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2015年3月2日月曜日

娘の振り袖姿を撮り終えた

娘の成人式に向けて、振り袖のカタログがもう半年も前から何回も届けられている。出処の一つは娘が通っている大学の生協から、もう一つはどこからウチの住所を知ったのか不明。昔やっていたベネッセの通信教育から漏れたのかもしれないけど。

そういう所で振り袖を買ったりレンタルすれば写真撮影もセットになっているらしい。一見お得な様に見えるけど、そういう写真は着物のオマケ程度ではないのか、と想像する。ウチは妻が着た振り袖を娘が着る事にしたので、そんなカタログはチラッと見てから捨ててるけど。

今日、出向いたのは個人でやっている写真スタジオ。妻が色々調べたけど、家の近所の写真館で良さそうな所を見つけられなかったので、はるばる神戸元町まで足を伸ばし、下見もして決めてきた。父である私のミッションは娘と妻の写真スタジオへの送迎である。振り袖に小物にと荷物が多いのでアルト君が活躍する。

朝、10時の約束だったが、遅刻しないように早めに出かけたので15分早めにスタート。メイクさん1名、着付けさん1名、撮影さん1名、ボス(も撮影)1名の合計4名という贅沢な体制で進んでいく。全員女性。

ところで、妻は髪に飾る生花について、近所の花屋では目ぼしいものを見つけられずに悩んでいた。しかし、昨日、野菜を買いに出かけた産地直送の店でも花を売っていて、まあこれでいいか、と買って持ってきていた。それが、撮影さんは元花屋さんで花の扱いは慣れたもの。持参した花束をたちまち花飾りに仕立ててくれた。

着物は正に娘にピッタリだったし、保管が上手だと褒められた。妻の振り袖姿の写真で知っている色よりも娘が実際に着ている色の方が落ち着いた色だと感じた。普段は妻と娘が似ていると思う事は無いのだが、撮影中に見せる笑顔は妻に良く似ていると思った。

こうして、無事に撮影が終わった。所要時間3時間位。この贅沢で丁寧な仕事に対してお金を使えた事が嬉しかった。娘は振り袖を着たまま家まで帰り、家の前で記念撮影してから元の姿へと。


今、テーブルの上には髪飾りに使った花が飾られている。記念に撮影してみた。