テレビのスピーカーを外付けに改造

今日は、小学校のPTA委員の時代から続いている主婦の忘年会(最近はランチらしいけど)と称する集まりに妻が出掛けた。その隙にテレビの改造をすることにした。

以前の住まいでは、CDラジオのスピーカーを外付けにすることで立派なオーディオセットにした積りで得意になっていた。しかし、引っ越ししてからは、そのCDラジオに良い居場所を与えられなかったから、工作部屋の片隅に追いやられた。

最近、妻がリビングで音楽を聞きたいというのでハードディスクレコーダーでCD再生するように勧めたけどテレビの音では余り聞く気になれなかったらしい。

そこで、テレビのスピーカーを外付けに改造することにした。音楽だけでなく、ドラマや映画の音も良くなるし、オーディオセットも不要になって我が家の余分なモノの断捨離にもなる。我が家のテレビには外部スピーカー端子などの気の利いた装備はないけど、内部スピーカーへの配線を外に引き出すだけの単純な改造さえすれば良い。(但し、改造するのは製品保証期間が過ぎてからにしないと、改造に関係ない所が故障した場合でも保証が受けられない。)


延長するコードはハンダ付けにする。そして、そのハンダ付けに最適な場所がキッチンなのだ。床を焦がす心配もなく、換気も大丈夫。眉をひそめる人さえいなければ。

そして、彫刻刀でテレビの裏蓋にコードを外に引き出す溝を作る。コードには結び目を作り、その結び目が溝の所に当たるようにしておけば、コードが引っ張られてもハンダ付けの箇所には力が掛からない。内部スピーカーの端子は一つだけ外し、宙に浮いた端子金具は絶縁しておく。これで、内部スピーカーからは音が出ないけど、もし外部スピーカーの音が気に入らない場合にはその端子金具を再びはめる事で元に戻せる。

そして裏蓋をはめて完成。後は掃除をしっかり。キッチンで退避させていた品々も元の通りに。


完成したテレビ・オーディオの姿。この外部スピーカーも実は手作りで、しかも使っているスピーカーユニットもステレオという雑誌の付録のキットから作ったもの。箱はホームセンターで売っているMDFという板をカットサービスで自分の設計通りに切ってもらい、スピーカーとコードの穴だけは自分で開け、それを組み立てて木工ボンドで固める。箱の中には車のシートの改造で余った硬綿を詰めた。

このスピーカーユニットにしては大きめの容量の完全密閉型のスピーカーボックスである。完全密閉型はバスレフ型よりも設計が楽だし、音も自然で好きだ。バスレフ型は低音が出るとは言うものの共鳴した音だから、(コンサートホールのような響きなら良いけど)音源によっては不自然に聞こえるのだ。

早速、音が出るか確認して見る。確かに両方のスピーカーが鳴っているが、低音が不自然に大きい。きっと、テレビ内蔵の貧弱なスピーカーの特性を補正するようなアンプの特性なのだろう。トーン・コントロールの設定で何とかしないと。で、テレビの取扱説明書を捜す。見つからん、困った、妻が帰ってくる迄に何とかしないと。

捜すこと30分、テレビの取扱説明書は妻のPCを入れておく箱のPCの下に入っていた。早速、音を調整する。イヤホン時にはオフになるというイコライザーという項目があった。説明には「スピーカーの音を聞き易い特性にする」とある。きっとこれだ。そしてオフにして見ると、ようやくマトモな音になった。

これで音楽を聞くと実に良い音だが、テレビの音声だと低音がまだ大き過ぎる。きっと、今迄のショボい低音に慣れていたからだとは思うけど、トーン・コントロールで少し低音を下げ高音を上げて調整しておいた。

妻が帰ってくるのに間に合った。さて、散歩にでも行くか。

マイナンバーがやって来た

今日、我が家にマイナンバーが届いた。

息子は大学の在る街に住民登録を移しているから、私と妻と娘の3人分。そう言えば、ちょっと前に自家用法人のマイナンバーも届いていた。こちらは普通郵便で。法人のマイナンバーは公開されるそうだから、それで良いのだろう。

それで、私と妻のマイナンバーカードを作ることにして、今年パスポートを作った時に撮った写真の余りを申請台紙に貼って投函した。撮影後6ヶ月以内ならOKだから丁度良かった。パスポートの写真と同一にしてみたかった。

自家用法人でeTAXを利用する時に電子証明書が必要になる。今迄は住基カードに入れた電子証明書を使ってきたのだが、転居したから使えなくなっていた。だが、マイナンバーカードを作れば無料で電子証明書も付いてくるのだから便利な世の中になったものだ。

しかし、今度の年末調整事務で電子証明書が必要になる。源泉徴収票と法定調書合計表の提出期限は1月末である。是非ともそれ迄にマイナンバーカードが欲しいから、日頃のんびりしている私だが即日でマイナンバーカードを申請したのだった。

アルトはスズキの良心作

先の[自動車改造論]という投稿で、改造が上手くいった時に「開発陣の知恵をユーザーが越えた」と書いたけど、それは言い過ぎかもしれない。

アルトにはフロントスタビライザーの設定が無く、そのためハンドルを切った時のロールが大きいし、強い横風でふらふらする。フロントもリアもシートの座面やバックレストの形状が真っ平らで座り心地が何とも悪い。リアシートのバックレストは角度が寝かしすぎだし、フロントシートが低いので見通しが悪い。

買った当時はダメな設計だなあ、と思っていたけど、今は安い車が必要な人に安い車を供給する、というスズキの方針に沿った設計なのだなあ、と感じている。

アルトは本当に安い。メーカーの利益も少ないだろう。もし、アルトにダメな所が無かったらアルトばっかり売れてスズキは儲からない。だから、日常の足として安い車が無くてはならない人の為に儲け度外視でアルトを作り、儲けは売れ筋の車種で稼ごうとしているのかも知れない。言わば、アルトはスズキの良心作なのである。

そう思ったのは、アルトのライバル、ダイハツのエッセという車の写真を見た時だ。リアバックレストの上端を支える金具とパーキングブレーキレバーがアルトと全く同じ部品だと気付いた。アルトの設計者は、この一番安い部品を使って設計するように言われたのか、と納得した。

そうすると、バックレストの角度もこれ以上立てられないのかもしれない。(もう一つの可能性は、バックレストを寝かせることで室内長というカタログの数値を大きく出来るから、セールス上そうするように言われたのかも。) パーキングブレーキレバーの高さが決まっていれば、それに合わせてフロントシートの高さも決まる。シート表面の形状も平坦にしないと表皮の縫製が複雑になってコストアップになる。リヤシートのバックレストにしても必要でない人々もいる。追突事故など在り得ない離島で使うとか、リヤシートには小さな子供しか乗せないとか、そんな使い方ならバックレストは無駄なコストだ。

別に開発陣が悪い訳ではない、コストを最優先にするアルトという車の性質から生まれた設計なのだ。

しかし、アルト(型式:HA24S)という車は、ワゴンR(型式:MH22S)という売れ筋の車と同じプラットフォームである。エンジン、サスペンション、ステアリング、ブレーキなど走行に関する基本部分は同一なので部品の流用も出来る。

そこで、ワゴンRのパーツカタログも手に入れ、フロントサスペンションを調べた。アルトとの違いはスタビライザーの部品の有無だけだった。つまり、その部品を取り付けるだけでアルトにフロントスタビライザーが付くのだ。逆に言えば、アルトはコストの為に部品を削られて安定性を損なった不完全なフロントサスペンションにされている。

だから、その失われた部品を復活させる行為は改造と言うより補修と言うのが相応しい、とさえ思う。スズキのディーラーに取り付けを頼んだら断られたので、馴染みの自動車整備工場にお願いして取り付けて貰った(部品代込で2万円)。

これで、走行性能に関して、我が家のアルトはワゴンRの上を行く。軽量だし、重心は低いし、前面の面積が小さいから燃費も良いし、側面の面積も小さいから横風の影響も小さい。

フロントシートに座布団を置くことで高さは取り敢えず高く出来る。所が、そうするとパーキングブレーキレバーとシフトノブの位置が下過ぎる。市販のシフトレバー延長棒を使えばシフトノブの位置は上げられる。ではパーキングブレーキレバーをどうやって持ち上げるか。色々考えた挙句、結局はワゴンRのパーキングブレーキレバーに交換することにした(部品代はブレーキカバーも入れて1万円強)。


シフトレバーは最初は真っ直ぐの延長棒を使っていたが、その後にくの字型の延長棒に変えた。更にくの字を運転席側に少し捻った位置で固定してシフトノブが好みの位置になるようにした。写真は1速に入れた時、シフトレバーの延長線よりもシフトノブが運転者側に傾いているのが分かる。

フロントシートも座布団を置いておくだけでは気が済まなくなって、大胆に改造した。写真のシート座面の側面、リクライニングレバーの上辺りに横に筋が入っているけど、その位置が元の座面の高さである。


座面を持ち上げるのは主に手芸店で売っている座布団用の硬綿である。化繊綿が層状に固められているので薄く剥いで厚さを調整することも出来る。スポンジと繊維が絡まるとズレないので接着剤などで固定する必要がなく何度でもやり直しが効くので、座ってみないと上手くいったか分からない手探りの改造にはとても有効だった。それと、ホームセンターで売っている硬質スポンジとチップウレタンも使っている。

バックレストもスポンジを表面から大幅に千切って硬綿を表皮の下に入れてある。リアシートも単にスポンジを千切るだけでなく、硬綿や硬質スポンジを駆使して最適の座り心地を追求している。

最後に、切り刻んだフロントパネルも運転席から見ればマトモに見える証拠写真。


センターコンソールとか余分な物は一切ないので足元が実に広い。そして、運転席のフットレストも改造して取り付けた。助手席にもフットレストを作ったけど、マットの下だから見えない。

自動車改造論

久々に我が家の車の改造をした。リヤシートの座り心地を改善しようと、あれこれ。

車は設計通りのままが一番良くて、改造すればする程ダメになる、という説がある。エンジニア達が昼夜頑張って最適値を求めて実験して設計されたものを素人が変更しても改悪にしかならない、という訳だ。これは正しい面もあり、また違う面もある。

製品開発にはコストと期限という制約がある。その縛りの元でエンジニア達は最善を尽くしたとは言え、もしその制約が無ければ、もっと良い物が出来たのでは、という部分は必ずあるのだ。

もう一つの問題は、万人向けに設計されている、と言うこと。シート高さもシフトレバーの位置もパーキングブレーキレバーの位置も私の体には合ってなかった。自分の体に合うように車を改造する、というのが改造の目的の一つなのである。

自動車改造業界の餌食になる人々

車の改造と言うと、マフラーを交換して排気音をうるさくし、車高を下げて乗り心地と使い勝手を悪くし、巨大ホイールと極薄タイヤに大枚を叩く事だと思うのが世間一般ではないか、と思っている。そんな改造をする人々は、車を格好良くすることが第一である。つまり、改造している事が人目に分からなければ意味がない。だから、そんな改造が世間一般の目にも付くのだ。

車高を下げれば下げる程、タイヤは薄ければ薄い程格好良いと信じ込まされている人々。そして、自分で改造しないで改造ショップに依頼する場合が大半のようである。しかし、改造費用はそれだけ高くなるのだ。勿論、お金が無いからローンを組んで。

自分で車を改造する参考になるような書籍は無いかと探すけど、車の改造雑誌の大半はオーナーの痴性が現れる欠陥車に改造する例ばかりである。結局、改造雑誌も含めて自動車改造業界というものが存在し、無知な人々に変な思想を吹き込んで変な改造をさせてお金を巻き上げているのだろう。

改造しない改造

自動車保険の項目に、あなたの車は改造していますか、という質問項目がある。この改造というのは、構造等変更検査を受けるような大規模な改造をして車検証に「改」の文字が入った場合のみが該当する。だから、私は改造しているにも関わらず、いいえにチェックする。

公道を走らせる場合は道路車両運送法の保安基準を満たした改造でなくてはならない。簡単に言えば車検に通る改造である。自分で趣味で改造するなら車検記載事項に変更なく、無届けで改造出来る範囲に留めるのが無難である。

その無届けで改造出来る「軽微な変更」の範囲は、自動車部品を装着した時に、車両の寸法と重量の変化が一定範囲(軽自動車の場合は、長さ:3cm、幅:2cm、高さ:4cm、重量:50kg)に納まる場合、又は指定部品を溶接又はリベット以外の方法で装着した場合、となっている。

例えばルーフキャリアなど装着すれば4cm以上高くなるけど、指定部品に含まれているからネジやボルトで留めるならOKである。

そもそも、容易に外せるなら改造にすらならないのだ。例えばシートの表皮を張り替えるとすると、その材質は難燃性の基準を満たしていないと車検に通らないけど、外せるシートカバーなら如何に燃えやすくても全く問題にはならない。

固定するようなものでも、他の車の部品を流用するような場合は保安基準を満たしているはずだから、大抵の場合は合法的に改造出来て、しかも公的には改造していない事になる。

そもそも改造を始めたのは

自分のニーズに合う車があれば、最初からそれを買うのが一番良い。改造にはお金も時間もかかる。それでも新車で車を買って私が車を改造しようと思ったのは、リヤシートにヘッドレストが付いて無かったからだ。追突された時、乗員の首を守るには絶対に欲しい装備だ。

スズキ アルト、そのシリーズの最上級グレードのXにはリヤシートのヘッドレストが付いていたけど、XにはMTの設定が無かった。しかし、私はMTの車を買いたかった。

車のグレードが違っても基本的な部分は同じだ。高いグレードになるにつれ、装備が増えたり複雑になったりするだけだ。だが、装備が最も少ない最低のグレードこそ、最も軽く、最も故障しにくい車である。ある意味、車としてシリーズの中で最も優れているのだ。そう考えていたから、一番安いグレードのEを選び、ヘッドレストを後から付ける事にした。その他の装備はEでも十分満足出来た。エアコンもオーディオも付いていた。

購入時、アルトEのMT仕様は日本の中で最も定価の安い乗用車で、しかも車齢13年以上の車(その当時の愛車アコードは車齢23年だった)を廃車にして購入すれば12万5千円の補助金が貰えた。最も安い車に乗っているというのが私にはある意味自慢なのである。

サービスマニュアルとパーツカタログも同時に購入してどうやって改造するか検討した。リアのバックレストを加工してヘッドレストを取り付けられないか色々考えたが、結局はX用のバックレストを購入して交換。部品代(全部で8万円位)は高かったが、部品交換による改造は実に簡単だった。

しかし、部品の交換や追加などは自動車メーカーの開発陣の想定内の事。コストや販売戦略の為にやらなかったのをユーザーが代わってやったに過ぎない。こんなの改造とは言えない。

後戻り出来ない改造

真の改造とは、車体に手を加え、部品を改変したり新たに作る事だ。全くの手探り、何回やっても失敗の繰り返し、だが、ようやく上手くいった時の充実感は格別だ。それは開発陣の知恵をユーザーが越えた証と言える。

しかし、こんな改造に普通の人は手を出さない。完成までにベラボウな時間がかかる という事もあるだろうが、最大の理由はこんな改造を始めたら、もう後戻り出来ない…つまり元に戻せない事だろう。そんな改造をした車は価値が大幅に下がるから、乗り潰す気が無ければ、そんな改造は出来ない。

助手席の足元の狭さに呆れ、この灰皿が邪魔だと発作的に新車のフロントパネルをノコギリで切ろうとした時、これでもう後戻り出来ないと思うと、さすがに躊躇したものだ。安価なアルトでなくベンツだったら果たして出来たかどうか。

愛車紹介

その改造されたアルトの現在の姿を紹介する。


窓越しにリアシートのヘッドレストが見えるが、黒いドアノブが示す通りこの車はアルトの最低グレードEである。その他に満5年の車検時にホイールをスズキの(わざと)バン用のスチール製13インチに変えてみた。

元が135/80 R12という細いタイヤで走行安定性が良くなかったし、このタイヤサイズは製品が少なかったから、別の指定サイズである155/65 R13のタイヤを履きたかったのだ。外観の変化は、このホイールを変えた事しかない。センターキャップは敢えて付けなかった。フロントハブのサビが目立つので、黒錆化させる薬剤を塗ってから銀色に塗装した。後で耐熱塗料にした方が良かったかもと思ったが、今のところ問題は起きてない。ホイールキャップが無くなって、タイヤの空気を入れやすくなった。

さて、今日の作業はこれ迄に改造した部分の微調整。リアバックレストの下部のスポンジを裏側から指でちぎってもう少し凹ませてみた。


それで取り付けてみて…座って確認。そして、下の写真が苦労して改造したリアシートの全貌である。今回ちぎり取ったスポンジは集めて袋に入れた。


シート座面も、これは前面の真ん中から切れ目を入れてスポンジを切り取ってある。そうすると、座面の傾きが小さくなり、バックレストを倒してラゲッジスペースにした時にフラットに出来るし、あぐらをかいて座るのにも都合が良い。

普通に座る時は、取り外したバックレストの表皮を再利用して作った座布団で腿裏を支える。この座布団の中にはバスタオルが入っていて、チャックを開けて取り出して使う事も出来る。

それから、ノコギリで切り取った灰皿の部分の現在の様子。こうして横から写すとカッコ悪いけど、運転席から見れば問題ないようにした積もりだ。跡地にはETCとか窓拭きタオルとかLEDライトとか取り付けた。そうすると、それらの備品に手を伸ばすのに必要な空間として、最初からそのようにデザインされていたように見えてきた。


まだまだ自慢したい改造があるのだが、今回はこの辺で。

Windows10が不躾なアップデート

今朝、Windows10のアップデートの通知が来ていたので気軽に実行してみた。

これが随分大幅なアップデートで、かなりの時間がかかる。しかし、動作が以前より何だかキビキビしている、まるでWindows11にでもなったよう。

所が、日本語入力システムに削除したはずのMicrosoft IMEが復活している(Google日本語Inputは残っていたけど)ではないか。しょうが無い、これは削除。それに、変換もオカシイ、CapsLockで変換してくれない。つまり、キーの変更が効かなくなっている。まあ、これはレジストリを再度変更すればよいはず。以前に残していた設定ファイルを実行し、再起動すれば元通り。

しかし、アップデートで人の設定を勝手に戻すというのは如何なものか、とマイクロソフトに文句を言いたい。この先アップデートの度にこんな事になったら嫌なのである。

それから、Windows8.1から10にアップデートしてどうなったかの報告。使いやすくなったけど、古いデバイスドライバが動かなくなってしまった。周辺機器メーカーがWindows10用のデバイスドライバを提供してくれれば問題無いのだが、古い製品だとWindows8.1までしか対応してくれない。

しかし、古いデバイスドライバでも当然動くはずなのに、受け入れないというWindowsの方針の方がどうかしてる。せいぜい、古いバージョンだけどOKか?という警告位にして欲しいものだ。そのせいで、我が家のもう一台のPCは未だにWindows7なのだ。

まだ、大して使ってないけど、今回のバージョンアップでスリープから復帰した時に無線LANが時々繋がらない事があるWindows10のバグが治っているような、しかし、Google Chromeブラウザがフリーズするという新たなバグも入ったような、気がする。

タイに行ってきた

4泊5日で妻とタイに行ってきた。旅行の目的は留学中の娘に会って留学の様子を見聞きすること。LINEでのメッセージや写真や電話で連絡しているから分かっている積りでも、暮らしている街や学んでいる大学の雰囲気、そして娘のお気に入り料理の味は行って体験しなければ分からない。

旅の骨格、フライトとホテルを決める

HISのツアーで航空券とホテルと空港の送迎がセットになっているのを利用した。個別に航空券とホテルを手配するより一人1万円程割高にはなるが、旅行中のトラブルはHISの方で何とかして貰えるという安心感を買った。

関西空港とバンコクの往復にはタイ国際航空の昼の直行便を使った。他のどの便よりも高いが一番楽だと思うからそれだけの価値はある。勿論、もっとお金を出してビジネスクラスで行けば、フライト中の快適と優先チェックインでのいい気分も買えるけど、出入国時の煩わしさはエコノミーと同じだし、家からホテル迄のトータルの快適さ を考えるなら空港迄のアクセスを楽にする方がビジネスクラスよりも重要な気がする。

その意味では、ツアーに空港とホテルの送迎が付いているのをオマケのような積りだったけど、実際は特に不案内な旅行者にはとても有難いサービスだった。大荷物を抱えての公共交通の利用は通勤通学ラッシュに遭えば大変だし、タクシーは使ったことないから不安だし。それに、送迎のガイドには滞在中の注意点と必須タイ語まで教わった。

そう言えば、娘の留学が決まった頃に知人に話したら、じゃあ一緒にタイに行きましょうと言われたけど、其の時は社交辞令だと思っていた。こちらの日程とホテルが決まったので知人に連絡したら、本当に知人家族も同じ時期に行くことになって、しかも帰りのフライトは(ウチがどの便にしたのかは連絡して無かったのに)同じ便だった。きっと、幼い息子さんや彼のお母さんも一緒だったから、私と同じ考えで最も楽な便にしたのだろう。知人家族とは娘の大学を案内した日を除いて全く別々に行動していたのに、空港のチェックインの長い列の私達のすぐ後に知人が並んだ時は本当にびっくり(同じ便に乗るから不思議はないけど)したけど、お陰で順番待ちも楽しく過ごせた。

ホテルは交通が便利で日本語が通じやすく、ウォッシュレット完備のクラウンプラザホテルにした。BTSという高架鉄道のサラデーン駅と地下鉄のシーロム駅から徒歩数分。成る程、これは便利だった。サラデーン駅前にはモールもあるし。娘の寮からも近いし。

このホテルは日本の新聞や食事も完備。しかも、日本のテレビ番組まで映る。ホテルのビュッフェには味噌汁、納豆、ご飯、漬物もちゃんとあった。それに料理の表示には英語に加えて(タイ語表示は無いのに)日本語もあるのだ。尤も、「English Bacon」の訳が「英語ベーコン」なのには笑ったけど。

にわかセレブ体験

このホテルはサービスも完璧。少し部屋を空けていると何時の間にか水のボトルやティーバッグが補充され部屋が片付いている。フロントで1万円をバーツに両替して貰ったけど、関空で千バーツ両替したレートよりも大分良かった。それに、フロントでは水のボトルも貰えるらしい。兎に角、何でも頼めてしまうのだ。

セレブは日常こんな気分を味わっているのか…とは思ったが、何時も監視されているようで落ち着かないとは妻の感想。何でも他人にやって貰っていれば、自分では何にも出来ない人になってしまう。何も出来ないセレブは所詮、憧れの対象にはならないはずなのに、マスコミはやたらと持ち上げるなあ、と苦々しく思う。

私はセレブじゃないからこんな事までやって貰えるのかと驚くけど、それだけの事。セレブ生活には自分でやる事で得られるワクワク、ドキドキの体験はやってこない。能力や知識の向上もない。結局、セレブ生活は、人にやって貰うという立場になって偉くなった気分を味わうのが目的じゃないのか、と思った。

仏教テーマパーク、ワットポー

娘に行きたい所は何処かと聞かれて、娘の大学と寮の部屋(男子禁制なので妻が訪問)さえ訪れれば十分と答えていたけど、ワットポーにも行きたいとも答えていた。仏様でも寝転がっているというのがタイらしいと気に入っていたから。

ホテルからはタクシーで向かう。ホテルの人にタクシーを呼んで貰うとピカピカの新しいタクシーがやって来た。単なる偶然か、或いは選りすぐりの車を寄越したのか。バンコクはタクシーがとても安い。二人以上ならBTSより安いと思う。但し、時間帯によっては渋滞で大変だから、そこは使い分けて。

入場料は100バーツ、水のボトルの引換券付き。王宮などに学生証だけで無料で入れた経験で娘は当然無料で入れると思っていたけど、大学の制服を着てないと駄目だと言われた。

日本の仏像は金箔が殆ど剥げ落ちているけど、タイの仏像はどれも金ピカである。絶えず補修しているらしい。古いものにも手を加えるのには抵抗がないということか。それに建物はどう見ても新しい。装飾がされているけど柱はコンクリートだろうし、天井の梁はH鋼のようだ。熱帯地方だから、木造の建物は長く持たないのでは無かろうか。


しかし、新しい施設も含めてこのワットポー全体が仏教テーマパークのように調和したデザインで作られているのは見事である。観光客の多くはこの仏様だけを見て帰るのだが、それはワットポーの一部に過ぎない。本堂や寄進された沢山の仏像や熱帯独特の鳥の鳴き声など味わう事が出来る。

その後、リバーサイドのネイビークラブというレストランで昼食。どうもタイの海軍施設らしいのだが、娘がバンコクに詳しい人に連れて行って貰った事があって、誰でも入れる穴場らしい。

帰りはチャオプラヤー川のエクスプレスボートでサパーンタクシン駅まで行ってからBTSでホテルに戻る。一日で色んな乗り物に乗って楽しかった。

英語を嫌っていたはずなのに

タイ語の本は何回も図書館で借りたのにサッパリ頭に入らず、結局タイ語は空港からホテルまでの送迎でガイドが教えてくれた必須タイ語4つの内の「こんにちは」に当たる「サワッディー」と「ありがとう」に当たる「コックン」だけを覚えた。残りの2つは「幾らですか」と「まけて下さい」だから、買い物嫌いの私は結局覚えていない。

尤も丁寧形にするには、それに男性は「カップ」、女性は「カー」という決まり文句を付け加える。タイ人は英語でもこれを付け加えないと丁寧な気がしないらしく、女性客室乗務員は「Thank you カー」などと挨拶していた。

この2つの言葉を知っているだけでもタイ人との距離が縮まるような気がする。それに、「サワッディー」という言葉は「おはよう」、「こんばんわ」、「さようなら」の場面でも使えるとても便利で大事な言葉なのだ。

ホテルでは日本語で用が足りるとの事だったが、日本語担当者がいない時もあって、そんな時にちょっとした話をするにはやはり英語の出番だった。日本語では押し通せないと知るや、もう15年以上も使って無かったのに英語が自然に出てきた。こういう時は英語が実に便利なコミュニケーションツールだと感じる。

日本での英語熱に危機感を抱いていたから英語に対して素直な感情を持てなかったけど、英語はやっぱり頼りになる奴だった。英語との距離をどう取っていくのか、改めて考えようと思ったのもタイ旅行の収穫だ。そして、タイ語を知らず英語だけではタイのほんの一部しか知り得ないことも。

年末調整の用紙が税務署から届く

数日前、年末調整の為の用紙が税務署から届いた。例年の事でやる事は分かっている。1月の給料日前迄に、「給与所得者の扶養控除等申告書」を私に書かせて会社に提出させる事と残りの期限は全部1月末である。

だから、例年は暫くそのまま放置していたのだが、今年はマイナンバーの件で何か変更点があるかも、と思い出して封筒を開けてみた。

そうすると、1月末に税務署に提出する書類については全く変わらず、そして、平成28年分の給与所得者の扶養控除等申告書のフォーマットだけが変更されていた。自家用法人の法人番号を記入する欄と給与所得者としての私の個人番号及び控除対象者としての私の家族の個人番号を記入する欄が増えていたのだ。

まあ、これは会社で保管しておく書類で、査察が入らない限り税務署には見せない。そうやって会社で番号情報を保持しておいて、来年の年末調整時に税務署に提出する書類に書かせる事になるのであろう。

自家用法人なら問題ないけど、他人の個人情報を管理しなくっちゃならなくなった一般企業は大変だな、と思った。