タイへは8月に出発だが、関空発と思っていたら、娘の大学最寄りの地方空港から出発することになっていた。それで、連休中2泊3日の慌ただしい日程で娘が新居にやって来た。直前まで試験があって出発前に会える最後の機会だから。
娘は留学前に新居を見たかったし、色々と留学に際して用事があった。
まずは、パスポート。娘が高校の修学旅行の時に作ったもの。有効期間は十分あり。こちらで預かっていたけど、タイのビザを取って娘に渡した。大阪のタイ王国領事館に行って取る必要があるので、娘に必要な書類を送ってもらい、私が代行で申請と受領していた。原則、本人しか出来ないけど、未成年者なら親が代行も可能。
それと、クレジットカード。海外キャッシングの為に必要なので、NICOSの家族カードを作っておいたのを渡した。
そして、娘のスマホNexus5の液晶の修理と電池交換。一ヶ月前位に落っことして液晶のガラスにヒビが入り、電池の持ちも悪くなってたから新しいのを買いたい、と言う娘をなだめて修理を約束していたのだ。
修理用の部品はネットで注文出来て、修理のやり方も体験談もネットで出回っているから出来そうだったけど、後から部品は偽物という情報も耳にしたから修理が上手く行くか不安だった。確かに、メーカーは個人がスマホを修理することは認めてない。下手に修理すると技適の認証が失効して電波法違反の疑いが出てくるというのがその理由だろう。だから、正規の修理部品も入手出来ないはずなのだ。
届いた部品はどう見ても本物のようだった。わざわざそれを偽造しても絶対に儲からない。ただ、検査不合格品を横流ししている可能性もある。電池の容量が規定の1/3にも満たなかったとの情報も多数あるし。部品の値段は合計1万円程。その他にY型の特殊ドライバーを買って用意しておいた。
娘が図書館へ行っている間に液晶と電池の交換だ。豪快に液晶を引きちぎって外す。とても娘の前では出来ない。娘が戻って来た時にようやく修理が終了。無事に起動して一安心。ただ、液晶の取り付けの際に接着剤を付けるのを忘れた。後で保護ケースを付けてもらう事にする。電池の持ちがどれ位改善したのかははっきりしないけど、少なくとも悪くはなっていないようだった。
今迄、娘とは携帯電話の家族無料通話と携帯メールで連絡していたけど、留学中は使えないから、LINEで連絡を取るように計画している。我が家もタブレットを新しく買ってLINEが使えるようにした。
スマホは(オヤジには)画面が小さすぎるし、タブレットの方が値段もお手頃だし。LTEの通信はモバイルルータで出来るからWiFiのものに的を絞って選び、ASUS ME176C2という製品にした。これは旧型製品のメモリを1GBから倍増しただけだが使い勝手が随分と改善されたと評判がいいし、17,800円とお安かった。
LINEの電話機能を使って、このタブレットで目の前でスマホを持って座っている娘と通話が出来るかも確認。
よし、これで親がすべき娘の留学の準備は全部出来たぞ。