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職業訓練で起業を学ぶ

退職は会社都合の扱いだったから、待機期間なく失業保険が貰えた。当時は起業準備中の人は失業保険は貰えないことになっていたが、私の場合は具体的には何も決まってなかったから違法ではなかろう。何せ失業保険の受給中に受けられる職業訓練の中に起業コースがあったのだから。

その起業コースは、ある資格予備校の校舎で3ヶ月間にわたって経営の基礎を学ぶ。複式簿記、会計、マーケティング、雇用など、短い期間だったが充実した内容だった。大学の経営学部とか商学部などで教えているのと同じ内容ではないだろうか。

ここで学んだ仲間は私を含めて15人いた。職業訓練中に受給が終わる人も訓練が終わるまで受給が延長されるため、それを目当てに起業が本心ではない人もいたかもしれないが、未だに年賀状を送ってくれる2人は現在自分の会社を持っている。私を含めて3人以上は少なくとも再就職しないで10年以上過ごしている。かなりの成功率ではないだろうか。

私が弁理士資格を取ろうと思ったのもこの校舎でパンフレットを見たのがきっかけだった。雇用保険から受講費用の補助が出ることも決断の後押しをした。合格には至らなかったのだが、法学の基礎は十分身についたから元は取れたと思っている。