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2社のリコール社告の違い

今朝の日経新聞にはパナソニックと東芝のリコール社告が仲良く上下に並んで掲載されていた。どちらもノートパソコンのバッテリーパックの交換・回収に関しての情報だが、似ているようでこの2社の社告は大きく違っていて面白いと思ったのでブログに取り上げる事にした。

その挨拶文が東芝は上から目線なのに対してパナソニックはパソコンの使用者の目線で書かれているのだ。

まず、東芝の文面はパナソニックの文面よりも長く、小さい字で書かれていて読みにくい。同じ内容の一文を取り出すと、こんなに違う。

パナソニック
対象バッテリーパックにつきましては、事故防止のため無料で交換・回収させていただきます。
東芝
当社は、当該ロットのバッテリーパックの交換・回収プログラムを実施いたします。
東芝のいう交換・回収プログラムとは一体何か、その詳細は社告を隈無く見たが書いて無かった。これが無料なのかも不明だった。そして、この挨拶文は日本語として不完全である。パソコンの使用者に対して対象であるか確認しろとの依頼こそあるが、それっきりである。

尤も、対象であるか確認するためにはネット上でフォームに部品番号とシリアル番号を記入する必要があるから、そのフォームに対象である場合にパソコンの使用者に対してどうして欲しいのかが書かれているはずだ、とは推測するが。

そして、パナソニックの挨拶文にはしっかり書いてあるお詫びの言葉は東芝の挨拶文にはないが、余計な事は書いてある。
…当社製ノートパソコンに搭載されたバッテリーパック【パナソニック株式会社にて製造】の一部ロットにおいて不具合があり…
一方、パナソニックの方はリコール社告の情報だけでバッテリーパックが対象品であるかどうかが確認でき、対象の場合はバッテリーパックを取り外し連絡して欲しい旨がきちんと書かれている。

どちらの社告がパソコンの使用者にとって親切で好感が持てるのかは明らかだ。