WindowsXPのサポートが終わって程なく、自分用のThinkPad R50(12年前の製品)が動かなくなった。去年の申告もこれでやっていたのに。しかし、良い物を買って大事に使うのが方針とは言え、流石にここまで古い製品を修理するわけには行かない。もし修理が出来たとしても、その修理代金で性能が何倍にも向上した新製品が買えてしまうから。
全く、デジタル機器の買い方は難しい。自分の方針には合わないけど、高い製品を長く使うよりも安い製品を買い換えて行く方が良いとも言われる。その点、デスクトップ型のパソコンは部品が標準化されていて素晴らしい。ケース、電源、マザーボード、CPU、メモリ、悪い部分だけ交換すればいい。だけど、場所の問題もあって、買うのはいつもノートパソコンだ。それもディスプレイとキーボードが良い物。CPUは程々の能力でも十分。
今ブログを書くのに使っているパソコンは妻用のThinkPad T410i(5年前の製品)。妻から最近遅くなって使いづらいって言われたので、メモリを増設し、HDDをSSDに変え、Windows7をチューニングし、Google日本語入力にしたらすごく快適になった。それで、私がブログを書く時はこの頃いつも借りて使っている。
他にDell mini12(6年前の製品)という非力な(でも高速化前の妻パソコンよりは速かった)パソコンもあって、今も(妻がパソコンを使っている時に)Webを見たり、パソコンを2台並べて仕事する(前年の申告書の表示させながら、e-Taxを使うとか)場合に使っているけど。
しかし、パソコンは英語キーボードのものしか買いたくない。今迄買ったのも全て英語キーボードの製品。最近Dellは英語キーボードを選択出来なくなったので、Windowsパソコンでは今やThinkPadしか選べない。
何でこう次々と英語キーボードのパソコンが無くなって行くのか不思議だ。そのThinkPadにしても以前は日本語キーボードと同じ値段で買えたのに、今は追加の費用がかかる。ひょっとして、どこかの役所が圧力をかけていたりして。
しかし、グローバル教育を進めている今こそ、英語キーボードの普及に向けて役所が音頭を取るべきだ。日本語はローマ字入力で何の問題もないし、今や殆どの人がローマ字入力だろう。日本語キーボードは記号の位置が英語キーボードと異なる。なぜわざわざ位置を変えたのか全く理解出来ないが、これが非常に迷惑なのだ。少なくともITに強い人材が欲しいのなら英語キーボードを使って教育して欲しい。日本以外のほぼ世界中のキーボードのキー配置は英語キーボードが基準である。
ところで、ThinkPadのキーボードは質が良くて評判が良かった。特に7段キーボードと呼ばれているタイプが人気だった。今ブログを書いているこのパソコンもそうだ。ところが、最近6段キーボードに変更され、それから僅かな期間で5段キーボードへと変更された。最後に減った1段の分はタッチパネルに代えられた。更に、クリックボタンがタッチパッドと一体化するという大変更。
このユーザーインターフェイスを勝手に変えるという暴挙に対し、ユーザーの評価は最悪だった。それで、最新型のThinkPadを買おうかなと思っていた私も二の足を踏んでいた。それとも英語キーボードの中古ThinkPadを探そうかと。ところが、今度発表された新型ThinkPadは6段キーボードに戻されたのだ。それで新型を買う気になって、いつ買えるかと、lenovoのサイトを時々見に行く。
そして、面白いものを発見。ヨガ文字という、YOGAという製品の宣伝の為に作られたプロジェクト。これは凄い。CGで文字を作るんだけど、その元データは実際に人間が身体を曲げ、三次元のデータとした上で、好きなキャラクターに文字のポーズを取らせる動画を作るという手の込んだもの。どうでもいい事を真剣にやる所が好きだ。
それで自分も「COBLI」という文字を書かせて見た。キャラクターはSumo Wrestlerというシュールなのも気になったが、Stick Humanにした。CGで曲面を描くと荒いから直線的な方が合うかなと思って。妻はNinjyaが気に入ったと言っていたけど。このブログ初の動画だ(但し、音は無いらしい)。