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2020年3月27日金曜日

新型コロナウイルス騒動後の社会

たった3週間の自粛だけで事が収まるとは思えない。爆発的流行が3週間遅れるだけの事で元の生活に戻せばまた流行が始まるのではないか。大多数が感染し免疫を持つか、ウイルスの毒性が弱まって致死率が大幅に下がるか、特効薬かワクチンが行き渡るまで我慢の生活が続く事になるはず。
我が家では「自粛を要請するって変だよね。」という会話で盛り上がっている。広辞苑によると、【自粛】自分で自分の行いをつつしむこと。止めて欲しいとか、もっと平易な言葉で語れないのか。 

読本 「ウイルスは生きている」

毒性が弱まるという話は、新型コロナウイルス騒動が始まってから本屋で手にした「ウイルスは生きている」という新書に書いてあった。

100年前に世界的大流行が起きた「スペイン風邪」の話を導入にして巧みな記述で読者を引きつける。72歳の元医師がアラスカの永久凍土を掘り起こし、スペイン風邪で死んだ遺体から検体を取り出して研究者に送りそのウイルスの遺伝子を分析したら、現在のH1N1型インフルエンザウイルスはスペイン風邪のウイルスに由来していたという話。

そして、オーストラリアに於けるうさぎ駆除作戦で用いられた「ウサギ粘液腫ウイルス」のうさぎに対する致死率が当初99.8%もあったのが6年後には50%迄下がったという話。

だから、新型コロナウイルスもいずれは普通の風邪として扱われる事だろう。

今まで不要不急の事をさせられていた

そして、この騒動が収まって全く元の生活に戻るという事にはならないだろう。今まで当然なくてはならないもの、やらなければならない事だと思っていたのが、不要不急の行動だと言われ、実際にそれ無しでも何とかなったのだから。

旅行、エンタメ、外食、これらは文化だし、生活に潤いをもたらす為に無くなってはならないとは思う。しかし、我々はそれら不要不急の事を過剰にさせられていたのではなかったのか、とも思う。

テレワークにしても、やってみれば意外と出来る事が分かって痛勤も減るだろうし、巣ごもり生活で楽しみを見つけられるなら移動する機会も減るだろうから、CO₂も減って地球環境にも良い。

それから、仕事の何割かはやらなくても(無収入の人々の問題は置いといて)社会はちゃんと回っているのも新鮮な発見だった。結局、皆が昔は老後と呼ばれた歳まで働く事になっているのは、そうさせる事で儲かる人の欲が尽きないからだろう。

情報の強さ

感染症に対して不要不急とされた業界の脆さにも驚いたが、通信・情報業界の強さも改めて感じている。これを機会に、今まで言われてきた以上に社会の情報化が進む事だろう。