それはリストラから始まった

それまで就職し定年まで働き続ける生活というものに何の疑問も抱いてなかった。

会社からあなたはもう必要ないと言われた寂しさ。でも集団で何かするよりも一人でやる方が好きという自覚もあった。元々倹約する生活で蓄えがあって退職金も割増で貰ったから暫く無収入でも平気だった。
だから、もう二度と宮仕えはしないと心に決めた。この決断を与えてくれたことについてはリストラされたことに感謝してる。

それ以来何か事業をしようと模索し、早くも11年と3ヶ月が過ぎた。そして最近ようやく気がついた。そもそも働く必要があるのかと。リストラ当時、小学生だった二人の子供はもう大学生になっていて、この先の支出も先が見えた。生活費は資産運用で退職時から目減りせずにやりくりできている。

そこで、今まで事業のネタになるかもしれないと温めてきた色々なアイデアを世の中に公開していくことにした。投資、情報リテラシー、教育、語学学習、会社運営など。ついでに車の改造(趣味)。

こぶり主義というのはこれらに通底する思想として勝手に命名してみた。「量より質」、「節約」、「一人で掌握できる規模の心地よさ」、「環境にやさしい」などの気持ちの集合体だ。経済規模をひたすら拡大していこうとしている資本主義が地球を破滅させないようにするために、対立する思想として世の中に広まっていくことを願う。