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2014年11月9日日曜日

年末調整の書類が届いた

私は会社という存在に必要な事務的作業をどこまで減らせるのかということに興味があり、自分で会社を運営して実験している。そして、このブログでは実際に行った手続きを記録していきたい。

さて、先日税務署から年末調整の書類が送られてきた。

その書類には次の2種類がある。
 1会社から給与を支払っている人に対して記入してもらい会社が保管するもの
 2会社が書いて提出するもの

年末調整って簡単にいうと、会社が給与を支払っている人の所得税の申告を会社が個人に代わって税務署に申告するという制度なのだ。

会社には所得税の源泉徴収をする義務が課せられていて、給与の額から計算される税額を決めて給与から控除して税務署に収める。そして、さらに国は会社に、給与を支払っている人が確定申告する代わりにその人の所得税額を計算し、その年に徴収してきた源泉徴収額との差額をその年最後の給与の源泉徴収で精算するという義務を課している。
その為に、各給与受給者は会社に対して自分のプライバシーである家族の生年月日や配偶者の所得や生命保険料や住宅ローン額を教える羽目になる。
国はこの制度を介して国民を社畜にしたいらしい。また住宅はローンで買え、生命保険には入れ、配偶者はパートで働けとも言いたいようだ。

さて、実際の事務作業だが、会社=私=全ての給与受給者という事情があるため、1の書類は1月の給料日の前日がリミット、2の書類は1月末がリミットなので、例年来年になるまで何もしない(封筒すら開けない)のだ。

又、実際の作業をしたら報告したい。