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2019年8月24日土曜日

再びWMF圧力鍋のハンドル修理

以前、ロック機構が動かなくなって修理した件を投稿したけど、今度は別件で修理した。

それは、圧力インジケータが上昇中に引っかかり、まだ圧力が大して上がってないように見えていて突然安全装置が働いて蒸気が噴出するトラブルを何回も起こしたからだ。

前回の修理の際は、製造段階でグリースの塗りが足らなかったのが原因で、「設計は悪くない」と報告したが、今回は明らかに設計がヘボいのが原因だ。

問題箇所の説明

写真のように、圧力インジケータの下部からは2本のアームが出ていて、このアームが黒い部品を挟んでいる。これは、圧力インジケータの上部に描いた WMF のマークの方向が一定になるよう、この圧力インジケータが回転しないようにする為に付けたように思える。
それは、モデルチェンジする前のハンドルには圧力インジケータの上部に WMF のマークが描かれてなく、圧力インジケータにもこのようなアームは付いてなかったからそう思った。その黒い部品の青いアームと接する部分を観察すると、角の部分に段差がある。
その段差の部分に青いアームが丁度嵌るような位置関係になっている。これでは、圧力インジケータの向きが真っ直ぐで無ければ上昇中にどちらかのアームが黒い部品に引っかかって、正しい圧力の表示が出来なくなるのも当たり前だ。

部品を削って問題点を無くす

この部品は単に見栄えの為だけに存在しているようなものだし、力が掛かる事も無さそうなので、部品を削って問題点を無くす事にした。カッターナイフとヤスリでアームが引っ掛からないように改造。
青いアームの上部内側の角も念の為にカッターナイフで削っておく。
これでもう大丈夫だろう。しかし、MWFのエンジニアは一体何を考えて設計していたのか。こんな形状では引っかかりそうな事ぐらいすぐ分かるはずなのになぁ。

2019年8月8日木曜日

忠誠の誓い

昨日のNHK夜7時のニュースで、来日したエスパー米国国防長官を歓迎して米国国歌を演奏しているシーンが放映されてた。エスパー国防長官の隣には岩屋防衛大臣が並んで立っていてその演奏を聴いていた。共に右手を左胸に当てて…

米国国歌を聴く姿勢とは

世界選手権で米国の選手が優勝して表彰式で米国国歌が演奏される時、その米国の選手は右手を左胸に当てて自国の国歌を歌う。或いは、米国大リーグの試合に先立ち米国国歌が演奏される時、観客も皆立ち上がり右手を左胸に当てて国歌の演奏を歌う。

そんな光景を何度も目にしていると、米国国歌を聴く時はそのような姿勢を取るべきものかと思うし、自分もそうすると ちょっとカッコイイような気もする。しかし…

この姿勢は、忠誠の誓い(Pledge of Allegiance)というアメリカ合衆国への忠誠心の宣言の時に求められているのと同じ姿勢なのだ。即ち、この姿勢で米国国歌を聴くということは「私はアメリカ合衆国に忠誠を誓います」と言っているのと同じ事になる。

失言相当もの

これが、一個人が周りの状況に引き込まれて真似をするだけなら大した事ではないが、日本国の防衛大臣が公式の場でやってしまうとなると問題だろう。

「アメリカ合衆国に忠誠を誓います」となると、日本と米国の国益が対立した時、私は自衛隊を米国の為に動かして日本を攻撃します…と口には出さずとも言ったのと同じになるのだ。

この光景を見た米国民はきっとニヤニヤした事だろう。

私は今日の新聞にこの事についての批判記事が当然載っているものと思っていたが、我が家の日経新聞をはじめ、どのマスコミにも何の言及も無かった。野党も日頃から大臣のちょっとした失言でも大げさに問題視するのに、これはどうでも良いらしい。

英語の教育よりも大切

ドイツでナチス式敬礼をすれば犯罪であるらしい。言葉だけではく、世界には色んな社会規範があり、その意味を知った上で自分がどのように行動すべきかを考える事がグローバル社会を生きる上で重要だと思う。

只々アメリカ人の発音に少しでも近づけるべく貴重な時間を費やさせるような今の英語教育政策は止めて、本当のグローバル教育をして欲しい。