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2015年2月4日水曜日

日経 夕刊に朝刊と全く同じ記事

私は日経新聞の読者である。これまでも日経の記事については何度かブログで取り上げた。これからも良い記事、悪い記事、色々取り上げて感想を述べていきたい。それが日経に伝わって、より良い新聞になったらいいなと思っている。残念ながら、今回は日経に対して苦情を言う。

昨日(2月3日)、日経新聞の朝刊(13版) 35面に、海遊館株 近鉄に売却 という記事が載っていた。そして、それと全く同じ記事が夕刊(1版) 15面にも載っていたのだ。

実は、夕刊に朝刊と全く同じ記事が載っていたことは、これまで何回もあった。ブログを書くようになってから、又そのような事が起きたら書こうと思っていた。

新聞の定期購読は朝夕刊のセットか朝刊のみのどちらかで売られている。つまり夕刊のみの読者は存在しない。だから、朝刊に載せた記事を夕刊にも載せるのは読者にとっては意味が無いどころか、何か追加の情報でもあるのかと思って読んだ読者の時間を無駄にしてしまう悪事なのだ。新鮮なネタだと思って読んでみたら古いネタだった。言ってみれば、料亭で前の客が食べ残した刺し身を次のお客に出すようなものだ。

逆のパターンもある。夕刊と同じ記事が翌朝の朝刊に載る場合。夕刊が第一報で翌朝が詳報なら分かる。でも全く同じ記事なら、やはりダメだ。それだったら夕刊に載せる必要はなかった。

さて、今回のケース。記事は全く同じだが、夕刊には更に海遊館の場所を印した地図が2枚追加されていた。これは、夕刊のスペースが余り、海遊館の記事で埋めたものの、まだ余白があったので地図をオマケした、としか考えられないだろう。読者を馬鹿になさるな。スペースがどうしても埋まらないなら「余白が出来て済みません。」とでも書く方が増しだ。