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2014年10月23日木曜日

常識が正しいとは限らない

資本主義って、人々が働けば働くほど富裕層がますます豊かになるように出来ている。こんな世の中でも資本主義が正しいと思うのが常識らしい。それは個々の人たちが自分の頭で考えて出した意見という訳ではなく、学校教育やマスコミの意見として刷り込まれたものだ。為政者が自分に都合のいいように常識を作ることはたやすい。

幸いにも、この国では言論の自由があって、為政者の意向に反して資本主義は必ずしも正しいとは限らない事実、江戸時代には人々は平均労働時間が数時間でも楽しく暮らしていたらしいとか、キューバやブータンでは物質的には恵まれなくても満足しているらしいとかいう情報を得ることも出来る。

これらを踏まえて、私は働き過ぎるのは自分のみならず、社会にとっても良くないことだと思うことにした。別に社会制度を変えようとかでなく、自分一人の心がけなんだけど、程々に働いて程々の収入を得るのが一番。だけど、程々に働こうとしたら非正規雇用しかなく、非正規雇用ならフルに働かないと生活費が稼げない程収入が低いという矛盾。そうだったら、普通に正規雇用で働いて早期隠居を目指すのが賢明だろう。こんなことはリストラされるまで考える暇もなかったんだけど。