成功しない理由は私の目には明白だ。少しでも英語発音に近づけるべく、特殊なカナを作ってみたり、カナを沢山費やしたりして、見た目にもウザったいし、それをどうやってキーボードで入力するのか全く考えていないから、使ってもらえる訳がない。
しかし、カナで英語発音を表す事は日本語を母語とする人が英語を学習する上でとても大事な事だと思う。日本語を母語として育ったら、もはやカナでしか発音を覚える手段がないからである、というのが私の意見だから。
だが、覚えたカナの通りに発音する訳ではなく、このカナは英語ではこう発音するという規則も同時にマスターしておく。丁度、旧仮名遣いで「つかひ」は「つかい」と読むのと同じでせう。
異なる英語発音は、異なるカナで表される、という原則が一番大事で、そのために英語発音と一番似ているカナが割当られなくても仕方がない。そして、その原則が守られる限り、規則的に簡潔にカナを割当てるようにする。
規則的なのだから、それはローマ字変換テーブルに盛り込んで、誰でもキーボードから簡単に入力出来る。
規則的とは、発音記号を規則的にキーボードに入力出来る、という事である。しかし、その為に日本語の入力が犠牲になってはならぬ。従来の日本語入力はそのままで、英語発音に含まれる全ての発音記号を以下の表の通り迷うことなくアルファベットで入力すれば、規則的にカナ表現が出来る。これらの条件を満たした新しいローマ字変換テーブルは、現在試用中である。
ローマ字の日本語入力は 日本式(訓令式とはダ行とヂャ行とワ行が異なる)とヘボン式の両方に対応させてある。英語発音は英式を手本とする。閉音節の"o"の発音が米式よりも「オ」に近いから日本語話者には米式よりも有利だろう。
後日談: [英語のカタカナ表現] というページに纏めた情報は削除する。変更する情報があった場合に、変更箇所を一元化したいからである。
新しいカナ表現の革新的な所は、英語の母音は6種類あるという私の理論に基づき、あ段、い段、う段、え段、お段、えぁ段 という仕切りを作ったこと、th とその濁音、sh の濁音、r の音を 例え聞き分け不能であっても書き分けるようにしたこと。
キーに関しては、あ → a 、い → i 、う → u 、え → e 、お → o 、に加えて、えぁ → q 、あぁ → qq 、あぉ → qo を割り当てた。アルファベットの q は、音価としては [k] に当たるのけど、それには k を割り当てているから、q は余っているし、字の形が a に似ていて、かつキーボード上で a にも近いのが気に入っている。(「えぁ」の発音は英語の綴り上は a に当たる。)
紅茶の事を昔は「チー」と発音していたのに最近は誰でも「ティ」と発音出来るようになったのは書き分ける努力をしていたから、と信じている。国を挙げて英語教育に励む気なら、英語音のカナ表現について国語学者や言語学者はもっと研究すべきである。
キーに関しては、あ → a 、い → i 、う → u 、え → e 、お → o 、に加えて、えぁ → q 、あぁ → qq 、あぉ → qo を割り当てた。アルファベットの q は、音価としては [k] に当たるのけど、それには k を割り当てているから、q は余っているし、字の形が a に似ていて、かつキーボード上で a にも近いのが気に入っている。(「えぁ」の発音は英語の綴り上は a に当たる。)
紅茶の事を昔は「チー」と発音していたのに最近は誰でも「ティ」と発音出来るようになったのは書き分ける努力をしていたから、と信じている。国を挙げて英語教育に励む気なら、英語音のカナ表現について国語学者や言語学者はもっと研究すべきである。
さて、そうして得られたカナ表現から逆に発音記号が正しく再生されるのかを検証しなければならないのだが、それにはGlobishの1500語を実際に使って確かめようと考えている。