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情報テクノロジーの知識

IT技術について

私がコンピュータに触れたのは大学教養部の情報処理セミナ(単位にはならない)が最初で、キーパンチでFORTRANのプログラムのパンチカードを作り、そのカードの束を機械に読み込ませるというもの。学部では、紙テープでFORTRANのプログラムを作り、それをコンパイルするのにコンパイラ・プログラムまでも紙テープでコンピュータに読み込ませるという、より原始的な経験をした。

今思うに、文字コードの決め方を筆頭に現代の情報技術の根幹は、それらコンピュータ黎明期の技術を土台としているのだとつくづく感じている。IT技術に詳しくなりたければ、その基礎を、その歴史を学ぶのが近道だろう。

特定のプログラムの特定の機能やコマンドに詳しいのではなく、普遍的な事を学んでいれば 新しいプログラムや機能にも簡単に対応出来るはずだし、自分でカスタマイズしたり作ったりすることも出来るのだ。

そして、アイコンで操作するGUIだけでなく、コマンドで操作するCUIも使えるようになると、複雑な操作も簡単に(コピペで)出来たり、それを自動化(シェルスクリプト)出来たりもする。今、プログラミングがブームらしいけど、手始めにシェルスクリプトを書けるようにするのが良いと思う。

Windows10にはPowerShellというcommand.comよりも進化したシステムが標準装備されたから、まずはこれを学ぼう。

続く