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2014年11月16日日曜日

ねずみ講国家

どうしてこの国の政治は経済成長について一喜一憂し、人口減少におびえているのか?
永遠に成長を続ける訳にはいかないし、人口も多すぎない方が暮らしやすいはずなのだが。
しかし、もう膨大な借金をしているし、人口増加の前提で社会保障制度も作ってしまったから何が何でも成長し続け、人口減少も止めねばならないのだ、というのが政治家の言い分。

これって、問題の先送りではないだろうか。はっきり言ってねずみ講そのもの。未来の世代で必ず行き詰まる。今苦しくてもなんとか持続可能な社会にしないと未来の世代が可哀想。このままではラパ・ヌイ島の悲劇が日本で起きる。

少子化が問題になっているのは社会保障制度の設計がまずかったためで、環境にとっては好ましい出来事だろう。だから無理に増やそうとしない方がいい。持続可能なレベルまで少なくなったら、きっと人口減少は止まると思う。

国の借金はしょうが無いから増税して返そう。財政が行き詰まって大混乱になるよりはマシだと思うから。