こぶりキー設定のキー (USキーボード用設定 又は 日本語キーボード用設定 後)
ローマ字入力の場合は、日本語入力用の特別なキーとして、半角/全角 キー (IME On/Off用) と 変換 キー の2つのみが必要になる。そこで、一旦、この2つのキー以外の日本語入力用の特別なキー(英数・無変換・カタカナひらがな)をキーマップ上で無効にする。
その上で、改めてIME On/Off用に 半角/全角キー以外に カタカナひらがなキーとF13キーを割り当て、変換用に 変換キー以外に F14キーを割り当てる。
そして、日本語キーボードとUSキーボードで実際のキーの名称や位置が異なっていても以下のように呼ぶことにして説明する。
その上で、改めてIME On/Off用に 半角/全角キー以外に カタカナひらがなキーとF13キーを割り当て、変換用に 変換キー以外に F14キーを割り当てる。
そして、日本語キーボードとUSキーボードで実際のキーの名称や位置が異なっていても以下のように呼ぶことにして説明する。
- [IME] キー … IME On/Off用のキーの総称
- [変換] キー … 変換用キーの総称
Google日本語入力のデフォルトのキー設定からの変更は、
- Space キー → 半角Space の入力 … (Space キー では変換せず)
- Shift + Space キー → 全角Space の入力
とした。予測変換の精度向上により、変換よりも予測変換の方が重要になっているから“押しやすいという理由でSpaceキーを使う必要も無くなった”はずで、それよりTabキーに並んだ(CapsLockキーの位置の)変換キーの方が便利だし、Spaceの入力が自由に出来る。
更に、F6~F10やそれと同じ動作のCntr + U/I/O/P/Tの他に以下の実装をした。押しやすいし覚えやすい。良く使う方が Shiftキー との組み合わせ、滅多に使わない方が Ctrlキー との組み合わせ、英数系がTabキーで、カナ系が[変換]キー だ。
Shift + Tab と Ctrl + Tab は繰り返して押すと、
1回目: 全部小文字、
2回目: 全部大文字、
3回目: 最初の字が大文字で残りは小文字、
4回目: 1回目に戻る
ー
- (確定前) Backspace | Delete キー → ひらがなに戻す
Shift + Down(↓) の動作は新たに実装した。
ー
- (確定後) [変換] キー → 選択した範囲を再変換
ー
入力モード関連 (但し、ひらがな入力で入力し、後で変換する方が便利)
入力モード関連 (但し、ひらがな入力で入力し、後で変換する方が便利)
こぶりキー設定
上記の説明も含めて、こぶりキー設定の詳細 及び 導入方法を説明する。
こぶりローマ字変換ヘルプ
こぶりローマ字変換の概略 及び 導入方法を説明する。
記号や特殊文字がキー入力出来る。Google日本語のデフォルトとは以下の点を除き、ほぼ同じように使える。慣れればキー入力打数削減が可能。カタカナ語の入力が快適になる。
USキーボード用の設定
記号や特殊文字がキー入力出来る。Google日本語のデフォルトとは以下の点を除き、ほぼ同じように使える。慣れればキー入力打数削減が可能。カタカナ語の入力が快適になる。
- 「ん」は n キー(1回)で入力する。nn は「んん」に変換される。「ん」の後に「な」行が来る場合でも、ローマ字の綴り通り。(例: しんにんのせんせい sinninnosensei) 直後に母音字か y が来る場合には ; キーを押して確定。
- 「ー」(長音符)は r キーで入力する。- キーでは長音符を入力出来ない。(半角ハイフンマイナスになる。) 直後に母音字か y が来る場合には ; キーを押して確定。
※ 文字列を(漢字などに)変換する場合も確定という言葉を使うが、ここで言う(文字の)確定とは、その文字の後にどんな入力が来ようとも文字が変化しない事を意味する。
(例: 入力が n の時「ん」が表示されるが、その後 a が入力されると表示が「な」に変化する。… 入力が n; の時も「ん」が表示されるが、この「ん」はもうこれ以上変化する事がなく、その後 a が入力されると表示は「んあ」になる。)
違うコードが全角にされる問題と対策
Windowsシステムの問題によって、こぶりローマ字変換では、表の2つの文字はローマ字かな変換ではなく、(かな漢字変換の)[変換]によって文字を得られるようにした。USキーボード用の設定
USキーボードには日本語入力の為のキーが無いのでこの設定をしないと「こぶりキー設定」は使えない。
なぜUSキーボードを日本語の入力に使うのか。それは、日本語キーボードで付け加わった余計なキーが無くても日本語入力に支障が無く、また余計なキーが無いので見た目も良く使い易い事、キー配列が世界標準である事、が理由である。- CapsLock キー → [変換]…F14を割り当てる
- 右Alt キー → [IME]…F13を割り当てる
日本語キーボード用の設定
日本のPCの殆どを占める日本語キーボードでも この最高の日本語環境を広く利用してもらえるようにする。ローマ字変換では使われないキーを利用し、USキーボードに近い使い心地を実現させるように工夫。(但し、キーの変更無しでも使えるように「こぶりキー設定」では考慮してある。)- 英数(CapsLock) キー → [変換]…変換を割り当てる
- カタカナひらがな と 半角/全角 キー → [IME]…半角/全角を割り当てる
- 無変換 と 変換 キー → Spaceキー
設定を元に戻す
試して見たが、やっぱり (US 又は 日本語)キーボードの設定を元に戻したい場合のやり方を説明。
USキーボードのすすめ
予測変換窓が入力文字に重なる場合
Google日本語入力の予測変換窓が入力文字に重なる場合の対処法について。Google日本語入力の研究
Google日本語入力のマニュアルが無いので、そのプロパティについて詳しく調べた。発音記号の入力
(英大文字を除く)英数文字と英語の発音記号だけが入力出来るローマ字変換ファイルの説明。通常のかな入力の変換規則とはファイルを入れ替えて使う必要がある。「こぶりローマ字変換」でも英語の発音記号は入力出来るが、英文字と混在する場合は発音記号毎の確定動作が必要。しかし、発音記号の入力専用のこの変換規則では、英語の発音記号を英大文字に割り当ててあるので、発音記号毎の確定動作が不要になり、高速に入力出来る。
ハングル入力用辞書
Google日本語入力のままで日本語と英文は入力が可能になるが、更に入力方法の切り替えなしでハングル入力も実現させる為に、Google日本語入力に追加するハングル辞書を作った。これは、アルファベットからハングル1文字に変換する為の辞書であり単語の辞書ではない。これで、ハングルの理論上可能な全ての11,172文字と、全ての 子音字母、母音字母、パッチム字母を出せる。