昨日、京都に夫婦で行って龍谷ミュージアムでアンコールワットへの道という展示を見てきた。最近アンコールワットのNHKスペシャルを見たばっかりだったし、娘が陸路!で行くと言ってるから関心があったのだ。
最近は美術館や博物館の催しを出掛ける口実にすることが増えている。京都に行くのも気軽になって、引っ越してから生活も明るくなった気がする。行きはJRで昼特きっぷを使って、帰りは阪急の全線切符で。京都駅の地下街で早めのお昼にしてから龍谷ミュージアムに向かう。
龍谷ミュージアムは龍谷大学が西本願寺の目の前に新しく作った施設らしく、我が家のちょっと古い道路地図には載ってなかった。JR京都駅から歩いて行ける距離。放送大学は学割目的で入学した訳ではないとは言え、使えるものは使う。400円割引。
展示は石の仏像が殆どで、その全ての足が壊れていた。恐らく足を破壊して持ち去ったものであろう。心が痛む。
その後、錦市場まで歩いて行く。ちりめん山椒と宇治茶を購入。とある雑貨屋の奥にカフェスペースがあったので、コーヒーとパウンドケーキで休息。お手頃価格で美味しかった。だけど、せっかくなら老舗の喫茶店の雰囲気を味わう方が良かったかも、とも思った。最近の心境の変化。
そして、最後に高島屋で「いづう」の鯖寿司を購入。前回、京都駅のデパ地下で「いづう」の積りで鯖寿司を買ったけど、実は「いづう」では無かったから、そのリベンジなのだ。
その、前回買った鯖寿司は「いづう」では無かったが、とても美味しかった。鯖が肉厚で驚いた。すっかり鯖寿司のファンになった。
家に帰って、夕飯は勿論鯖寿司である。包を開けると昆布で全面が覆われている。その昆布を外すと、中からは普通の鯖寿司が出てきた。美味しかったけど、鯖は肉厚ではなく、拍子抜け。
その「いづう」とは、鯖寿司では最も有名なお店。値段も恐らく最も高い。では、今回「いづう」の鯖寿司を買って後悔したのか、というとそうでもない。それを一度は試さずして他の鯖寿司を評価する訳にはいかないと思うのだ。ケチケチ路線からお金を上手に使おうと意識を変えるように努めるこの頃。
兎に角、我が家の京みやげには鯖寿司が定番となった。で、今度京都に行ったら、錦市場で見かけた「済みません、本日売り切れです。」の鯖寿司を試そうと思ったのだった。