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ギリシアの意地

昨日まで2泊3日で長男の暮らす街へ夫婦で行ってきた。清々しい初夏の気候を味わって来る積りだったのに寒かった。美味しいものはいっぱい食べたけど。

その間に社会では色んな事が起きていた。中国の株が暴落し、我が家の資産も適正規模に近づいた(強がりな表現)。ギリシアでは緊縮受け入れ反対派が圧勝した。

日経新聞によると、反対に票を投じたのは若者たちが多かったそうだ。彼らには職がなく、どんなことが起きてももはや失うものは何もない。一方、裕福な人々や年金を貰っている人々は賛成が多かった。EUの言いなりになる方が失うものが少ないとの判断だろう。

賛成派が辛くも勝つとの大方の予想に反して、反対派が圧勝したという事は、それだけ困窮している人が多いのだと思う。これは、現代の百姓一揆だ。或いは、武器を使わない戦争か。独立国としてEUの言いなりにはならないという、ギリシアの意地を見せてくれた。

選挙後のEUの態度は微妙に変わってきたと感じる。言ってみれば、ギリシアはEUという消費者金融に借りまくって返せなくなった状態。無理やり働かせて全額を返させようようとしているドイツに対して、それはやり過ぎという意見も出てきた。

民事再生法とか会社更生法などの法律があるように、倒産させて僅かな債権をもぎ取るよりは経営を建て直す方が債権者にとっても有益なはずだ。

チプラス首相の賭けは成功したのではないか。私もギリシアのオリーブオイルでも買ってギリシアを応援していきたい。