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2016年12月17日土曜日

メディア・リテラシー

今日の日経新聞の土曜日版 プラス1 にまとめサイト なぜ公開中止? という記事があった。

その中でメディア・リテラシーについての説明があり、
たくさんある情報の中から自分にとって必要なものを選び出し、それが正しいかどうかを見極める能力のこと。
という説明があった。そして、その為には、「日ごろから情報をうのみにしないように、色々な角度から物事を見るクセをつけることが大事」 なのだと。

鵜呑みという言葉でなるほど、と思った。情報というものは食べ物に例えられるではないか。咀嚼し、よく分解して吸収する必要があるし、それに偏食も宜しくない。

ネット上の情報よりも放送や新聞などのメディアの方が情報の信頼性は高いけど、それだって何時も正しいとは限らない。それに書いてある事が正しくても、書き手にとって都合の悪い事実は隠蔽されている。先の米国大統領選だってトランプ氏有利の情報は抜け落ちていた。

私は英国の国民投票でEU脱退になった件からトランプ大統領の可能性はマスコミが言う程低くはないと思っていた。少なくとも、トランプ氏が共和党の大統領候補になったという事実があるのに、それでもなお泡沫候補扱いしているのは可怪しいのである。

この情報という食べ物の質を良くして、良い食べ方をして、消化吸収能力を高める事と言うのが「教養」というものの本質の半分だろう。残りの半分は情報の発信能力に関する。

そして、この両者の能力はお互いに高め合う事が出来るはずだ。情報には書き手の意思が込められている。自身が書き手でもあれば、情報に込められた意思を汲み取る事(或いは排除する事)もより易くなるものと思う。

2016年11月24日木曜日

ThinkPad 14インチケース

先日、ThinkPad 14インチケースを購入した。

家の近くにコワーキングスペースを発見したので時々利用しようと思った。一度お試しでパソコン持参で行ってみて良かったので続ける積もりになったけど、パソコンの持ち歩きには少々不安がある。そこで、ケースを買おうと思い、Lenovoに注文したのだった。

我が家には2台のThinkPad 14インチ パソコンがある。1台は、もう5年以上前に買った T410i で光学ドライブが付いているとは言え、もう1台の T460s に比べてかなり厚い。


購入したケースは、この古い方の14インチ パソコンにはピッタリだった。


しかし、持ち歩く予定の新しいパソコンには大き過ぎる。幅は5mm程度、奥行きは1cm程度の違いであるが、厚みの差が大きかったようだ。検索すると、同じように思った人もいたようで、その人は新たに13インチケースも購入してギリギリ入る事を確かめていた。

しかし、折角購入したケースだから私はこれを使う。ブカブカなのを我慢して使うというのでは無い。大きい事を活かし緩衝材を追加してオリジナルなケースにして使おうと思う。購入したケースはウェットスーツのような生地で作られていて、落とした時の衝撃を吸収するには厚みと硬さが足りないからだ。


取り敢えずお試しでプチプチを巻いて見たら丁度よい大きさになった。その内に ちゃんとしたものを作ろう。

2016年11月20日日曜日

絨毯を買う

先日、絨毯が我が家にやって来た。リビングには い草ラグを敷いていたが、寒くなって来たので寝転がって気持ちの良い絨毯を探して買ったのだ。

絨毯は、ウール100%の製品がいいな と思って探していたけど、通常のものは毛が抜けないように裏側にラテックスを塗る事になっている。それは嫌だと思っていたが、手織りの製品にはラテックスを使わないものがある。

良いものを少なめに、という方針の「こぶり主義」の私が見つけたのは、ハグみじゅうたん というブランドで、売っている会社の名前は コブリン株式会社 という名前だった。読みだけでなく、そのアルファベットも私が使っている COBLI に N が加わっているだけの違い。私が言うのも可笑しいけど、普通なら KOBURIN と書くはず。

この偶然の一致には運命を感じた。会社の理念にも賛同出来るし、アジアの何処かの国の生産者の手間賃に繋がるのも嬉しい。きっと私はこの絨毯を買う。

ネットの情報からは良い物である事がヒシヒシと感じられたのだが、高価な物だし実際に確かめて見たい。幸いにも近くに取扱いの店があり、夫婦で早速行って見た。

買うからには最上の物を、と思って事前には「ておりシリーズ」という製品を買う気になっていた。しかし、現物を見てみると「てざわりシリーズ」の製品がいいなと思った。こちらの方は厚みがあり、寝転がった時のクッション性が優る。値段も約半分だし。それに「ておりシリーズ」の縁は縦糸を出して装飾的に処理されているからホコリが絡みつきそうだ、との妻の意見も。

そうすると、後は柄の選択になる。決めかねていると お店の人が来週 ハグみじゅうたん展 というものを開催して全種類展示します、その時買うと滑り止めマットがオマケで貰えます、と教えてくれた。

それで翌週 再び店にやって来た。ネットやカタログでは黄色っぽいのだが実際は抹茶ケーキそっくりの色が気に入った。やはり実際に見てみるのは大切である。妻が折れて私のお気に入りを買うことに決定。


そして、これが我が家にやって来た絨毯。サイズも丁度良かった。

2016年11月11日金曜日

トランプ氏選んだのは案外正解かも

米国大統領選は実に興味深かった。当選が決まった後の最初のドナルド・トランプ氏の演説が至極真っ当だったので、恐らく多くの人が「あれっ」と思ったに違いない。

要するに、選挙期間中の過激な発言は彼の作戦だったのだ。言っていることの全てが本心では無いはず。大統領になるために取った巧妙な作戦であり、選挙結果が彼の構想力や人心掌握力や行動力がヒラリー・クリントンよりも優れていた事を証明している。

マスコミはトランプを支持しない。でも、それは彼の暴言が理由だけとは言えない気がする。トランプは支配階級から政治献金を貰ってないから、支配階級のコントロールが効かない大統領になる。それでは支配階級もマスコミも困るのである。

オバマの理想は高かったけど議会のねじれで結局は力を発揮出来なかった。しかし、トランプは支配階級の影響も無いし、議会も共和党が多数だから思い切った政策を実行出来る状態にある。後世、名大統領だったと呼ばれる可能性も無くはない。

少なくともブッシュ2世よりはマシだと思う。無謀な戦争を開始したのも石油の利権がらみだったと聞くが、トランプは経済の為と言いながら軍縮を推進するかも知れない。ロシアや中国と無闇と対立しないのもそういう思惑があっての事かも知れない。

クリントンを選べば今と何も変わらないだろう、との予想は誰でも付く。一方、トランプなら必ず変わるはずだと皆思っている。良い方か悪い方かは分からないけれど。

2016年10月26日水曜日

日経の悪文から文法を考える

日経新聞の今朝の「朴大統領、友人に内部文書」という記事の文章について。

記事を読んでいると次の文章に違和感を覚えた。
疑惑は韓国のテレビ局JTBCが伝えた。海外にいる崔氏がパソコンの処分を依頼した関係者からパソコンを入手し、データを分析した結果、2014年3月にドイツで北朝鮮政策のロードマップを示した演説の草稿など文書44件を発表前に受けとっていたと報じた。
この後ろの文だけを素直に読めば、「パソコンを入手」と「データを分析」と「報じた」 主格は「崔氏」である。但し、「パソコンの処分を依頼」したのが誰かについては疑問が残る。「崔氏」とも考えられるが、内容から考えて自分が処分を依頼したものをわざわざ入手するはずもないから、この文では明示されてないが別の人物であろう、と推測出来る。

しかし、2つの文の内容から考えて、後ろの文は、主格は明示していないが「テレビ局JTBC」であるべき文といえる。つまり、次のように括弧書きして「崔氏が」という節を文全体に掛からないようにすると記者の意図どおりに解釈出来る。
改善例その1: (海外にいる崔氏がパソコンの処分を依頼した)関係者からパソコンを入手し、データを分析した結果、2014年3月にドイツで北朝鮮政策のロードマップを示した演説の草稿など文書44件を発表前に受けとっていたと報じた。
又、主格を明示する事でも解決する。
改善例その2: JTBCは、海外にいる崔氏がパソコンの処分を依頼した関係者からパソコンを入手し、データを分析した結果、2014年3月にドイツで北朝鮮政策のロードマップを示した演説の草稿など文書44件を発表前に受けとっていたと報じた。
文から主格に読める部分を無くしてもOK。
改善例その3: 海外にいる崔氏にパソコンの処分を依頼された関係者からパソコンを入手し、データを分析した結果、2014年3月にドイツで北朝鮮政策のロードマップを示した演説の草稿など文書44件を発表前に受けとっていたと報じた。
以上の改善例から考えて、日本語の文法には、
日本語では、文脈で分かれば 主格はなくても文として成立する。しかし、主格の無い文を書いた積りでも、主格が置かれる位置に「~が」を置くと主格と判断される。
という性質があるものと考える。括弧書きを使えば正しく解釈出来るのは、括弧書きの中身はもはや文の構成要素ではなく、関係者という言葉を修飾するだけの存在であると示せたからである。即ち、括弧内に ~が という分節があっても決して文全体の主格とは判断されない。

話し言葉では括弧を視覚的には表示出来ないが、口調を変える事で同様の効果が見込める。複雑な文章は、括弧書きをもっと活用して分かり易く書くべきだろう。