スキップしてメイン コンテンツに移動

ケチケチ病の治療

一昨日は京都に夫婦で行った。森見登美彦の小説「聖なる怠け者の冒険」に出てくる、寺町通りのスマート珈琲店でタマゴサンドを食べに行く事にしたから。ケチケチ病の治療の第一歩。

今迄、必要な事にはお金を惜しまなかった積りだけど、やりたい事を無意識の内にお金が掛かりそうだから不必要な事に分類する癖が付いている気がする。これからは空想で楽しんで終わっていた事も実現可能ならやってみるようにしよう。

それで、金券屋で京都までの切符を買った。行きは神戸三宮から阪急の全線切符で。本当は特殊乗車券と言う株主優待券で、阪急のどの駅から乗ってどの駅で降りるのか自由な切符だから、遠くの駅まで乗る時はオトク。

途中、阪急京都線と新幹線が並行している区間がある。つい、新幹線の開業前に当時の国鉄に頼んで阪急京都線の工事の間だけ阪急電車が新幹線の線路の上を走った事があるよって話を妻にする。阪急河原町駅からはお店まで歩いて行く。途中、錦市場で黒豆煮と浅草海苔を買う。どちらもお買い得品。寺町通りは妻が気に入った模様。又、娘と来たいと言う。

実は、お店で知人夫婦と待ち合わせしていた。職業訓練で知り合って事業家になった人で、このブログの愛読者でもある。話のネタに下北沢でゲットした古着のセーターを着て行った。

この店のことは小説で初めて知ったけど、ネットで調べると、とても人気があっていつも混んでいるらしい。時間が早かったので幸い4人の席が空いていた。店のレトロな雰囲気がいい。噂のタマゴサンドは美味しかった。フレンチトーストとホットケーキも人気メニューらしいので又の機会に食べてみたい。お勘定も上手く払えた。ケチケチ病もやや改善。

この後、知人の店などを巡ってから別の喫茶店へ。知人の息子さん(保育園に行ってる)は我が息子の幼い頃と性格がよく似ているらしい。無事に小学校でやっていけるのか心配だったけど無事に育ったなどと子育ての話題になる。私がトイレに行っている間に先方は支払いを済ませる。ケチケチ病改善出来ず。

帰りは京都駅まで車で送ってもらう。JRの時間制限無しの切符を買っていたが、昼特切符でも使える時間だったのがちょっと悔しい。デパ地下で炙り鯖寿司と湯葉の包み揚げを買う。奮発した積りだが、炙り鯖寿司はお買い得品。

今迄は京都に行ったら神社仏閣巡りで慌ただしくしていたが、折角だからあれもこれもって駆け回ると、かえって見落とす事がある。この日は街の散歩でゆったりと過ごせて良かった。こんなお金の使い方をこれから目指そう。私は乗り物やインテリアにも興味があるからね。まだまだ金額的には小さいけれど、方向性は正しいはず。だけど、同じ目的を達成するのに一番安いやり方をつい探してしまうのは殆ど趣味と言える。もうこれは治す必要ないと思う。

それより、これは知人にも言われたことだけど、お金を使うのにもう限られた時間しかないって事を自覚しておかねば。ケチケチ病は使い残すのも惜しがるはずだから、きっと上手く使えるだろう。