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2016年9月4日日曜日

パソコンのメモリを増やす

ThinkPad X250 を使っていて、メモリの事を何も気にせずブラウザのタブを沢山開くと 4GBの残り1割しか空きが無いのに気がついた。

Windows10も製品の名前こそ変えて無いけど、時々システム変更されて、その都度メモリの使用率が高まって来ている気がする。

そろそろメモリを増やすべきか。調べて見ると、8GBのメモリは3500円程で買えるらしい。そんなに安くなって来たのなら悩む程の事はない。それで昨日Amazonで購入したら、お急ぎ便でもないのに今朝届いたので、早速取り付けた。

メモリスロットは一つだけなので、今迄使っていた4GBのメモリが余る…おお、そうだ妻のパソコンThinkPad T410i のメモリをこれで増やせるかもしれない。

T410i のメモリは DDR3 PC3-8500 というタイプ。 X250 に挿してあったのは DDR3L PC3-12800 というタイプ。PC3以下の数字はメモリの速度を示していて、基準よりも速いメモリを使うのは問題が無い。DDR3L の L は低電圧対応も出来る事を示していて、これも問題無い。

それなら使えそうだと思って、T410i の底面にあるメモリスロットのカバーを外して2GBのメモリと交換する。これで全部で6GBになるはずである。しかし、電源を入れてもエラーが起きて動かない。元のメモリに戻すと、Windowsのシステムが一部壊れていたようだったが、自動的に復旧してくれた。

何故動かないのか。ネットで調べると、有り難い事に丁寧な説明があった。5年以上前の初期のCoreiチップだと、メモリチップ8個使った4GBメモリは使えるけど、メモリチップ4個使った4GBメモリは動かない、と書いてある。更に、メモリチップを何個使っているかの情報はメモリの型番からは不明とのこと。

妻のパソコンはその初期のCoreiチップらしく、また、X250から取り外したメモリはメモリチップ4個だったから、動かない原因はまさしくこれだ。

そういう訳で、妻のパソコンのメモリを増やすことは諦めた。しかし、メモリの使用量は X250 や 新しく買った T460s に較べると明らかに小さい。Windows の設定は全部同じ様にしているのに違うのは不思議(画面の画素数の違いかも)だが、当面4GBあれば十分使えるだろう。
後日談: 余っていた4GBのメモリは、娘のパソコンに移植された。娘のパソコンは、元は4GBで メモリスロットの空きが一つあったので 合計8GBになった。