業、子育ても卒業

息子は大学院修士課程修了、娘は大学卒業して先日卒業式も終えた。2人とも就職して4月からは社会人となる。

子供達は2人とも地方の大学に進学したので家を出て久しいが、これで経済的にも自立するから、長かった子育てもいよいよ卒業である。

これを祝して、今日は有名なケーキ屋でケーキを2つ買ったのだが、妻と2人で(散歩の目的地として)行ったので、焼き菓子のオマケを(1個増やして)2個貰えた。ラッキー。

教育と学歴

教育とはより良き人生を歩むのに必要な能力を子供達に与える為のものであって、単に有名大学を卒業させれば良いという訳ではない、と私は思う。

そもそも、良き人生とは何なのか、人気の企業に就職するだけが正しい訳では無い。子供の特性もあるし、親が考えて決める事でも無い。

子供自らが自分の人生をどう生きるのかを考える力を付けてやる。そして、親にはその為に自分が子供に伝えたい事を自ら実践し子供に伝えるのが本当の教育ではなかろうか。

とは言え、有名大学はレベルの高い先生、学友、設備が揃っているからこそ有名なのであり、そういう所で勉強する意義もまた大きいのである。

親の見栄としてでなく、子供達には有名大学の意味を伝え、望むなら進学を全面的に支援するのもまた親の務めだと思う。

子供達の手本として、また学費の負担者として親の務めは一応果たせたと自負している。子供達が中学・高校の頃は会社勤めをしていない父親の職業を友達に聞かれて答えに窮すると文句を言われた事もあるが、今ではそういう生き方もあるのだと理解しているようだ。

2017年3月31日金曜日

結婚25周年の話

先日、結婚25周年記念日にディナーに行ってみた。

いつもの結婚記念日は ランチに行く位のものだったが、世間では銀婚式とも呼ばれる今年の結婚記念日は特別な事をしようと思った。旅行するという案もあったが、その日は就活で娘が帰省している予定なので、ディナーに行くことにした。

仕事を人生の目的にするのか、或いは生活の糧を得る手段とするのかについて、少し前に娘と話した事がある。その折に、昔の同僚でエンジニアとジャズピアニストの二足の草鞋を履いて活躍している人の話をしたら、最近、ジャズに少し関心がある娘が聴いてみたいと言っていた。

その人の演奏スケジュールがネットに出ているのは知っていたので調べてみたら、正に結婚記念日のその日に さるレストランでジャズライブの予定がある。そこで早速予約して、ついでに 予約を受けたレストランのオーナーに 知り合いである事を告げておいた。息子にも一緒に行こうと声を掛けてみたら、最初は行けないと言っていたけど都合を付けて来てくれる事になった。

そして当日、家族揃ってレストランに行った。客は我々だけで、後で一人来たと思ったら、その昔の同僚の奥さんだった。我々が結婚記念日で来ると聞いてお祝いに駆け付けてくれたのだ。20年程前に、私が家族連れで米国に長期出張した折に知り合った仲で 皆が知り合いだったから、演奏後は全員で楽しくお喋りした。素敵な記念日になった。

結婚記念日はめでたい

考えて見れば、誕生日は生きている限りは毎年やって来るのに対し、結婚記念日は婚姻が続かなければやって来ない。そういう意味で、結婚記念日は めでたい。(誕生日も生きていて めでたい、とは言えるが。)

昔なら、夫が稼ぎ 妻が家事・育児をこなす という型に嵌った役割分担さえしていれば 婚姻を続けられたのかもしれないが、共稼ぎが当たり前になった現代、婚姻は対等な2人の同盟である。もし、お互いに この同盟関係を維持する努力を怠っていれば、その関係は解消される運命にある、と思う。

婚姻が続く為には

その同盟関係である婚姻が続くように、共稼ぎ時代の夫婦では、家事・育児は夫婦で公平に分担する。我が家は「共稼がない」なので やはり家事・育児は公平に分担するようにしてきた(積もり)。

公平に、というのは単純に半分づつという訳ではなく、お互いに得意な事をやって労力に一方的な偏りがないようにする事。両者の足らざるところを補い合うことで夫婦円満になる、とか言うとシモネタでしょ、と妻にツッコまれるけど、得意な事が夫婦で違っていても困ることは無いし、それを魅力と感じる事もしばしば。

その一方で、夫婦とも揃ってないと上手く行かない事もある。生活習慣、食の好み、そして金銭感覚など。結婚相手を探すのに重要なのは案外そんなもので、もし違っていたら、両者のすり合わせが(結婚後でも)必要なのだ。

居心地のいい空間

時には気まずい事もあったが、4半世紀をかけた両者の歩み寄りが 我が家独特の雰囲気を醸し出す。それが子供達にとって居心地のいい空間になっていれば、それが幸せというものだろう。この先、子供達が自立しても、何時でも安心して立ち寄れる空間にしていたい。

2017年3月12日日曜日

子供達も就社活動

息子は大学院修士1年生、娘は大学3年生、ともに卒業後は就職する積りなので、この春は いわゆる 就活 に忙しい。この就活は就職活動の略らしいけど、就社活動の方が日本の実情に相応しいだろう。

日本の会社は新卒の学生を職では取らないのが一般的だ。だから、新人研修の後で配属先が決まるまで自分がどんな仕事をするのか決まってないし、その仕事もずっと同じとは限らない。

しかし、この就社という形式は、やりたい事がしっかりと決まっていない学生にとっては好都合だ。若者は、世の中にどんな仕事があるのかも良く知らないし、そもそも自分がどんな仕事に向いているのかさえも分かっていないくて当たり前。

世界基準の就職活動なら、職は固定で即戦力となる人物が採用される。百戦錬磨のベテラン転職組と新卒学生が同じ土俵で戦う事になるので、職歴のない学生はインターンシップというタダ働きで経験を買うしか手がない。

就社は欧米ではエリート大学生のみ

ところが、欧米でも世界トップクラスの大学を卒業すれば、その能力を期待されて経験が無くとも「就社」出来るらしい。その特権が日本では(少なくとも形式的には)全ての新卒学生に開かれているのだ。この事を知っているだけでも 就活 出来て有り難いのだと前向きな気持になれると思う。

同期入社の仲間

就社で大事なのはどういう会社に入るかである。可能性のみがあって何の経験も無い学生が入るのに相応しいのは育ててくれる会社だろう。そうすると、長い目で見てくれるような会社の方が即戦力を期待している会社よりも良さそうだ。そして、急成長の会社よりも安定成長の会社。人材を育てつつ安定して成長するのに 新入社員は多くても社員総数の1割以下にしないと無理があると思う。
もし、社員の年齢構成に偏り無く、定年まで退職しないで40年勤めるとして、社員数が一定であり続けるなら、新入社員は社員数の2.5%になる。毎年、新入社員が社員数の10%で退職者が2.5%なら社員数は10年で約2倍になる。
因みに、就職人気一番の企業、三菱商事がどうなっているかネットで調べたら、ここ数年は社員数は6千名弱で新入社員の採用数は2百名弱だから、率は約3.3%だった。
どういう指導があるか、どういう仕事を与えられるか、という事については上司や経営トップの資質に関わるが、それに負けない位に同期入社の仲間の存在も重要だ。そうすると、採用数が少なく過ぎるのも困るし、優秀な仲間を採用して欲しい。

会社の命運は経営トップで決まる

東芝やシャープの事例でも明らかだけど、過去どんなに素晴らしい会社であっても経営トップが駄目なら会社は駄目になる。その一方で、うまくいってる会社の多くはカリスマ的リーダーが長期的視野で会社を経営している。そして、そのリーダーがオーナー経営者(株を多数持っている)なら、長期に渡って経営者であり続ける事が予想出来る。

そう言えば、私がかつて勤めていた会社は米国の親会社の日本法人だったが、その親会社はカリスマ的創業者が長年経営していた。しかし、その経営者が引退した後はボンクラの経営者が引き継いだ。ボンクラの経営者は成長(Growth)と利益(Profit)の2語しか発しなかった。

その経営は最初の内は順調だったが、その勢いで成長を続けたら全世界の人間がこの会社の社員になってもまだ不十分になってしまうな、と私は思っていた。やがて不景気になると会社はリストラの嵐となって私も対象となり、その御蔭で私は自由人になれたのだが。

同じ仕組みを単に増やすだけならボンクラ経営者でも出来、それで ある程度は成長する。そして売り上げや利益が大きくなった分だけ経営者自身の報酬も増やせる。しかし、質の向上無しの量的拡大はやがて行き詰まる。それが分かっている賢明な経営者は決して無闇な量の拡大はしないし、不景気でも社員を大切にする。

そんな事を考えて見ると、就社するのに理想的なのは、優秀な人材を採っている、ある程度大きく(新入社員を数名から数十名とれる位?)、同族経営で、質の向上に地道な努力を続けている会社だろうか。しかし、その為には、自分がその優秀な人材になる必要があるのだった。

職は自分で作る

就社なら、どういう仕事をするのかは(希望を聞かれる事はあるけど)会社が決める。娘は食品関係の職に着きたい希望があるけど、食品業界に就社しても経理や人事など 食品とは無縁の仕事もあるし、逆に、機械メーカーに就社しても寿司ロボットの開発とか食品と関わる仕事になるかも知れない。

だから、業界に拘るよりは、自分を育ててくれる良い会社と縁があればそこに入社しても良いのではないか。色々仕事して社会経験を積み、自分がやりたい職を見つけたら、その時点で転「職」するなり起業すれば良いだろう。

だから、就社するのには業界に囚われず、社員を大切にし、顧客も取引先も大切にし、社会に貢献する会社を探せば良いのでは無いかと思う。

2017年1月29日日曜日

カルロス・ゴーン氏の子育て

今月の日経新聞 「私の履歴書」 はルノーと日産の社長 カルロス・ゴーン氏が執筆している。こぶり主義が発見した 日経私の履歴書の法則によれば、文化人や創業者で無ければ仕事の話ばっかりになる、の例に漏れず、今迄ずっと仕事の話ばかりだったが、いよいよ終盤の今日になって子育ての話が出てきた。

多くの仕事人間が「子育ては妻に任せっぱなしでした」などと書いていたのとは異なり、ゴーン氏は、4人の子供達を立派に育てたようだ。
父親として、子供には自立心をどう芽生えさせるかを常に考え、接してきた。1つは経済的な自立だ。… 2つめは知的に自立すること、つまり自分で考え、学ぼうとする意欲を持つことだ。そして、3つめが精神的に自立すること。これが究極の自立かもしれない。子供たちには、無償の愛を与えるだけでなく、自身のアイデンティティーを保ち、物事を判断できるようになってほしいと思っている。
これを読んで、正に私の思っているのと同じだと思った。子供の教育とは単に学校の成績を良くして良い学校に入れるのが目的ではない。子供に良き人生を送ってもらうのが目的である。その為には … ここからは色んな意見があろうが、私は 親の引いたレールの上を走らせるのでは無く、自分の人生を自分で舵取り出来るようにするのが大切だと思っている。

それを実現するには学校や塾に教育を丸投げしていては駄目で、親が自分の思うところをまず実践し、そしてその価値観を子供たちに伝えるように努力するべきなのだ。このブログも人生の舵取りに役立つ知識を自分の子供たち(とその他の人々)に伝える積りで書いている。

ここまで書いて、精神的に自立している大人が今の日本にどれだけいるのか、と心配になる。親からの独立を果たしたとしても、会社に依存し、妻に(夫に)依存し、そういう大人を量産するのが今の学校教育システムのような気がする。

2016年5月8日日曜日

資産ゼロからスタートする

相続対策というものがある。如何に相続税を減らすか、というものらしい。そんなの簡単である。相続税が掛からないように資産を減らせば良い。

世間一般には子孫に受け継がせる資産を減らさずに、尚且つ相続税を少なくするのが相続対策というものらしい。しかし、バブル期には、その相続対策の為に膨大な借金をして計算上資産がないようにしたら、子孫には膨大な借金だけが残ったという悲惨な話が沢山あった。

だが、代々の資産家の生まれで、お前の使命は資産を子孫に受け継がせる事だと言われて育った人がそんな行動を取るのは仕方が無いのかも、と思う。特に、その資産が家業の為に必要で、それで多くの人が仕事をしているのなら。

でも、それは子孫にとって必ずしも幸せな事ではないはず。資産に人生を縛られて自由に生きていけないではないか。だから、ゼロからスタートすれば良いのだ。そうすれば自分の資産は自分のもの。先祖に気遣う事無く自由に処分出来る。そして、子孫に資産を残さず、子孫の人生を縛らないようにする。だから、私には代々の資産家でもない人が相続対策とやらに悩んでいるのは不思議なのである。

格言で「魚を与えず、魚の釣り方を教えよ」というものがある。子孫に資産だけを残せば、その資産が尽きればそれまで。だけど、子孫に教育を施し自活出来るようにすれば資産が無くても困ることはない。だから、子供達に良い教育をして、資産はなるべく使って減らすのが親の勤めだと思っている。

教育といえば、多くの人にとっては学歴だけが関心事だと思うけど、本当に大事なのは生活の技術だろう。少ない収入でも豊かに生きる術を身につけさせればどんな仕事を選ぼうとも幸せに生きていける。高い収入を得る為に高い学歴、なんて思っていると人生の選択肢が狭くなる。

尤も、高い学歴で得られる選択肢もあるので、子供達が進学したいのなら学費は出すと言ってある。なるべくお金を使わない生活習慣でやって来たので資産を使って減らすのには慣れてない。だから、教育費で資産を使えれば一石二鳥だ。

2016年4月29日金曜日

物事を俯瞰する

出掛ける時、妻に空を見ないで天気図を見てるってバカにされているけど、ちゃんと空も見ているはずである。でも、今後の天気の見通しの点では、その時の空の状態よりも天気図やレーダー・ナウキャストの情報を信用している。

そう言えば、地図が好きなのも同じことか。妻は目で場所を認識しているらしく、似た外観の店の前を通ると全く別の場所の名前を口にすることがあるけど、私は何時も地図上で何処に位置しているのかを意識しているから似た風景であっても場所を誤認する事はない。

広辞苑によると、俯瞰とは、高い所から見下ろすこと、全体を上から見ること、とある。天気図や地図は文字通りの俯瞰の例である。目の前の事象がどうして起きているのか、今後どうなるのか、俯瞰すれば一目瞭然である。

天気や場所の話だけでなく、どんな事でも俯瞰するという態度が役に立つ。あの人は何故怒っているのか、あの国は何故そんな主張をするのか、など、目の前で起きている事が突然発生したように見えても、そこに至るまでの過程(歴史)や原因がある。それを踏まえれば より確かな判断が出来るのだ。歴史の勉強や理系の学習も含めて教養教育が重視されているのもこんな意味があるのだろう。

或いは方法で迷っている時、目的に戻って考えるのも俯瞰する態度だ。例えば、AからBへ行く方法を議論している時、そもそも何故AからBへ行くのか、という事を考える。そうすれば全く別のやり方が解決に繋がる場合も出てくる。

だから、私はその「そもそも」という魔法の言葉が好きだ。尤も、子供達に勉強の事で何かを尋ねられた時にも本質が分かってないなと感じたら、つい「そもそも」と基本に戻って教えようとして「そんなこと聞いてない」って反発されたけど。

2016年4月26日火曜日

子供達の国民年金保険料を肩代わり

子供達はそれぞれ国民年金保険料を自分の口座から引落しするように手続きしている。5月2日がその引落し日なので、事前にその額を補填するべく子供達の口座に送金した。

そもそも、国民年金保険料の納付は子供達が責任を負うものだが、親が代わりに支払ったとしても贈与とはならない。以前、息子が国民年金被保険者の年齢になった時に学生特例納付制度を利用しようとしていたのを止めて貰ったので、その代わりに保険料は肩代わりすることにしたのだ。

学生特例納付制度とは、学生で収入の少ない人が国民年金保険料の支払い猶予を受ける制度で、息子の友達の多くはこれを利用しているらしい。しかし、その制度を利用すれば、支払い猶予を受ける代わりに年金の額が減額されるか、或いは就職後に追納という方法で猶予された保険料を支払う事が出来るけど、その追納額は本来の保険料よりも高く(2年以内に追納すれば同額らしいけど)なる。

子供達が年金を貰える歳になって日本の年金がどうなっているのか予測は出来ないけど、これを投資だと思えば最も有利な投資先には違いないし、社会人のスタート位はマイナスではなくゼロからさせてやりたい。

それに息子が仮に総理大臣にでもなったとして国民年金保険料を支払ってない期間があるとすれば、合法的だったとしても義務を果たしてないとバッシングされるはずだ。そんな想いがあったから子供達には学生特例納付制度は利用しないようにして貰った。

先週末に娘の口座へ送金し、引き続き息子の口座へ送金しようとしたら、一日の限度額50万円を超えたので送金できず、昨日ようやく送金。改めて保険料の高さを実感する。尤も、娘の方は2年前納の料金で、二人共1年前納だったら限度額は超えなかったはずだけど。

2年前納の区分は去年から始まった。1年前納だった息子が2年前納に変更した方が良いか聞いてきた時に、もし就職するなら払い過ぎた分の返金とか面倒そうだったから、そのままにしてもらったけど、進学が決まった今年度分からは2年前納に変更して貰っても良かった。それでも、2年前納に変える必要なしと言った手前、わざわざ変更手続きして貰うのも大変そうだったのでそのままにした。

しかし、2年前納は随分と得になるようだ。もし、去年息子が2年前納に変更していたとすれば、保険料は366,840円 (因みに、今年の2年前納の保険料は377,310円に値上がり)。一方、去年と今年の1年前納の保険料はそれぞれ183,160円と191,030円なので合計374,190円。その差額は7,350円で、これは1年前に1年前納よりも多く支払った保険料183,680円を(利子に掛かる税金も考慮して)年利約5%の1年定期に貯金するのと同じ効果があったことになる。

これ程お得になるのは、保険料が毎年値上がりしている(今年は月額670円の値上がり)のに2年前納だと翌年の値上がり分の支払いが免除されているからでは、と思っている。

では、2年前納にしなかったからといって私が損したと悔しがっているのか、と言うとそうではない。年金財政が苦しい折、余分に支払って助けたと思えば悔しくもない。いや、寧ろ2年前納という区分を作ったのは間違いではないのかと思う。2年分を支払えるだけの余裕のある者が得をして、その余裕のない者が多く支払わねばならないのはおかしい。それに、2年前納で納付保険料が減れば苦しい年金財政を更に悪化させるのだ。

2016年3月27日日曜日

息子が大学を卒業

先日、息子の通う大学で卒業式が行われた。昨日、卒業生達と一緒に息子の写っている写真がLINEで送られてきた。どうやら本当に4年で卒業したらしい。

大学院に合格していても卒業出来なければおじゃんになる。大丈夫だろうとは思っていたけど、これで安心した。まだ社会人になる迄しばらくかかるけど、これでまた一歩親から離れた訳だ。

中学を卒業してからの息子の進路は、親から助言はあったけど彼自身が決めた事だ。子供達が良いと言われる大学に進めば私も嬉しいけど、その為に進学を勧めた訳じゃない。自分の人生を自分で考えて歩む人になって欲しいという親の願い、それを学ぶのに相応しい場所として進学を勧めたけど、それを受け入れる事も彼自身が決めた事だ。

高校も大学も何処を受けるかは彼自身で決めた。高校受験では中3の秋から週1回の塾に行かせただけ、大学受験では塾にも行かず現役で第一志望に合格したのには驚いた。(娘も同じく) そんな子供達を誇らしげに思うと同時に、自分達の子育てをちょっと自慢したい。

帰省している娘が、普通の家にあって我が家に無いものに付いて友達とお喋りした時の事を話していたけど、学習机と鉛筆削りの無いことが珍しがられたそうだ。学習机は家が狭かった事もあるけど親の隣で勉強するのが良いと思っていたから買わなかった。鉛筆削りも必要とは思わなかった。私がカッターナイフで削ってやれるから。それを習慣にしていたら、子供達もいつの間にか自分で削れるようになっていてビックリした。

どちらも娘が小さい頃は皆が持っているからと欲しがっていたけど、今は無くて良かったと言っている。塾も行かない子の方が珍しいけど、塾にかかる時間が学習の妨げになる場合だってあるし、塾が宣伝するほどは必然ではないはず。我が家は親が勉強を見てあげる時間があったので一般的とは言えないけど、娘に聞いても塾に行かなかった少数派の方が良いと言われる大学への合格率は高かった。

宣伝に乗せられてお金を出すだけが子供に対する教育の親の役目では無いと、今迄の経験から確信している。ほんの少しでも子供の勉強に親が直接関わる方が単にお金を出すよりもずっと意義深い。それに、教育で大事なのは学校の勉強以上に生き方そのものだ。親は身近で子供達に生きる手本を示す。それこそが一番大事な事だ。子供達は親のやっていることを本当に良く見ている。そして、真似る。

他人を羨まない。バレて恥ずかしいような真似はしない。人の言うことを鵜呑みにせず自分で裏を取る。今思い返して…子供達の前で貫いて来た原則は是位だろうか。子供の教育の原理は単純だ。親が良く生きれば、それだけで良いのだから。

2016年3月11日金曜日

保険不要論者なのに保険金請求

今日、救援者費用の保険金請求書を郵送した。息子の住む街まで夫婦で行って、入院中に付き添った、その交通費と宿泊費が保険の対象となるから。

日本は公的保証が手厚いから、民間の保険は不要である、というのが保険不要論の根拠。医療費については高額医療費制度、所得の補償については傷病手当金や遺族年金など。だから、私が今入っている民間の保険は自家用車の強制・任意保険(車両保険は無し)と賃貸契約の条件としての借家人賠償保険だけ。

私は、保険料を払うよりそれを貯蓄する方がよっぽど生活の保証になると思っている。保険は支払いの制約が色々あって、いざという場合に案外頼りにならないし、保険金請求には色々な書類を揃えたりするのが面倒だ。どんな費用でも制約なく即時に都合出来る自分の貯金の何と頼りになることか。

例外は起きる確率は非常に小さいけど、起きると多額の費用がかかる場合に備えるために入る保険。こう書くと、まるで原発事故のようだけど、これは本当に大事。

今、問題になっている自転車事故での多額の賠償金などは個人賠償保険に入っていれば家族全員が保証されるし、起きる確率が非常に小さいから保険料も高くはない。だから、私は個人賠償保険にずっと加入していたけど、去年新たに入った借家人賠償保険の特約には個人賠償保険も付いていたから、今迄の契約は止めた。

子供達は大学入学時に必ず入るように言われたから学生総合共済に加入している。それから、息子は寮を出てアパートの契約をする際に火災共済と学生賠償責任保険に加入。私は後からそれを知って、私の方の保険でカバーするから学生賠償責任保険は要らなかったのに、と言っていたけど、実はそれに救援者費用の特約というものが付いていた。

息子の手術・入院費(定額)は学生総合共済(息子が共済金の請求手続き)から、そして私と妻の宿泊費・交通費(実費)は学生賠償責任保険(私が保険金の請求手続き)から支払われる。

手術・入院費の実費は高額医療費の限度額適用認定証というものを事前に用意していたから3万円台で済んだ。私の場合、配当金は特定口座で受け取っているので20%ちょいの源泉徴収はされるけど、所得はゼロとされていて、また自家用法人の給与も給与所得がゼロになるように調整してるから、住民税の非課税世帯なのである。そうすると、一般の世帯に較べると限度額がグッと低くなるのだ。

息子は高校生の時から同じ病気で何度も手術・入院しているから、今はもう手慣れたものだが、最初の時は限度額適用認定証の事を知らず、一旦は費用の3割として何十万円も窓口で支払った。後で請求すれば協会けんぽから限度額を超える分は返して貰えるけど、手続きが面倒。だけど、私の場合、入院費を支払ったその月末迄に限度額適用認定証を用意して病院に提示したら、病院の窓口で返金して貰えたので、まだ楽だった。

その当時は税金の還付が最大になるように配当金を確定申告していて、住民税の非課税世帯では無かったから、限度額は8万円台だった。それから私は、税金は出し惜しみせず、その代わりに保証はしっかりと受けるという方針に変更したのだった。

そういう訳で、公的保険のお陰で手術・入院費は僅かな額で済んでいるから、民間の保険があって助かったとは思わない。そう言えば、息子が高校生の時も加入していた学資保険に医療費の特約が付いていて手術・入院費が出たけど、保険金請求の手続きは面倒だったし、保険金が貰えるのは費用を支払った後だから、頼りになるのは自分の貯金だとその時確信した。

だが、無くても困らないとは言え、貰えるものは貰っておく。当然の権利だし、少しは嬉しいし。

今回、息子が退院した日に大学生協の窓口で共済金の請求書類を貰いに行った。その際に、救援者費用も出ますよ、と言われるまでその事を知らないで良かった。もし、保険金が出ると行く前から知っていたら、卑しい感情が起きたかも知れない。

入院前日と退院日は夫婦で一流ホテルに泊まり、入院中は息子のアパートに泊まる。全て自腹と思っていたから最小限の費用で、しかしケチらず、という旅行計画が出来たと思う。

2016年3月4日金曜日

子供達の進路を見守る

3月1日の就活スタートのニュースに、この春大学3年になる娘が焦っている。就職するとなれば、1年先は就活生。大学の友達の多くは既にインターンシップに参加したり、具体的な目標に向かって動いていて、就職か進学かさえも決められない娘は取り残されているように感じているらしいのだ。

大学に行くのは、自分で情報を集め自分で決断できる能力(教養)を身につける為、と子供達に言い聞かせ進学させた。そして、卒業後の進路も、決して世評で決めるのではなく、自分で考えた自分にとって一番良いと思われる道を進んで欲しいと願っている。

子供達には、「大学院に進学したいなら学費は出す」と伝えてあるだけ。と、気取って書いてみたけど、好ましくないと思った方向へ進もうとしたら、それを止めようとするかも。失敗もまた良い経験だとは思うけど、再起不能な大失敗は避けないと。まだまだ親の方が世間を知っているのだから、親の意見の方がほぼ正しいのではないか。

とはいえ、子供達には親の知らない革新的な考えもあるはずで、親の古い考え方でそれを押し潰す訳にも行かない。でも、そんな革新的で正しい考えなら、きっと親を論破するだけの力があるはずだ。だから、やはり親として自分の思う通りに子供達に意見しても良いだろう、と思っている。

今迄の子供達の歩みも、結局は親の意見が反映しているものと思うけど、先が見えないで迷っている時に、前方を照らしてあげただけである。多分、親の思い描く道の方を重点的に照らしたとは思うけど。今回も娘に人生を照らすライトを一つ貸してあげた。

「好きなようにしてください」 楠木 建 著 ダイヤモンド社 2016年2月

Q&Aの形式を取る人生相談風の本だが、答えは殆ど 好きなようにしてください でおしまい。でも、その後で質問者の見方とは全く別の視点からの意見がいくつか示され、更に著者の薀蓄が続くのである。その薀蓄によると、人は自分がやりたい事が何かは分からなくても、やりたくない事は良く分かるのだと言う。だから、やりたくない事だけは避けて行き当たりばったりで生きていくのが良いと。人生は計画通りには決して進まない。

息子の将来も親から見ると全く予測がつかないけれど、今春進学する息子が決めた大学院は私の母校だから文句は言えない。

2015年11月16日月曜日

タイに行ってきた

4泊5日で妻とタイに行ってきた。旅行の目的は留学中の娘に会って留学の様子を見聞きすること。LINEでのメッセージや写真や電話で連絡しているから分かっている積りでも、暮らしている街や学んでいる大学の雰囲気、そして娘のお気に入り料理の味は行って体験しなければ分からない。

旅の骨格、フライトとホテルを決める

HISのツアーで航空券とホテルと空港の送迎がセットになっているのを利用した。個別に航空券とホテルを手配するより一人1万円程割高にはなるが、旅行中のトラブルはHISの方で何とかして貰えるという安心感を買った。

関西空港とバンコクの往復にはタイ国際航空の昼の直行便を使った。他のどの便よりも高いが一番楽だと思うからそれだけの価値はある。勿論、もっとお金を出してビジネスクラスで行けば、フライト中の快適と優先チェックインでのいい気分も買えるけど、出入国時の煩わしさはエコノミーと同じだし、家からホテル迄のトータルの快適さ を考えるなら空港迄のアクセスを楽にする方がビジネスクラスよりも重要な気がする。

その意味では、ツアーに空港とホテルの送迎が付いているのをオマケのような積りだったけど、実際は特に不案内な旅行者にはとても有難いサービスだった。大荷物を抱えての公共交通の利用は通勤通学ラッシュに遭えば大変だし、タクシーは使ったことないから不安だし。それに、送迎のガイドには滞在中の注意点と必須タイ語まで教わった。

そう言えば、娘の留学が決まった頃に知人に話したら、じゃあ一緒にタイに行きましょうと言われたけど、其の時は社交辞令だと思っていた。こちらの日程とホテルが決まったので知人に連絡したら、本当に知人家族も同じ時期に行くことになって、しかも帰りのフライトは(ウチがどの便にしたのかは連絡して無かったのに)同じ便だった。きっと、幼い息子さんや彼のお母さんも一緒だったから、私と同じ考えで最も楽な便にしたのだろう。知人家族とは娘の大学を案内した日を除いて全く別々に行動していたのに、空港のチェックインの長い列の私達のすぐ後に知人が並んだ時は本当にびっくり(同じ便に乗るから不思議はないけど)したけど、お陰で順番待ちも楽しく過ごせた。

ホテルは交通が便利で日本語が通じやすく、ウォッシュレット完備のクラウンプラザホテルにした。BTSという高架鉄道のサラデーン駅と地下鉄のシーロム駅から徒歩数分。成る程、これは便利だった。サラデーン駅前にはモールもあるし。娘の寮からも近いし。

このホテルは日本の新聞や食事も完備。しかも、日本のテレビ番組まで映る。ホテルのビュッフェには味噌汁、納豆、ご飯、漬物もちゃんとあった。それに料理の表示には英語に加えて(タイ語表示は無いのに)日本語もあるのだ。尤も、「English Bacon」の訳が「英語ベーコン」なのには笑ったけど。

にわかセレブ体験

このホテルはサービスも完璧。少し部屋を空けていると何時の間にか水のボトルやティーバッグが補充され部屋が片付いている。フロントで1万円をバーツに両替して貰ったけど、関空で千バーツ両替したレートよりも大分良かった。それに、フロントでは水のボトルも貰えるらしい。兎に角、何でも頼めてしまうのだ。

セレブは日常こんな気分を味わっているのか…とは思ったが、何時も監視されているようで落ち着かないとは妻の感想。何でも他人にやって貰っていれば、自分では何にも出来ない人になってしまう。何も出来ないセレブは所詮、憧れの対象にはならないはずなのに、マスコミはやたらと持ち上げるなあ、と苦々しく思う。

私はセレブじゃないからこんな事までやって貰えるのかと驚くけど、それだけの事。セレブ生活には自分でやる事で得られるワクワク、ドキドキの体験はやってこない。能力や知識の向上もない。結局、セレブ生活は、人にやって貰うという立場になって偉くなった気分を味わうのが目的じゃないのか、と思った。

仏教テーマパーク、ワットポー

娘に行きたい所は何処かと聞かれて、娘の大学と寮の部屋(男子禁制なので妻が訪問)さえ訪れれば十分と答えていたけど、ワットポーにも行きたいとも答えていた。仏様でも寝転がっているというのがタイらしいと気に入っていたから。

ホテルからはタクシーで向かう。ホテルの人にタクシーを呼んで貰うとピカピカの新しいタクシーがやって来た。単なる偶然か、或いは選りすぐりの車を寄越したのか。バンコクはタクシーがとても安い。二人以上ならBTSより安いと思う。但し、時間帯によっては渋滞で大変だから、そこは使い分けて。

入場料は100バーツ、水のボトルの引換券付き。王宮などに学生証だけで無料で入れた経験で娘は当然無料で入れると思っていたけど、大学の制服を着てないと駄目だと言われた。

日本の仏像は金箔が殆ど剥げ落ちているけど、タイの仏像はどれも金ピカである。絶えず補修しているらしい。古いものにも手を加えるのには抵抗がないということか。それに建物はどう見ても新しい。装飾がされているけど柱はコンクリートだろうし、天井の梁はH鋼のようだ。熱帯地方だから、木造の建物は長く持たないのでは無かろうか。


しかし、新しい施設も含めてこのワットポー全体が仏教テーマパークのように調和したデザインで作られているのは見事である。観光客の多くはこの仏様だけを見て帰るのだが、それはワットポーの一部に過ぎない。本堂や寄進された沢山の仏像や熱帯独特の鳥の鳴き声など味わう事が出来る。

その後、リバーサイドのネイビークラブというレストランで昼食。どうもタイの海軍施設らしいのだが、娘がバンコクに詳しい人に連れて行って貰った事があって、誰でも入れる穴場らしい。

帰りはチャオプラヤー川のエクスプレスボートでサパーンタクシン駅まで行ってからBTSでホテルに戻る。一日で色んな乗り物に乗って楽しかった。

英語を嫌っていたはずなのに

タイ語の本は何回も図書館で借りたのにサッパリ頭に入らず、結局タイ語は空港からホテルまでの送迎でガイドが教えてくれた必須タイ語4つの内の「こんにちは」に当たる「サワッディー」と「ありがとう」に当たる「コックン」だけを覚えた。残りの2つは「幾らですか」と「まけて下さい」だから、買い物嫌いの私は結局覚えていない。

尤も丁寧形にするには、それに男性は「カップ」、女性は「カー」という決まり文句を付け加える。タイ人は英語でもこれを付け加えないと丁寧な気がしないらしく、女性客室乗務員は「Thank you カー」などと挨拶していた。

この2つの言葉を知っているだけでもタイ人との距離が縮まるような気がする。それに、「サワッディー」という言葉は「おはよう」、「こんばんわ」、「さようなら」の場面でも使えるとても便利で大事な言葉なのだ。

ホテルでは日本語で用が足りるとの事だったが、日本語担当者がいない時もあって、そんな時にちょっとした話をするにはやはり英語の出番だった。日本語では押し通せないと知るや、もう15年以上も使って無かったのに英語が自然に出てきた。こういう時は英語が実に便利なコミュニケーションツールだと感じる。

日本での英語熱に危機感を抱いていたから英語に対して素直な感情を持てなかったけど、英語はやっぱり頼りになる奴だった。英語との距離をどう取っていくのか、改めて考えようと思ったのもタイ旅行の収穫だ。そして、タイ語を知らず英語だけではタイのほんの一部しか知り得ないことも。

2015年10月19日月曜日

やさしい経済学 教育の意味と価値

日経新聞の「やさしい経済学」では 教育の意味と価値 というテーマで現在連載中だ。興味深い話だな と思っていたら、折しも、今週の週刊 東洋経済は「教育の経済学」が目玉記事だ(新聞広告による)。これはきっとブログにこのテーマを書くように促す天啓に違いない。尤も、新聞に載っているのは公共政策としての教育だけど、経済誌の方は教育による個人的な金銭的得失らしい。

さて、教育の経済学とは、今迄に多かったのは 子供達の大学卒業迄の費用を如何に捻出するか、金策の話であって、その費用に見合う価値があるのかまで考える事は少なかった。

しかし、たとえ一流大学卒の肩書があっても もはや一生安泰ではなくなったと 誰もが思うようになり、また教育費が 恐らく住宅費に次ぐ大きな出費であり 家計に余裕が無くった昨今、単に大卒の肩書を得る為だけに大学に進学させるのも もう無理だ。だから、大学に進学させるのならその意味と価値を考えることは重要だ。

単に経済的な話なら高卒で公務員になる方が有利かもしれないけど、結局は子供達が総合的に見て より幸せな人生が送れるように親として考えるのが大事だと思う。最適解はその家庭の事情や子供の性格と才能によって異なるだろう。世間的に一番と言われている道のりが自分達の子供に最も相応しい道のりとは限らない。

小さい頃は手作りの教育

では、我が家ではどのようにして来たか。子供達二人とも幼稚園から高校までは公立の学校、大学は地方国立大学である。幼稚園は一年保育だったので、その前に一、二年程 幼児教室に通わせていた。

高校入試の前に半年程、週に1回の入試対策講座を受ける為に塾に行かせたのと、小学校と中学校の間はチャレンジという通信教育を受けさせていた。息子は更に高校になってZ会の通信教育も2年程やった(殆ど役に立たず)けど、それ以外には塾や予備校には頼っていない。

その経験から言うと、小さい頃は親が勉強を見てやったり、親が子供の前で勉強するのが一番良い教育だと思っている。自分の時間が使えないから代わりにお金を掛けるというなら仕方ないかも知れないけど、塾代を稼ぐのにパートに行く位なら、その時間を子供達に直接使う方がずっと良い。

そして、高校生になったら学校を最大限に活用する。高3にもなれば夏休みや冬休みには予備校に劣らぬ補習授業もやってもらえるし、個別の質問にも喜んで答えて貰える。少なくとも、子供達の周囲では塾や予備校に頼らない少数派の方が良い所に進学している。

地方国立大学に進学

高校卒業後は取り敢えずの大学進学だった。自分がどう人生を歩むのかを考えるモラトリアム期間である。二人共、進学時点では專門がはっきりとは決まらないような所に進んだ。

ところで、親元から私立大学に通うのと 地方国立大学に行くのとでは費用はそれ程変わらない。受からなければしょうが無いけど、どちらも選べるとしたら地方国立大学をお薦めしたい。親元を離れて自活するのは自立させる為には非常に良い経験だと思う。

それに、欧米では一流大学でも都会ではない立地が多い。勉学に励むというなら都会よりも寧ろ そういう場所が相応しいだろう。

そう言えば、日本人のノーベル賞受賞者で最近は地方国立大学出身者が増えてきた。何でも東大が一番とは限らない。それに、東大には一芸に秀でた天才は入学し難いのだ。

2015年10月8日木曜日

タイ旅行計画

来月、タイに行く。ここ何日か色々調べて日程とフライトとホテルを決め予約した。

最大の目的は娘の留学の様子を見に行くこと。プーケットとかのリゾートも行ってみたかったけど、日程が長いと疲れるのでバンコクだけにした。

それでも、選択肢は山程ある。上はファーストクラスに乗って、最高級のホテルに泊まり、下は最安値のチケットを使って激安ホテルに泊まる。フライトも昼便、深夜便の違い、或いは直行便と経由便の違い。どう考えて何を選択するかは今後のお金の使い方、さらに自分の生き方にも通ずる問題だ。

今迄の自分だったら、一番安い方法で行くのが嬉しかったはずだ。色々と情報を集めて分析し最安値を追求するのは一種の知的ゲームと言える。しかし、方針を変えたのだ。今は、一番心地いい方法で行く。

しかし、一番心地いいとは一番高価な方法という訳でもない。内容に見合わない価格では、私には心地良くない。激安も 疲れたり 不便だったり 卑屈になったりと やはり心地良くない。旅行のやり方を費用で分けると、概ねこのようになると思う。
  1. 激安 最安値フライトで安ホテル
  2. 普通 深夜便や経由便で普通のホテル
  3. 贅沢 直行の昼便で高級ホテル
  4. 極楽 ビジネスクラス直行の昼便で最高級ホテル
(世の中にはこの極楽クラスを上回るファーストクラスで行く旅というものも一応存在するらしい。)

ビジネスクラスだと 座席が広かったり 食事が良かったりと エコノミークラスより確かに快適である。しかし、幾ら食事が良いとは言えエコノミーとの比較である。空の上の調理では限界があるから やはり高級レストランには敵わない。又、座席が広くて嬉しいのは座席にじっと座っているからだ。短距離の飛行ならエコノミークラスでも辛くはない。バンコクまでの飛行時間は約6時間である。短距離とは言えないけど、エコノミークラスでも苦行にはならない距離ではなかろうか。

ビジネスクラスとエコノミークラスの値段差は一人当たり10万円強。飛行時間1時間当たり約1万円の差は 今の私には 払える金額だけど まだ平気に支払えない。だからエコノミークラスにする。

それから、最高級ホテルと高級ホテルの違いは 豪華な設備と内装 洗練されたサービス …らしい。高級ホテルでも快適な設備だし 必要なサービスは受けられる。しかし、宿泊せずとも、お茶するだけでも最高級ホテルへ行って豪華な設備を味わう事は出来るし 洗練されたサービスって慣れないと恐縮して疲れる、と考えると高級ホテルの方が気楽でいい。

それに、バンコクでの最高級とされるホテルはこぞってチャオプラヤー川の川岸に沿って建っている。優雅に寛ぐには最適だが、今回の目的なら娘の大学の近く、都心の駅前の方が便利だ。そうすると、高級ホテルの方が良い。

このように、旅行一つにしても あれこれ考える。今回の旅には贅沢コースが最適と思ってそう決めたけど、優雅に寛ぐ旅をしようと思ったなら極楽コースも良いと思う。

ところで、今迄は直行便が一番疲れない方法だと思っていたけど、台北経由便なら飛行時間は3時間が2回になって 直行便よりも疲れないかもしれないと ブログを書いていて思った。

2015年10月1日木曜日

我が家の携帯事情

我が家の携帯料金が上がってきている。長らく、月に4千円程で家族4人分を賄ってきたけど、最近は月8千円台なのである。

我が家の携帯の歴史

我が家の携帯歴はそれ程長くない。なるべく、そのような機器は持ち歩きたくないと思ってたし、料金も高かったから。

しかし、携帯電話を持つことが当たり前の世の中では、そうも言えなくなって来た。妻が必要性から最初に持つことになり、その時はAUの携帯だった。私も、緊急時の連絡手段という意味で持たされた。但し、携帯電話ではなくPHSで 登録してある3箇所にしか掛けられないという まるで糸電話のような代物だけど 月千円の格安プランにした。

それから、暫くして携帯各社の割引プランも充実してきて 糸電話と変わらない月額で普通の携帯電話を持てる時代が来た。携帯各社 ほぼ同じプランがあるが、ドコモが一番エリアが広いし バックボーンの容量も大きくて通信の安定性も期待出来そうだった。

そこで、夫婦でドコモの携帯を持つことにした。家族割と家族内通話が無料という特典があり、タイプSSバリュー という一番安いプランで月千円の無料通話分が付く。しかし、メールも要るから iモード月額使用料と 青天井のデータ通信料が怖いのでパケホーダイと 加えて携帯補償サービスにも入ったから 結局は一人約2千円になった。

それからまた暫くして、今度はタイプシンプルバリューというプランが出来た。これは無料通話分が付かない代わりに月額が安く、しかもメールし放題という特典がある。今迄も家族間のメールは無料だったが、このプランでは 誰にでも そして誰からでも のメールは 例え巨大な添付ファイルが付いていても無料なのである。それに加えてパケホーダイシンプルというプランが適用されて、有料のデータ通信が無ければ パケホーダイの最低月額料金が掛からないけどデータ通信料は上限額までしか掛からない。

他人に携帯から電話を掛けることも殆どなかったし、無料通話分は家族で分け合えるから 私だけその新しいプランに変更した。その時、学割プランというものも新たにできていて、私は放送大学の学生なので学割の値段にして貰えた。これで私の月額料金は(iモード月額料金と携帯補償サービスも加えて)約千円になった。

それからまた暫くして娘が高校生になった。電車通学するので緊急連絡用に携帯電話を持たせた。タイプシンプルバリューの学割で、私と同じ月額。JRは人身事故等でしょっちゅう止まったから随分と役立った。

息子は大学に入るまで携帯電話は持たなかった。しかし、地方の大学に進学することになり、家族間の連絡手段として携帯電話を持たせた。この頃、学割はとうとう月額基本料が0円となるまでに至った。これで家族4人全部合わせても月額4千円台に納まった。

子供達には携帯の月額料金は家族間の連絡網としてその維持費を私が持つけど、電話代とデータ通信料金の従量料金は仕送りから天引きすると言い渡してある。実際は電話は必要があって掛けるのが大半だから徴収してないけど、データ通信料は天引きして無駄に使わないように戒めてきた。ネットに繋ぐ必要があるならパソコンを使うようにと。

子供達のLINE事情

そういう訳で、現在も家族4人とも未だにガラケーを使っている。私の携帯は一度壊れて 携帯補償サービスを利用して 中古品(但し、最新機種でボディと電池は新品の部品になってる)に変更されているけど。

しかし、世の中は急速にスマホ化された。その理由は何と言ってもLINEの普及だ。今やLINE無しでは学生は仲間付き合い出来ない。娘が高校に入った頃はまだスマホは少数派だったが、高校を卒業する頃にはガラケーの方が少数派になっていた。

そこで娘は大学に進学する際にSIMフリーのスマホも持つことにした。ガラケーとの2台持ちである。格安SIMの月額千円は仕送りから天引き、スマホ代も2年ローンで仕送りから天引き。そして、パソコンはスマホからテザリングでインターネットへ接続と。

一方、息子もLINEが必要になったが携帯電話でLINEをしていた。それで、大学入学当初のようにデータ通信料金の上限額まで達することは無いけど 毎月それなりの料金は掛かる。

3年生になってから寮(月1,500円でインターネットに接続出来た)を出てアパート暮らしを始めて部屋にADSLを引いたけど、あれこれ調べずに引越し屋に言われるまま頼んだのが随分と高いプランで月に6千円もしていた。

それで、息子から相談されたので 娘のやり方を推薦したけど、既にネット廃人に変わり果てた息子はデータ量の制限がムリらしく、結局インターネットはWiMAX、そしてスマホの代わりにSIMフリーのタブレットを買った と後で聞いた。現在ではスマホのSIMも解約してWiMAXの本体をタブレットと共に持ち歩くようにしているらしい。固定電話を引かないネット廃人としては一番妥当な選択と言えよう。

このように我が家では 息子も娘もネット接続料やIT機器(パソコンも含めて)の購入代金は本人が支払うようにしている。これも 二人共 大学生になってから本格的に情報機器を扱うようになったから出来る事で、今ならもっと早くからスマホ等を持たせざるを得ないかと思うと、これからの子育ては大変だなと思う。

携帯月額を引き下げる

所で、長らく4千円台だった我が家の携帯料金が近頃上がってきたのは何故か。息子が大学に入った当初は無駄にデータ通信して上限額にしばしば達していたので値上がったが、指導の結果また4千円台に戻り、その後 携帯LINEを始めてから少々上がったものの息子がタブレットを使い出してデータ通信料はほぼ無くなった。

しかし、学割プランが時効になって通常の料金になって来たからまた上がってきたのだ。そうすると、妻が約2千円、後の3人が約1,500円で合計6,500円程のはず。所がそれより高い。原因の一つがネット廃人が契約したdTVの月額500円。もちろんこれは仕送りから天引きすることに。

しかし、先月の請求は8,500円程。千円以上高い。どうせ息子が無駄にデータ通信したせいだろう、と思いながら調べてみたら、妻のデータ通信料だった。あれっ、先月データ通信何かした? って聞いてみたら何もしてないとの返事。だけど、思い当たる事が一つ。妻の友人から写真付きのメールがあったのだ。

ああ、きっとそれに違いない。写真一枚で千円。家族間のメールなら写真付きでも無料だけど、妻のプランなら他人とのメールの送受にデータ通信料が掛かるのだった。スマホを使っていれば、データ通信料はどうせ上限に貼り付いているからそんなこと気にもしないけど、我が家はデータ通信料ゼロが原則。

そこで、妻のプランも今月からタイプシンプルバリューに変更した。これでもうデータ通信料がかかることは無いはず。電話を掛けなきゃ 4人分で月額6千円とネット廃人用dTVの500円。

データ通信しない工夫

勿論、Webの閲覧等は携帯を使わずパソコンなりタブレットにする。親世帯でも家の中ではADSLで、外ではモバイルルーターでインターネットに接続出来るのだ。

しかし、携帯メールを使った認証の仕組みで メールを開くとそこにネットのアドレスが書かれていることが時々ある。それをクリックすると データ通信することになる。それで何円か程度なら気にしないんだけど、何百円にもなるのだったら嫌だから、自分のGmailアドレスに転送する。メールし放題プランだから その時データ通信料は掛からない。それをパソコンから開けば携帯の(有料)データ通信の出番は無い。

しかし、考えてみれば 今使っているドコモのプランは随分と太っ腹なプランである。添付ファイルがどんなに大きくてもメールは無料。家族間通話が無料なのも。その無料通話分は 月に何万円にも相当する金額だった(娘の長電話)…今は留学中で使ってないけど。ドコモよ有難う。

2015年9月14日月曜日

包丁研ぎ

今日は包丁を研いだ。妻が包丁が切れ難くなって来た、と不満を漏らし始める時が研ぎ時である。ウチには包丁が2本あるけど、その両方共に切れなくなってから重い腰を上げる。

以前は月に一度は研いでいたけど、こっちに越してから今度でまだ二度目だ。外食が増えたのか、或いは食べる人が減ったのか。やってみれば大した手間ではないので、もっとマメに研いで何時も切れ味を良くすればよいのだが。しかし、研いだ後で切れ味が良くなった、その差を感じなければやり甲斐もないと思う。

それに、大義そうにやってれば、妻はご苦労様です、という態度を見せる。そういうのは他に車を運転してる時とパソコンでトラブって困っているときに手助けしてやる時ぐらいだ。始終研いでいれば、そんなご利益はなくなるであろう。普段は子供扱いである。

所で、まともな料理を作る文化を継承していく、というのは子育ての重要な要素だけど、その技術の一つに包丁を研いで切れ味を保つ、という事があると思う。私は父が包丁を研いでいるのを間近で見てはいたけど、実際に包丁を研いだのは結婚してからだ。

我が家でも私が包丁を研いでいる姿は子供達も目にしているけど、何ら関心を示さなかった。果たして、包丁研ぎの文化は子供達に伝承していくのだろうか。

私のやり方を説明しておく。砥石は人造石でこれ一つで仕上げまでOKの目の細かなもの。使う前に水に浸してピチピチという音が余りしなくなったら作業開始。濡らした新聞紙の上に砥石を置くと滑らない。砥石と包丁の角度をとにかく一定に保つのが唯一のコツである。


それから、砥石の全面を使って研ぐこと。私が使っている砥石は真ん中辺りが凹んできた(写真で分かるかな?)ので、今は意識的に両端部分を使うようにしているけど。

砥石表面には時々水を垂らして表面に水が途切れないようにする。暫く研いでいると砥石のクズがペースト状になるが、このペーストの上で研ぐのが肝要なので水を垂らし過ぎて流さないように注意する。

研ぎながら、時々包丁を指で触って研ぎ具合を確かめる。指の腹を刃の胴から刃に向かって滑らせるのである。刃にかすかな盛り上がりを感じたら、それは返しといって研ぎが完了した合図になるから、今度は反対面を研ぐ。

砥ぐ時間は刃の状態にもよるけど、包丁の違いも大きい。我が家の包丁では、薄い刃の包丁は片面1-2分も研げば返しが出てくるけど、厚い刃の包丁の方はその倍の時間は研いでいる。そのくせ、薄い刃の方がよく切れる。切れ味の持ちもいい。

利き腕の関係か、どちらかの面の方が研ぎやすいはずであるが、意識的にどちらの面も同じ様に砥ぐことを心がける。反対面にも返しが出来たら、また裏返して、その返しが無くなるように砥ぐ。私は更に裏返しては砥ぐのを段々と軽くしていって何回かしてるけど、これは私の無用なコダワリであろう。

オマケの画像。我が家のヨーグルト、昨日作って今朝食べようとした所を撮ってみた。元々は R-1 だったが、今ではすっかり普通のヨーグルトになってしまった。私は今の方が好みだけど。


表面が綺麗過ぎて、一部すくって見せないとヨーグルトに見えない。これ程の出来は滅多にない。しかし、いくら上手に作っても妻は尊敬してくれない。

2015年9月6日日曜日

海外キャッシングの繰り上げ返済不首尾

クレジットカードの海外キャッシングが海外留学中の娘への送金手段である。娘には家族カードを渡し、それを使って先日バーツを引き出した。これ自体は順調なのだが、返済までの期間の支払い金利を節約しようと本人カードで繰り上げ返済を試み不首尾に終った話。

先週、引き出した連絡を受けた次の日に返済を試み成功せず。この時はキャッシングの限度額が下がっていたものの、支払いの請求額にはまだ反映されてなかった。ネットを探ると、繰り上げ返済は請求額が確定してからでないと出来ないとの情報があったので、その時もう一度試して見ようと思った。

その後しばらくはカード会社のサイトにログインしてキャッシングの請求が来てないかチェックしてたけど暫く忘れていて、昨日久しぶりにチェックしたら請求が来ていた。それで今日再び繰り上げ返済を試みたが、又もや成功せず。

果たして家族カードでの利用を本人カードで繰り上げ返済することは可能なのか怪しくなって、ネットで情報を探す。そうすると、ニコスカードではないけど三菱東京UFJ銀行カードのサイトに「家族カードではご返済いただけません。」との注釈があった。私の場合はその逆のケースだけど、ダメだろうと思う。

幸いにも娘は月末近くになって引き出し、キャッシングは月末締めだったので借入期間が最短に近かった。そうすると支払い金利は利用高の1%強に過ぎないから、もう繰り上げ返済でジタバタするのは止める事にした。

キャッシングはリボ払いで支払い月額の上限は5万円である。今回の利用額はそれを超えていたけど、ネットで支払額は臨時増額したので無駄に金利を払わずに済む。

所で、ATM利用料は徴収されたのだろうか。タイ側で180バーツ、ニコスカードで216円取られている可能性がある。

請求額は、51,258円+金利730円で合計51,988円であった。この51,258円を15,000バーツで割ると、3.4172円/バーツになる。

請求に使ったのはどの日の為替レートか不明だけど、休日に引き出したから、その日以降の平日の値決めであろう。電信売(TTS)と電信買(TTB)の仲値(なかね)が手数料無しの為替レートになるけど、三菱東京UFJ銀行のサイトでは、8/31 3.38円/バーツ、9/1 3.38円/バーツ、9/2 3.37円/バーツ、9/3 3.37円/バーツ、だった。請求額はこのどのレートよりも悪い。

そこで、ATM利用料216円がかかっているとして、それを引いた額、51,042円を15,000バーツで割ると、3.4028円/バーツになる。

一方、ATM利用料180バーツがかかっているとして、51,258円を15,180バーツで割ると、3.3767円/バーツになる。

タイと日本の両方でATM利用料がかかっているとして、51,042円を15,180バーツで割ると、3.3625円/バーツになる。

うーん、この結果から見ると、タイ側のみATM利用料が取られているらしい。別の金額を引き出して請求額を調べればもっとはっきりすると思うけど。

2015年8月11日火曜日

タイ留学に台風の妨害

娘は8月8日、大学最寄りの地方空港から台北乗り継ぎでバンコクへと旅立つ事になっていた。しかし運悪く、超強力の台風が丁度その時間に台湾を直撃。

その一週間前位から、このまま台風が進んだら困るなあと話していたら、その通りになってしまった。しかし、今更どうしようもない。予定の乗継便に乗れなくても同じ航空会社だからバンコクまで航空会社の責任で連れて行ってくれるはず、但し2日位到着が延びる事も想定して準備して行きなさいと娘にはアドバイスしていた。

出発が8時間遅れるとの連絡が前夜になって入った。早朝出発の予定だったから、空港隣接のホテルを予約していたけど。しかし、やっぱり娘は予定通りホテルにチェックインして時を待つ。

それで台北に到着した時には予定の乗継便はとうに出発した後だったと。後続のバンコク行きは満員で、結局翌朝の便に乗ることに。娘は一晩を空港で過ごしたそうな。それでも同じ大学に留学する仲間と一緒だったし、道中の様子もLINEのお陰で把握できたから親としても安心だった。

結局、予定よりほぼ一日遅れてバンコクに到着したらしいけど、着いてみればそんなトラブルも良い経験だったと言えるのも幸せか。

2015年8月4日火曜日

父親の出番はかくの如く

日経新聞の私の履歴書は、7月で女優の浅丘ルリ子さんの連載が終わり、8月からは脚本家の倉本聰さんの連載が始まった。まだ幼い頃の逸話が載っているのだが、今日の話は英字ビスケットを万引きした話。

まだ、小学校に入る前の歳だ。その時の記憶が鮮明に残っているのは、きっとおやじさんの対応が見事だったからとしか言いようが無い。

話の大筋はこうだ。母と町までバスに乗って出かけた少年は、お菓子屋さんに寄った際に母が店員と話している隙にAとOの2枚の英字ビスケットをガラスケースの中から取ってズボンのポケットに隠した。帰りのバスの中で少年の怪しい様子に気付いた母に追求され白状した。ここからは原文を引用してみる。
 家に帰ると、両親で善後策を話し合ったのだろう。しばらくすると、おやじが来て「出掛けるよ」とのんびりした口調で言った。説教なんかないままバスに乗った。
 「万引きのこと聞いてないのかな」という淡い期待もむなしく、おやじはまっすぐに菓子屋に向かっていく。店に着くと「英字ビスケットをください」と言った。「いかほど?」「全部。在庫も」「在庫もですか?」「はい」。在庫は「かます」と呼ぶ油紙のでっかい袋にふたつあった。
 おやじは店先のビスケットまで買い占めると「帰ろうか」と言いながらふたつの大袋を肩にかついで歩き出し、帰り着くと袋を納屋に放り込んだ。最後まで説諭はなしだった。 
もし、自分が同じ立場だったらどうしたか、と考える。子供を叱った後、一緒に菓子屋まで行って万引きしたことを謝罪し、代金を払う。それ以上の事が出来るであろうか。

その英字ビスケットは日米開戦後、食糧事情がかなり悪くなった頃に突然おやつに出るようになった。少年は、すっかりかび臭くなったそのビスケットを食べるたびに後ろめたいような懐かしいような不思議な気分になったそうだ。

叱らないでも自分のやったことの意味を分からせる方法がある。しかも、迷惑をかけた店に父親が謝る姿を見せないでちゃんと償っている。その袋の大きさが自分のやったことに対する両親の悲しみを示している。何と見事な対応。

2015年7月21日火曜日

娘の留学準備

タイへは8月に出発だが、関空発と思っていたら、娘の大学最寄りの地方空港から出発することになっていた。それで、連休中2泊3日の慌ただしい日程で娘が新居にやって来た。直前まで試験があって出発前に会える最後の機会だから。

娘は留学前に新居を見たかったし、色々と留学に際して用事があった。

まずは、パスポート。娘が高校の修学旅行の時に作ったもの。有効期間は十分あり。こちらで預かっていたけど、タイのビザを取って娘に渡した。大阪のタイ王国領事館に行って取る必要があるので、娘に必要な書類を送ってもらい、私が代行で申請と受領していた。原則、本人しか出来ないけど、未成年者なら親が代行も可能。

それと、クレジットカード。海外キャッシングの為に必要なので、NICOSの家族カードを作っておいたのを渡した。

そして、娘のスマホNexus5の液晶の修理と電池交換。一ヶ月前位に落っことして液晶のガラスにヒビが入り、電池の持ちも悪くなってたから新しいのを買いたい、と言う娘をなだめて修理を約束していたのだ。

修理用の部品はネットで注文出来て、修理のやり方も体験談もネットで出回っているから出来そうだったけど、後から部品は偽物という情報も耳にしたから修理が上手く行くか不安だった。確かに、メーカーは個人がスマホを修理することは認めてない。下手に修理すると技適の認証が失効して電波法違反の疑いが出てくるというのがその理由だろう。だから、正規の修理部品も入手出来ないはずなのだ。

届いた部品はどう見ても本物のようだった。わざわざそれを偽造しても絶対に儲からない。ただ、検査不合格品を横流ししている可能性もある。電池の容量が規定の1/3にも満たなかったとの情報も多数あるし。部品の値段は合計1万円程。その他にY型の特殊ドライバーを買って用意しておいた。

娘が図書館へ行っている間に液晶と電池の交換だ。豪快に液晶を引きちぎって外す。とても娘の前では出来ない。娘が戻って来た時にようやく修理が終了。無事に起動して一安心。ただ、液晶の取り付けの際に接着剤を付けるのを忘れた。後で保護ケースを付けてもらう事にする。電池の持ちがどれ位改善したのかははっきりしないけど、少なくとも悪くはなっていないようだった。

今迄、娘とは携帯電話の家族無料通話と携帯メールで連絡していたけど、留学中は使えないから、LINEで連絡を取るように計画している。我が家もタブレットを新しく買ってLINEが使えるようにした。

スマホは(オヤジには)画面が小さすぎるし、タブレットの方が値段もお手頃だし。LTEの通信はモバイルルータで出来るからWiFiのものに的を絞って選び、ASUS ME176C2という製品にした。これは旧型製品のメモリを1GBから倍増しただけだが使い勝手が随分と改善されたと評判がいいし、17,800円とお安かった。

LINEの電話機能を使って、このタブレットで目の前でスマホを持って座っている娘と通話が出来るかも確認。

よし、これで親がすべき娘の留学の準備は全部出来たぞ。