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2016年6月15日水曜日

Google日本語入力の研究をする

この間、妻のパソコンを触ってみて画面の大きい方が使い易いと思ったから思い切って新しいPCを注文した。英語キーボードは譲れないから、何時ものようにThinkPadでT460sという14インチの製品だ。

今使っているのは12インチの製品で携帯性に優れているが、もっぱら家でしか使っていない私には宝の持ち腐れ。娘が小型の英語キーボードのパソコンを欲しがっていたから貸してあげる事にすれば無駄にはならない、と理由を付けて、このちょっと贅沢な出費の言い訳にする。贅沢と言っても税金・送料込みで110,224円、これでSSDだし、14型の1920x1080 ISPのDisplayだし、メモリは8GBあるし、勿論、英語キーボードのオプションも付けているからお買い得と思う。

それで、貸してあげるのは良いけど、英語キーボードの製品をどうカスタマイズして使うのか記録しておこうと思う。

リソースをいじる

英語キーボードで日本語入力をする為、右AltキーをF13に、CapsLockキーをF14に割当てる話は以前した。Altキーは左右にあるから、一つを別の事に使っても問題ない。CapsLockキーも英大文字を続けて書く場合に便利というだけで、Shiftキーを押しながら入力すれば無くても構わないし、CapsLockキーの押し間違いが無くなるという利点もある。

しかし、今回はCapsLockキーを別のキーに割当てる設定を紹介する。今の私には役には立たないけど、プログラミングで大文字の変数名を入力する時などCapsLockが欲しい事もあるかも知れないから。

その割当てるキーはInsertキーというもので、邪魔者にされているキーの筆頭である。間違ってそれを押すと「通常の文字挿入から上書きモードに変わって困惑する」らしい。通常の挿入モードでも変更範囲を予め選択したり、或いは元の文字を後で削除すれば上書きと同じになるから、このInsertキーが無くて困る事はCapsLockよりも更に少ないと思われる。

ThinkPadの7段キーボードの時代は独立したInsertキーがあったが、今の6段キーボードではFnキーを押しつつEndキーを押す必要があるので間違って押す可能性は減っている。CapsLockキーに割り当てたキーをそれと知らずに押すと困った事になる(知らなくとも再起動すれば直りはするが)けど、このInsertキーに割り当てれば間違って押す可能性は少ないので好都合である。

従って、今の私のパソコンは、右Alt→F13、CapsLock→F14、CapsLock→Insert、とキーを変更してある。

例によって、その設定ファイルをテキストで示す。この部分をコピペでメモ帳に貼り付け、ファイルの拡張子を txt から reg に変更して実行するとキーの割り付けが変更出来る。ファイルの内容の詳しい説明は2015年4月4日投稿の「英語キーボード用の設定」という投稿を参考にして欲しい。

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
"Scancode Map"=hex:\
00,00,00,00,\
00,00,00,00,\
04,00,00,00,\
64,00,38,e0,\
65,00,3a,00,\
3a,00,52,e0,\
00,00,00,00

Google日本語入力の設定

キーを変更しても、それだけでは日本語の入力は出来ない。IMEと呼ばれる日本語入力システムも変更したキーに合わせて設定する必要がある。Windowsパソコンを買えばMS-IMEが標準だが、私は、それより優れたGoogle日本語入力というソフトを無料でダウンロードして使っている。

その設定法を書くに当たって、ちゃんとしたマニュアルを探したけど、Googleにも、その他ネット上でも見つける事は出来なかった。しかし、そこで諦めず、そのシステムを手にしているのだから自分で動作を確認して 内容を纏めることは可能である。そういう態度は理系には当たり前だけど、文系であっても必要だろう。
後日談: Google日本語入力の設定を調べた詳細は[別ページ]に纏める事にして、リンクしておく。最初の投稿記事のその部分は削除しておく。
長くなるので、私流のGoogle日本語入力の具体的な設定については別の投稿に書く。