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洗濯機を買い替えた

少し前に冷蔵庫を買い替えた話を書いたが、実はその少し前に洗濯機も買い替えていた。我が家にとっては初めてのドラム式の洗濯乾燥機で、それについての評価も時間が掛かった。

買い替えの理由

十数年使った縦型洗濯機と、その上部には20年以上使った乾燥機が設置されていた。暫く前から乾燥機が十分熱くならなくなって買い替えの話も出ていたが、カワックという浴室乾燥機もあったのでそれ程困らない状況だったから、そのままにしていた。ところが、洗濯機の方も水が十分に貯まってないのに洗濯を開始するようになった。

乾燥機は温度センサー、洗濯機は水位センサーの故障らしい。やれやれ、もっと単純な作りにしておけば、まだまだ使えるはずだが、などと思っている私とは違い、妻は我慢の限界が来た。

そういえば、電子レンジも温度センサーの故障でオーブンが使えなかったし、掃除機もホースを曲げると一瞬切れるような状態を騙し騙し使っていた。それで、面倒な事を一気に解決すべく、全部纏めて買い替える事にした。

洗濯乾燥機にしてみる

洗濯機も乾燥機も駄目になったという事は、天が 「洗濯乾燥機を買え」 と暗示しているのかも、と考えた。子供達も巣立って洗濯物の量も減ったし、今迄は洗濯機を覗き込むと乾燥機が頭にぶつかったりして邪魔だったし、ドラム式も最近は随分改善されたと聞くので、洗濯乾燥機に的を絞る事にした。

乾燥機能にはヒーター式とヒートポンプ式がある。ヒーター式は電力は食うは冷却水は使うはでちっとも良くないのでヒートポンプ式にしようと思った。…などと検討していると、使うのは私だから私が決める、と妻が主張。後で文句を言われたくないので任せる事にして、一緒に家電量販店に行くことにした。

日立の販売員に捕まる

家電屋に行くと、いち早く日立の販売員(首からIDをぶら下げていたから分かる)が寄ってきた。洗濯乾燥機と掃除機を買いたいと告げると、各社の機種の説明をしてくれる。妻が決定するので私は傍で観察する立場だ。

見ていると、決して他社の製品をけなしてはいないが、上手に自社の製品に誘導する手腕は見事という他ない。結局、どちらも日立の製品を買うことになった。その日はもう疲れて、他の家電品は後日買うことにした。

日立のヒートリサイクル方式

日立の洗濯乾燥機 BD-SG100A はヒートリサイクル式という表示で、その時はヒートポンプ式の事を日立はそう呼ぶのかなと思っていたけど、買ってからそれはヒーター式だと判明した。モーターの排熱なども利用するので従来のヒーター式に較べると半分程度の消費電力になっているらしいが、それでもヒートポンプ式の2倍はある。

しかし、冷却水の問題は日立技術陣の努力で解決している。湿気を帯びた排気を直接排水管に送るという仕掛けを作ったのだ。それで排水トラップの水が無くなるのだが、乾燥後に排水管に水を送って再び排水トラップを水で満たして下水の臭いの逆流を防ぐと言う。

そうすると、ヒートリサイクル式で良かったような気がして来た。それは、ヒートポンプ式には熱交換器が詰まりやすいという弱点がある事を知ったからだ。我が家はカワックもあるから乾燥機能を多用しないし、ヒートポンプ式のような複雑な機構は故障し易い訳だし。

但し、日立の洗濯乾燥機を買った人の評判は必ずしも良くなかった。家中が下水臭くなってすぐ返品したとか。

設置作業はいい加減

家電品はネットで買うことも多いが、大型家電は設置作業があるので量販店で買って設置作業は業者に任せている。上部の乾燥機が無くなり、スッキリして嬉しい。しかし、従来の洗濯機に較べて大きく、前面が飛び出している。業者の人にもう少し下げるように頼んだが、これ以上は出来ないとの返事だ。排水パンから出ていた管が外され、別の排水管が不細工に繋がっている。

業者が帰ってから試運転をしてみると、乾燥を始めた途端に湿気を帯びた排気が排水管から漏れている。妻があわてて電話して聞いてみると、そういうものです、どうしようもありません、との返事に妻は何故か納得していた。…が、その間に私はそれをせっせと直していた。

元の管が外されていたのは、それにカバーがうまく装着出来ないから、だと思った。それを外して製品付属の管に付け替えた訳だが、それを単に排水トラップに突っ込んでいるだけだった。固定されて無いから、排気が漏れるのは当たり前だ。

私は、カバーの管の周りをカッターナイフで削って元の管にピッタリと取り付けた。元の管にはネジ山が付いていて排水トラップの蓋にねじ込む方式なのでガッチリと固定されるから排気が漏れるような事はない。(下の写真)


その後、妻は下水臭いと言っていたが、私の判定では新品特有の臭いで、決して下水の臭いではなかった。最近ではその臭いも治まって、妻からの文句も聞かなくなった。

我が家ではこうしてこの問題について解決したが、設置作業がいい加減だと製品は良いのに駄目の烙印を押されるのでは無かろうか。ネットでの評判が悪いのもこんな事情があると思った。

出来ない訳が無い

設置作業では、もう一つの問題があった。洗濯乾燥機が通路に出っ張るので、少しでも後ろにずらしたい所が、これ以上は出来ないと言われた事。その時の位置は排水パンの前側に接していて、これ以上前には出せないというなら分かるが、後ろに下げられない訳が無いと思った。
そう言えば、業者が取り付けた排水パイプが急角度で曲げられていた事を後で思い出した。確かに、その状態では下げるのは困難だったろう。元の排水管の方が短かったから、私がやり直した事で洗濯機も下げる事が出来た訳だ。
それで、自分で少しづつ後ろに下げていって、現在は 4cm 下げてある。給水管を壁と洗濯乾燥機の間にぶら下げていたけど、もっと下げようと思って洗濯乾燥機より上に出してある。


これでも脱水時の振動を考えて壁とは1.5cm程度の隙間を確保している。


以前の洗濯機は排水パンよりも後ろだったから最初は本当に圧迫感があったけど、4cm下げたお陰でかなり改善した。

設置業者としては、お客の要望通りにしなくても貰える手間賃は一緒だし面倒な事はしたくないのだろう。そういう事情を踏まえ、向こうの言いなりで我慢したり、或いはクレームを付けて何とかやらせるよりも、この程度の事は自分で出来る方が、人生楽しく過ごせるはずだと思う。

ドラム式の良い点悪い点

暫く使っていて気がついた点を纏めてみた。
  • 良い点
    • 乾燥機が無くなってスッキリする。
    • 洗濯中の騒音が以前の洗濯機よりも小さい。
    • 節水型…らしい。
  • 悪い点
    • 洗濯終了後、ドアを開けた時、前面内側の水滴を拭き取る必要がある。
    • 洗濯を止めずに洗濯物を追加出来ない。
    • 乾燥時の騒音が耳障りの高音だし大きい。
    • 洗濯時間が長くなった。(それでも初期のドラム式の半分にはなったらしいが。)
    • 脱水時間も長くなった。
  • 使い方で改善した悪かった点
    • すすぎが不十分→すすぎ回数を増やすように(手作りコースを)設定する。
    • すすぎが不十分2→洗剤を薄めてから洗濯機にセットする。
    • 脱水が不十分→脱水時間を増やすように(手作りコースを)設定する。
    • 脱水が不十分2→洗濯乾燥コースは(なるべく)使わない。(シワ防止の為に少ししか脱水せず…乾燥時間・電力が増大)
こうして見ると欠点も多いが、そういうものだと思うようになって特に大きな不満なく使っている。それよりも、私にとっては風呂掃除のやり方が変わった事の方が大きい。

以前の洗濯機にはバスポンプが付いたが、新しい洗濯機にはバスポンプが無かった。ドラム式は節水だからそれでも良いかと思ったし、シンプルなものが良いという気もあった。

その為、風呂掃除は今迄(私が)洗濯後していたのが、夜に風呂に入った後に(私が)風呂掃除することに我が家のルールを変えたのだ。作業量としては大きな違いは無いが、風呂場の乾燥状態を以前よりも長く出来るので好ましいと思うし、朝やらなくても良い方が1日を有効に使える気がする。