そのパスポートは銀行の貸し金庫にあるので、そのついでに会社の代表印も出してきた。これで年末から溜まっていた提出物を片付けられる。貸し金庫は、まだ勤め人だった頃に家族を伴い米国への長期出張する際に留守中の貴重品を預けるために借りてからずっと使っている。銀行の営業時間しか使えないし、銀行員に開けて貰う必要があるのは不便だけど、そこに安心感がある。
それで少しやる気になって今日は所得税徴収高計算書をe-Taxで税務署に提出することにした。源泉所得税がなくても翌月10日までに提出(年12回)する必要があるが、納期の特例制度(支給人員9人以下の会社なら使える)の承認を受けると1月分から6月分は7月10日までに、7月分から12月分は1月20日までに提出(年2回)するだけで良い。
そう言えばパソコンのハードディスクをSSDにしてからまだe-Taxのソフトをインストールしてなかった。実はe-Taxには2種類あって、Web版といってインストール不要なものもある。所得税徴収高計算書はWeb版で提出しても良いのだけど、法人税申告書はWeb版では出来ないので結局はインストールすることになるので、この際やっておく。

黒いファイルケースの下には溜まっている提出書類の封筒。処理すれば捨てて無くなるけど。あと個人の物だけど、会社の用にしか使ってないカードリーダーと住基カード。住基カードには電子証明書が入っている。e-Taxの電子署名では法人の電子証明書以外に法人代表者の個人の電子証明書でも使えるのだ。公的個人認証サービスを使えば3年で500円。(法人の電子証明書はめっちゃ高い)
日本で一番こぶりな会社だと思う。