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グロービッシュの研究

図書館にグロービッシュの本があったので借りてきた。グロービッシュとは、Global English からの造語で、英語から難しい単語や慣用表現を除いたものである。

英語をコミュニケーションの道具とするにしても、英語を母語とする者達と同じ土俵でやりたいのなら膨大な時間を英語の勉強に費やさばならない。一方、グロービッシュの勉強には終りがある。単語数も限りがあるし、難しい文法も使わない。英語を母語とする者達にはグロービッシュの土俵に降りてきて貰えば良いのだ。

まあ、こんな考えは昔から幾度と発表されていて、また実際に使われている。例えば、私が今使っている電子辞書にも入っている、OALD (Oxford Advanced Learner's Dictionary of Current English)では語彙の説明を 3,000語の範囲内でしている、という話だ。

それで、グロービッシュの単語数は 1,500語である。これなら全部覚えてみようかという気にもなる。まあ、殆どの単語は既に知っているはずだし。また、これなら発音に関する規則がどの程度成り立っているのか実際に調べてみる気にもなる。

因みに、綴りが gi と ge で発音が「が行」の単語が幾つあるのか調べてみたら、全部で12語あった。
anger  begin  finger  forget  forgive  get
gift  give  girl  hunger  target  together
それら全てがゲルマン系の単語である、というのが私の説だったのだが、実は一つだけ仏語由来のものがあった。どれかお分かりか?

答えは、target である。超基本単語の get と同じ綴りの部分を「ゲット」と読まずには居られなかったのでは? というのが原則から外れた理由ではないか、と思っている。

単語に数字がない、月の名前がない、曜日の名前もない

さて、この 1,500語を眺めていると超基本的な単語なのにリストに含まれていないことに気がついた。これは一体どうしたことだろう。旅行英語で(そして、ビジネスでも)最も必要なのは、金額、時間、場所、を示す単語だと私は思っている。数字、月、曜日の単語が無ければ、その内の金額と時間が示せないではないか。

これらの単語をグロービッシュに加えてみる。0 から 19 迄で 20語、20 から 90 迄で 8語、百と千と百万と十億と兆で 5語、月の名前で 12語、曜日の名前で 7語、合計 52語を追加。(序数の first second third は存在)

まだ、これがないと絶対におかしいという単語があるかもしれないけど、今回はここ迄。