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日経 日曜に考える ギリシャ問題

今日は日曜日。日経新聞にとっては株価の欄というお手軽なデータで紙面を埋めることが出来ない大変な日(月曜もそうだけど)。しかし、読者にとっては一週間の内で最も紙面が充実している日。

無駄な紙面がないので 美術・文芸欄も充実しているけど、「日曜に考える」という紙面が好きだ。今日は合計で7ページあった。その記事の中でもギリシャ問題に注目。

かのチプラス首相は、今度は9月20日に総選挙をやるらしい。これも国民を動かす為にやろうとしている重要な儀式なのだろう。チプラスは反緊縮を唱えていても結局は緊縮財政をやっているんだけど、そのステップを踏まずに緊縮財政を受け入れた今迄のボンクラ政治家とはひと味違う。

チプラスよ、やるじゃないか…と私は感じていたけど、今迄の新聞のチプラス首相に対する評価は芳しいものではなかったと思う。しかし、今日の記事では、「チプラス氏、意外と策士」との評価をする東大特任講師のインタビューが載っていて嬉しかった。
いつも外国のせいにするのがギリシャの国民性だ。それを自分たちで決めさせることで、文句を言わせないようにした。ギリシャ語でノーを意味する『オヒ(OXI)』に投票しろというのもうまいやり方だ。第2次大戦でイタリアがギリシャに無条件降伏を迫った時も、当時の首相は『オヒ』を掲げて戦った。ギリシャ人にとって特別な言葉で、自尊心をくすぐった
他にも駐日ギリシャ大使のインタビューも載っていて、また一つ勉強になった。ギリシャ人が怠け者という「ギリシャ神話」を信じないで欲しいと。

ギリシャ問題に注目しているのは、日本が財政破綻した時にどう対処するべきかという切実な問題意識からだけど、私もギリシャの立ち直りの手助けが出来るように応援していきたい。