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2016年6月6日月曜日

文系科目を理系の目で眺める

前の会社を辞めてから、暇があって新規事業のネタにもなりそうな語学や法律など文系科目の勉強にも手を出した。

それ迄は文系科目は暗記ばかり強いられて苦手だったけど、改めて勉強すると文系科目にもちゃんと理屈があって興味が湧いた。今迄苦手だったのは、単に教え方の問題だったようだ。そして、理系の勉強をしている人なら簡単に分かる事が沢山ある事にも気付いた。

例えば、法律とはコンピュータに於けるプログラムと思えば良い。そうすると、以下の様な対応になる。
  • 行政はCPUに当てはまる。法律というプログラムを解釈して実行する。
  • 官僚はプログラマに当てはまる。法律という言語でプログラミングする。
  • 国会はプログラムの品質検査に当てはまる。法案のデバッグをする。
  • 内閣は商品企画に当てはまる。ユーザー(国民)の声を聞いて要望に合ったプログラムを官僚に書かせる。

例えば、英語の冠詞の a と the の違いはコンピュータのメモリ確保と同じと思えば良い。そうすると、以下の様な対応になる。
  • 新しくメモリを確保する場合は a を使う。
  • 確保されているメモリを示す場合は the を使う。
  • 常識と呼ぶ最初から確保されているメモリがあって、それらはイキナリ the が使える。

頭の中でやっていることがコンピュータの動作に類似するのは当たり前の事だから、言語学を勉強するには情報科学は必要だと思っている。