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半角カタカナを利用する

英語発音のカナ書きで解決していないのが「アクセントの有無の表示」をどうするか、という問題だ。細かな音の違いよりも、正しいアクセントで話した方がよっぽど通じる、という話を良く耳にする。

アクセントのある音節をボールド体にするとか、アクセントの無い音節をイタリック体にするとか、考えて見たけど、そのような文字飾りはテキストファイルからは抜け落ちるし、カナにはイタリック体は無さそうだし、短い単語だとほぼ全部がアクセントのある音節だから、ボールド体ばかりになってしまうし、良い解決策とは言えない。

それで、アクセントの無い音節は半角カタカナで表すのはどうだろうか、と考えて見た。それなら文字コードで区別出来るし、日本語入力の機能には半角カタカナへの変換が備わっている。

しかし、「半角カタカナは使うな」との言い伝えが頭にこびり付いているものだから、それで大丈夫なのか考えて見た。

元々は、半角カタカナは 1 byte (=8bit) のデータでカナを表す仕掛けだった。英数字と記号、それに制御コードを入れても 7 bit あれば足りて、 8bit の空間がまだ半分 (=128文字) 空いているのだから、漢字は無理でも (8 bit目を 0 にすれば制御コードと重なるエリアは避けて利用するから 実際には使えるのは 128 文字よりも少なくて) カナだけなら 何とかそこに押し込められる。

銀行の通帳に印字される文字が未だにカナなのもその当時の名残りである。しかし、欧米の通信システムなど、日本の事情などにはお構いなしに、7bit のデータを扱えれば十分ジャネ…とか言って、残り 1 bit をパリティビットに勝手に使ったりして電子メールシステムで 8 bit のデータは送ると文字化けする可能性があった。

そこで、日本語の電子メールシステムでは 7bit にデータが収まるように漢字コードを変換させてやり取りする規格を作ったのだが、そこに半角カタカナは入れて貰えなかった。それで、「電子メールで半角カタカナは使うな」 という格言が生まれたのだ。

しかし、時代は移り変わり、今や「半角カタカナ」は 1 byte のデータではなく、ユニコードに定義された文字群の一つとなった。だから、こうしてブログの投稿で発音記号の[æ]を問題なく扱えるのと同じく[ハンカクカタカナ]も問題なく扱える訳だ。(電子メールだと問題あるが)

だから、これからは「半角カタカナ」も積極的に使うことにする。全角カタカナへの変換キーには Shift + CapsLock(F14) を割り当てていたので、半角カタカナへの変換キーには Shift + Tab を割り当てて見た。抜群に使いやすい。