スキップしてメイン コンテンツに移動

パソコンのHDDをSSDに交換

圧力鍋の蓋を洗っていると、スタートバルブという部品から直径数ミリ程のボールが落ちた。バルブ本体のゴムに亀裂が入ったのだ。しょうが無い、新しい部品を買おう。

このスタートバルブは圧力鍋を買ってから一度交換している。パッキン程ではないがこれも消耗品なのである。アマゾンで1,091円。ついでに、フライパンの蓋とSSDとSATA-USB変換ケーブルをこの際買おう。

フライパンは以前使っていた28cmのものに合わせて買ったものだが、26cmのフライパンに買い換えたから大き過ぎるのが気になっていたし、妻が自立型の蓋を欲しがっていたから。アマゾンで2,319円。

SSDも以前から買おうと思っていた所だ。それと交換作業に必要な変換ケーブル。アマゾンで一番の売れ筋という安易な選択でサムスン850 EVOの250GBのものにする。アマゾンで9,433円とケーブルが1,280円。(ついで買いの方が高いけど。)

私のパソコンThinkPad X250の現在のディスク使用量はたったの30GBしかないので120GBの製品でも十分なのだが、250GBでも二千円位高いだけだし、容量の大きい製品の方が同時に複数のchipに書き込めるから書き込み速度が大きいらしい。それにディスクの空き容量が大きい程、chipの同じ場所に書き込む回数を減らせるから、寿命も長いし信頼性も高い。

以前SSDを買った時はフラッシュメモリの元祖、東芝のchipを使った製品にした。しかし、最近の東芝の経営不振が技術面にも悪い影響を与えているようだ。そのサムスンのchipはセルを立体構造としているのが特徴で、もはや東芝にはサムスンに対する技術的優位性は無くなっているように思える。残念な事である。

所で、このサムスンのSSDはTLC (Triple Level Cell)と言って、一つのセルに8通りの電圧を書き込む製品である。2通りの電圧を使うのがSLC (Single Level Cell)、4通りの電圧を使うのがMLC (Multi Level Cell)と呼ばれているが、命名法が滅茶苦茶だ。そもそも、Level というなら、Single じゃなくて Dual だろうから、Bit にして欲しかった。それで、SBC (Single Bit Cell)、DBC (Dual Bit Cell)、TBC (Triple Bit Cell)と呼んで欲しいところだ。

そのTLCはSLCやMLCに比べて耐久性や書き込み速度が劣ると言われてきたけど、近年は遜色が無いらしい。そもそも、8つの電圧を区别出来るほどCell自体も書き込みと読み出し回路の精度も高い訳で、SLCやMLCよりも優秀なのである。その電圧のマージンが小さい故に耐久性などが問題視されていたけど、強力な誤り訂正の機構のお陰でその欠点は克服されたのだ。

さて、品物が届いたのでSSDの箱を開けるとCD-ROMが付いていた。恐らくディスクのコピーを作るソフトだ。X250には光学ドライブは付いてないので妻のパソコンで読み出そうかとも思ったけど、パッケージには詳しくはWebを見よと書いてある。アクセスすると、そこからでもソフトをダウンロード出来るようになっていた。

それを使ってディスクのコピーをSSDに作る。SSDの方がX250のHDDの容量より小さいけど、以前ディスクにパーティションを切ってCドライブを小さくしておいたから大丈夫。それからX250の裏蓋を開けてディスクを交換。


銀色に光っているのが取り出したHDDで、パソコンの左下隅にあるのがSSD。交換作業は娘のスマホのLCD交換に比べれば楽勝だった。

買ってから分かった事だが、このSSDをコントロールする Samsung Magitian というソフトがあってOver Provisioning領域というものの設定ができる。ディスクの使える容量は減るけどこれを設定すると信頼性が向上するというので、どうせディスク容量のちょっとしか使わないのだから推奨値の10%よりも多くして25%に設定してみた。結果、現在のディスク容量は173GBになっていて、それを全てCドライブに割り当てている。

Windows10はディスクがHDDでも遅さを感じさせないように工夫されたOSなので、SSDにしてみても体感速度にはさほど変化がない。だけど可動部分が無くなって完全無音(ファン動作時を除く)で動作し、消費電力も小さくなってバッテリーの持ちが良くなり、衝撃にも強くなって信頼性もあがり、重量も軽くなっているのだ。